花粉症2019!今年はいつ頃から対策すればいいのか?
2019/02/27
毎年、花粉の時期になると「なんだか鼻がムズムズして目がショボショボするけど、きっとカゼだよね!」という、必死すぎる自己暗示ツイートをする友達が何人か出ますが、今年はもう2人出現しました。
いよいよ花粉症の季節がやってきますね。
止まらない鼻水やくしゃみ、目のかゆみに悩まされると思うと正直ゾッとします。
そんな花粉症、今年はいつ頃から始まる見込みなのか調べてみました!
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目次
2019年の花粉はいつから?
「日本気象協会」の発表によると、本年2019年のスギ花粉は早い地域は九州や中国四国、そして東海地方の一部地域で2月の上旬から花粉シーズンが始まる見込み。また関東甲信地方は2月の中旬から花粉シーズン突入とのことです。
全国的には、例年並みだそうです。また今年も、目のかゆみやくしゃみの連発に悩まされるかと思うと、ちょっとウンザリ。。
スギ花粉は、飛散が始まったと認められる以前から既に飛び始めるようなので、花粉対策は1月にはもう始める必要があるようですよ!
今年の2月~3月の気温はおよそ平年並みとの予報なので、スギやヒノキ花粉の飛散時期も例年と同じく2月下旬~3月中旬になる見込みのようです。
スギ以外の花粉が飛散する時期は?
症状を起こす人の多い花粉は、スギのほかに、ヒノキ・イネ科・ブタクサ属・ヨモギ属とあります。それぞれの花粉が飛ぶ時期は、以下がおおよその目安です。
- スギ:2月~3月
- ヒノキ:3月~4月
- イネ科:5月~6月
- ブタクサ属:8月末~9月
- ヨモギ属:9月
スギ花粉のピークが終わると、次はヒノキ花粉です。
ただ、ヒノキ花粉の飛散量はスギに比べると少なく、今年もはっきりとしたピークは無い程度だとの予想です。
また、ゴールデンウィーク頃にはイネ科の花粉が飛散します。
自分がどの花粉で発症するか不明な人は、毎年いつ頃に症状が出ているかで、どの植物の花粉に反応しているのかを見当つけてください。
花粉症のメカニズムを知ろう
花粉症対策をするために、まずは発祥のメカニズムをおさえましょう!花粉症薬のCMなどを見ていると、分かりやすい図解が出たりしてご存じの方も多いと思いますが、花粉自体は本来は人の体に悪いものではなかったんです。
ただ、花粉が体内に入ったときに「ヤバいものが入ってきた!」と免疫が反応してしまい、花粉に対する抗体を作ってしまうことがあります。
いったん抗体ができると、次に花粉が体内に侵入したときに「一斉攻撃!」と飛びかかってしまうんですね。
「悪いもの」と思っている花粉を体から追い出そうとして、くしゃみや鼻水などの「追い出し機能」を働かせるわけです。
これが、花粉症のメカニズムです。花粉を出す植物にもちろん悪気はないし、それを悪ものだと勘違いして自身を守ろうとしてくれる身体も悪くないんです。
花粉症対策には飛ぶ前からの「初期療法」がおすすめ!
近年、花粉症対策の「初期療法」が人気の治療になっているようです。通常の病気の場合には症状が出てから治療をするんですが、花粉症の場合には「予防」としての治療をしていいってことに
なってるんですよ。
「初期療法」のメリットは
- 症状が軽くなる
- 症状が出る期間が短くなる
- ひどい時期に服用する薬の量を減らせる
素晴らしい利点ですね。
この「初期療法」、花粉が飛ぶ2週間程度前から服薬スタートなので、今からなら間に合います!
そして、ヒノキなどのスギ花粉以降に飛び始める花粉症にも間に合いますね。花粉症にお悩みの方は、早めに病院に行かれてくださいね^^
初期療法以外の花粉症対策は?
私の友達のように「きっとカゼだよね!」と誤魔化して結局つらい思いをするよりは、素直に花粉症を認めて病院で治療してもらったほうが、ずっと身体が落ち着くと思います。自分が花粉症かどうかを判断する場合のチェックポイントをいくつかあげます。
- くしゃみが1日中出る。連続で出る
- 水っぽい鼻水がずーっと治らず出続ける
- 息ができないレベルの鼻づまりがずっと続く
- 両方の目がものすごくかゆい
- 目が充血する、涙が出る
これらの症状が出ていたら、それは風邪でなく花粉症の可能性が高いです。
症状がひどい場合には、症状の出ている部位の専門医に見てもらうのが正確で安心ですね。
目がかゆい場合は眼科、鼻水やくしゃみの場合は耳鼻咽喉科です。
「これもう絶対花粉症だから!」と自信がある?場合は、内科かアレルギー科に行きましょう。
花粉症の治療には、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬が使われます。これが花粉症の人の悩みのタネで、眠くなったり頭がぼーっとしたりするんですよね。
でも、最近は眠気が少ない第2世代の抗ヒスタミン薬も出ているので、受診したときにお医者さんに相談してみる事をおすすめします。
「市販の花粉対策グッズ」オススメは?
病院でプロに処方してもらう薬のほかに、花粉症対策として用意しておきたいグッズをいくつかご紹介します!◆甜茶(てんちゃ)
こちらも予防薬と同じで、花粉が飛ぶ2週間程度前から飲み始めると効果があるといわれています。医学的見地からも、甜茶はアレルギーに効くと証明されているので、花粉シーズンのお供にぜひ!
◆鼻の中に塗るクリーム&鼻洗浄液
鼻の入り口に塗って花粉をブロックするという画期的なクリームもありますよ!鼻洗浄液でいったんスッキリさせてから、ブロッククリームを塗るという2段構えがオススメ!
◆鼻の中にはめるマスク
鼻に差し込んで使うマスク。目立たない作りになっているので、違和感なく昼間も使えます。鼻の穴にピッタリはまるので効果は抜群!
症状が重い人は、本当にしんどくてつらい花粉症。花粉症対策は完璧にして、できるだけ快適に毎日を過ごせるようにしたいものです。