明るい陽気なクラシック音楽入門!お祭り騒ぎで楽しいおすすめ名曲!vol.22
2017/09/27
最初は右も左も分からなかったド素人が毎回3曲だけ、それも5分程度の短い名曲を聴きながらクラシック名曲のレパートリーを増やしていくシリーズ!
「つまみ食い式クラシック音楽入門」今回で第22回です^^
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今日は、お祭りに焦点を絞って、とにかく明るい陽気な楽しいクラシック名曲をご紹介!
特に1曲目、お祭り騒ぎが超おもしろいですよー!
チャレンジして聴いてみよう!
レスピーギ作曲/交響詩「ローマの祭り」より「主顕祭」
引用:近畿大学吹奏楽部 第50回定期演奏会「ローマの祭り 4.主顕祭」https://www.youtube.com/watch?v=9XObZEE3lgw
以前にご紹介した「ローマの松」より「アッピア街道の松」
ダイナミックで豪快な音楽でしたね。
レスピーギは、ローマにまつわる交響詩を3曲作曲しており、「ローマ3部作」として、どれもが名曲として人気が有ります。
特に「ローマの松」と「ローマの祭」は、オーケストラがガンガン鳴りまくりの迫力ある大絵巻で、聴き応えたっぷり!
この「ローマの祭」では、お祭りのいろんな情景を音楽で描写していて、酔っ払いがフラフラしてるシーン!まで登場しますよ^^
聴けばすぐ分かる!「あっこれだ!」ってね^^
ではどうぞ、酔っ払いを探して下さいね(笑)。一発目で見つけたら、あなたはもうクラシック通ですよ(笑)。
知ってる人は知っています。「祭」と「酔っ払い」、この二言で何の曲か一発で言い当てますよ。
それが通ってもんです(自慢!)
ドヴォルザーク作曲/序曲「謝肉祭」
引用:P・ヤルヴィ×ロイフィル序曲「謝肉祭」 0001/TIMU2251/https://www.youtube.com/watch?v=kecPiRi63S4
クラシック音楽入門の栄えある第1回でご紹介しました、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」
第2楽章の永遠なる哀愁と悲哀は如何でしたか?何度聴いても、何百回聴いても、エンドレスに聴いても、やっぱり泣けてきます。。

ウルウルになって在りし日の想い出を回想してしまいます。
そんな新世界交響曲・第2楽章とは全然違って、この「謝肉祭」は冒頭から勢いよくスタート!
タイトルが祭りですから、とにかく楽しい愉快な雰囲気いっぱい!なんだかウキウキしてくる感じです。
途中で穏やかなのんびりムードがはさまって、また勢いよく最後まで突っ走ります!
演奏会の最初に取り上げられる曲ですが、ドボルザークの場合には、交響曲第8番・第9番や、チェロ協奏曲、スラヴ舞曲があまりにも有名なため、たまに演奏会に登場するから、という感じです。
サン=サーンス作曲/組曲「動物の謝肉祭」より「白鳥」
引用:組曲「動物の謝肉祭」より”白鳥”(サンサーンス)/IBSKyoto/https://www.youtube.com/watch?v=JdS1zGNn77w
フランスの大作曲家サンサーンスの代表作のひとつ。とりわけこの、「白鳥」は、チェロの独奏用として頻繁に演奏されています。
伸びやかで艶の有るチェロが奏でる優雅な音楽が、白鳥を上手く描いていて素晴らしいです。

この動物の謝肉祭は、14曲の組曲からなっており、「亀」「ロバ」「像」「カンガルー」等々いろんな動物が登場します。
亀とか像は、だいたい音楽のイメージが想像出来ますが、白鳥ってやっぱ「優雅で美しい」イメージですよね。
そのとおりの音楽に仕上げているのが、天才サンサーンスなのであります。やっぱり、天の才能は全てにおいて違うんですよねぇ。。
はぁー。。。
今回は、明るい陽気なクラシック音楽入門ですが、3曲目はしっとりと穏やかに美しく終わります。