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半夏生にタコや鯖(サバ)を食べる意味とは?2018半夏生の由来!

      2018/06/24

さて、「半夏生」という言葉をご存知ですか?関西地区では、梅雨明け頃になるとスーパーや魚屋さんなどでよく見かける「半夏生」。

そもそも半夏生(はんげしょう)って一体どんな意味なんでしょうか?一般的には、あまり馴染みがなく聞き慣れない言葉かもしれませんね。

そこで今回は、「半夏生」についての由来や意味について分かりやすくまとめてみました!


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【半夏生】とは一体何か?

一言で簡単に言ってしまうならば、昔の人が表現した季節の名前の一つです。日本では、1年を24等分して、その節目節目に名前が付けられました。

有名なところでは、やっぱりこれ「春分・夏至・秋分・冬至」。日本では、もっとも有名な季節を表す言葉ですね^^


またそれとは別に、季節の移り変わりを表す言葉もあり、これは【雑節(ざっせつ)】と呼ばれています。


たとえば、「節分や八十八夜・彼岸・土用」等々が雑節に当たります。そして、その中の一つとして「半夏生」があるのです。


ちなみに半夏生は、「梅雨の終わりごろの時期」を言い表しています。それにしても、日本の四季には、いろいろな名前がついているのですね^^

季節を漢字で表す日本古来のしきたりには、やはり日本人独特の優雅な世界観を感じますね^^


半夏生の由来はこうです!

半夏生というのは、「半夏(はんげ)」が「生える」時期と言われています。その語源は二つあります。


ひとつは、漢方薬などにも使われる「カラスビシャク」(別名:半夏)という草が生える時期だから。

そしてもうひとつは、ドクダミ科の「片白草」(別名:半夏)の花が咲く時期だからです。


どちらの草も「毒草」ということから、半夏生というのは毒草が生えてくる時期と言う事になりますね。

それにしても毒草かぁ・・ちなみにこれが半夏生の由来なんです。

半夏生というのは毒草が生えてくる時期と言うこと!http://goo.gl/1Do0g6

半夏生は、夏至から数えて11日目の日付を指し、そこから5日間を「半夏生」と言うのです。


昔はこの時期が【田植えを終わらせる時期】として認知されていました。毒草が生えてくる半夏生までには、何としてでも田植えを終わらせなければ!という経験則から来る日本人独自の感覚なのです。さすがですね!


昔から「チュウ(夏至)ははずせ、ハンゲ(半夏生)は待つな」と言うことわざもあり、古来日本では、【夏至から半夏生までが田植えの目安】とされてきたんですね。

そして、半夏生の後は農業を営むお百姓さん達は、数日間にわたって仕事を休む慣習がありました。

半夏生は農作業の大変な疲れをゆっくりとるための期間引用http://goo.gl/7cajp7

ですので昔のお百姓さんたちは、夏至が過ぎたら田植え作業に取り掛かり、半夏生までの11日間の間に田植えを終わらせて、半夏生からは数日間おやすみを取る~ざっとこのようなスケジュールだったわけです。


また、「半夏生に取れる野菜は毒気を含む」と言い伝われていたので、その観点からも田んぼ仕事を休むことは奨励されていたそうです。

広大な田んぼに手作業で稲の苗を植えていくのは、それはそれは大変な重労働だったに違いありません。

半夏生は、そんな年に一度の農作業の大変な疲れをゆっくりとるための、大事な期間になっていたのであろうと推察されます。


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半夏生にはタコやサバを食べる?!

節分には豆!土用の丑の日にはウナギ!と言うのと同じく、昔から「半夏生にはタコを食べる」という風習があります。

これは主に、関西地方で行われている風習です。あの8本足のタコですね^^


元々、田植えを終えた農家さんが豊作を願って「タコ」を神様にお供えした神事が始まりと言われています。八本足で稲が大地にしっかり根を張ることを心底願ったわけですね^^


タコの足にたくさん生えた吸盤のように、田んぼいっぱいにたくさんの稲穂が実ることを願って、タコが神事の捧げものに選ばれたようです。

豊作祈願後に、そのタコをみんなで食べたことが、半夏生にタコを食べるという風習になったのですね。


稲の豊作をタコで願う日本人・・・なんだかとっても可愛くてユニークに思えてきます^^ 思わず、タコパーティ―をイメージしてしまいます(笑)。

豊作を願う農家がタコを神事の捧げものにしたのです!引用http://goo.gl/6E2sCX

また他の地域では、うどん(香川県)や鯖(福井県)、お餅(奈良県)などなど、その土地土地で半夏生で食べてきたものが違うようです。


ちなみに北陸の福井県で主に食べられてきた「鯖(サバ)」は、一人一匹の焼き鯖(焼きサバ)を家族全員で一緒に食べる風習です。

本来は鯖の旬は秋なのですが、この福井県内では鯖の漁獲量が多かったと言う事情と、青魚である鯖は疲労回復としては身体にとても良いと言う理由から食べられてきたようです。

ですので、福井県内では半夏生近くになると、スーパーマーケットや魚屋さんでは必ず「さばの丸焼き」を大々的に特売しているのです!


2018年の半夏生は7月2日!

2018年の半夏生は7月2日水曜日となります。

季節の行事の楽しみを、今年から一個増やしてみるのもきっと楽しいはずですよ♪

2018年の半夏生は、7月2日水曜日です引用http://goo.gl/8N4Z1Q


夏本番に備えて体調万全に♪

これからやってくる夏の過酷な暑さに備えて、今年の半夏生には疲労回復の効果が期待できるタコや鯖を食べて、元気にスタミナをつけるのもいいですよね^^

しっかり栄養のあるものを食べて、ゆっくり体を休めて日頃の身体の疲れやストレスを取ってしまいましょう♪


せっかくの機会ですから、タコや鯖の料理を色々研究してみるのも楽しいかもです♪ みんなでたこ焼きパーティ―とか楽しいですよ~!

日本の季節行事の一つとして、ぜひ「半夏生」を参考にしてみてくださいね♪

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