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全日本吹奏楽コンクール2016「全国大会」結果速報!金賞は?

      2019/01/10

去る10月22日(土)~23(日)と同月29日(土)~30日(日)、2016全日本吹奏楽コンクール全国大会が開催されました。

別名「吹奏楽の甲子園!」などとも表現されるこのコンクールは、全国11ブロックで繰り広げられる激しい地区予選を勝ち抜いてきた強豪校ばかりで競い合う、数ある吹奏楽コンクールの中でも最もレベルの高い名門大会です。

※「2017全日本吹奏楽コンクール全国大会」の結果は、こちらから!

特に今大会は、東京代表や関東代表、関西代表そして九州代表は、全国大会の常連である超強豪校が顔を並べて、吹奏楽ファンとしても絶対に見逃せない大会となりました。

栄えある、全日本吹奏楽コンクール全国大会「ゴールド金賞」はどこか!さっそくお確かめ下さい。


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2016全日本吹奏楽コンクール全国大会/結果速報!

  • 中学校/高校の部
  • 2016年10月22日(土)~23(日)
    名古屋国際会議場
  • 大学/職場一般の部
  • 2016年10月29日(土)~30日(日)
    金沢歌劇座

※出場団体名・結果・課題曲・自由曲(作曲家)の順で掲載。

※課題曲の詳細は、九州代表の下部に掲載。

【北海道代表】

  • 札幌市立啓明中学校  Ⅲ アダージョ・スウォヴィアンスキェ(天野正道)

  • 北斗市立上磯中学校  Ⅲ 華麗なる舞曲(C・T・スミス)

  • 札幌日大高等学校  Ⅴ 影のない女(R・シュトラウス)

  • 東海大札幌高等学校  Ⅳ マインドスケープ(高昌帥)

  • 北海道教育大学函館校 銅 Ⅴ 富士山(真島俊夫)

  • 上磯吹奏楽団 銅 高橋徹 Ⅳ 教会のステンドグラス(レスピーギ)

  • ウィンドアンサンブル ドゥ・ノール  Ⅰ 3つの民謡集(ボイセン)

【東北代表】

  • 福島県・いわき市立植田中学校  Ⅳ エニグマ変奏曲(エルガー)

  • 秋田県・湯沢市立湯沢北中学校 銅 Ⅱ マインドスケープ(高昌帥)

  • 岩手県・北上市立上野中学校  Ⅱ シバの女王ベルキス(レスピーギ)

  • 福島県・磐城高等学校  Ⅰ 幻想曲とフーガ ハ短調(J・S・バッハ)

  • 福島県・湯本高等学校  Ⅲ ダフニスとクロエ(ラベル)

  • 宮城県・聖ウルスラ学院英智高等学校  Ⅴ 交響変奏曲(平吉毅州)

  • 福島県・いわき明星大学 銅 Ⅰ シャコンヌ(J・S・バッハ)

  • 宮城県・名取交響吹奏楽団  Ⅰ ウインド・アンサンブルのためのコンチェルト(ブライアント)

  • 秋田県・秋田吹奏楽団 銅 Ⅱ 二つの交響的断章(ネリベル)

  • 秋田県・大曲吹奏楽団  Ⅰ シャコンヌ(J・S・バッハ)

【東関東代表】

  • 千葉県・松戸市立小金中学校  Ⅰ ラッキードラゴン(福島弘和)

  • 千葉県・松戸市立第四中学校 Ⅳ 富士山(真島俊夫)

  • 千葉県・柏市立酒井根中学校 Ⅳ シネマ シメリック(天野正道)

  • 千葉県・習志野高等学校  Ⅰ 三角帽子(ファリャ)

  • 千葉県・市立柏高等学校  Ⅳ シネマ シメリック(天野正道)

  • 茨城県・常総学院高等学校 銅 Ⅲ バッハの名による幻想曲とフーガ(リスト)

  • 神奈川県・神奈川大学  Ⅴ バッハの名による幻想曲とフーガ(リスト)

  • 千葉県・光ウィンドオーケストラ  Ⅴ プラネット・ナイン(樽屋雅徳)

  • 神奈川県・Pastorale Symphonic Band  Ⅴ 風伯の乱舞(石毛里佳)

  • 神奈川県・横浜ブラスオルケスター  Ⅳ 交響曲第6番(マーラー)

【西関東代表】

  • 埼玉県・越谷市立大相模中学校  Ⅰ マノン・レスコー(プッチーニ)

  • 埼玉県・川口市立青木中学校  Ⅳ 彩雲の螺旋(中橋愛生)

  • 埼玉県・朝霞市立朝霞第一中学校  Ⅱ アンドレア・シェニエ(ジョルダーノ)

  • 埼玉県・埼玉栄高等学校  Ⅴ つばめ(プッチーニ)

  • 埼玉県・伊奈学園総合高等学校  Ⅰ三角帽子(ファリャ)

  • 埼玉県・春日部共栄高等学校  Ⅴ 協奏曲(高昌帥)

  • 埼玉県・文教大学   Ⅴ 風伯の乱舞(石毛里佳)

  • 埼玉県・伊奈学園OB吹奏楽団  Ⅰ ラッキードラゴン(福島弘和)

  • 埼玉県・アンサンブルリベルテ吹奏楽団  Ⅴ サンサーラ(高昌帥)

【東京代表】

  • 羽村市立羽村第一中学校  Ⅰ交響曲第3番(ハチャトゥリアン)

  • 玉川学園中学校  Ⅲ 鳳凰~仁愛鳥譜(鈴木英史)

  • 小平市立小平第三中学校  Ⅱ マインドスケープ(高昌帥)

  • 片倉高等学校  Ⅳ ワインダーク・シー(マッキー)

  • 東海大高輪台高等学校  Ⅰ華麗なる舞曲(C・T・スミス)

  • 東海大菅生高等学校  Ⅳ ワインダーク・シー(マッキー)

  • 東海大学 Ⅴ 時に道は美し(長生淳)

  • 立正大学  Ⅱ 故郷・・・鼓響Ⅱ(天野正道)

  • 東京隆生吹奏楽団  Ⅰ バラッド(高昌帥)

  • デアクライス・ブラスオルケスター  Ⅰ 白磁の月の輝宮夜(樽屋雅徳)

【東海代表】

  • 静岡県・浜松市立開成中学校  Ⅰ交響曲第3番(ハチャトゥリアン)

  • 愛知県・日進市立日進中学校  Ⅲ シバの女王ベルキス(レスピーギ)

  • 愛知県・日進市立日進西中学校  Ⅰ イタリア奇想曲(チャイコフスキー)

  • 静岡県・浜松海の星高等学校  Ⅲ エッセイ(高昌帥)

  • 愛知県・光ケ丘女子高等学校   Ⅴ ルンバ・ラプソディ(黛敏郎)

  • 愛知県・愛工大名電高等学校  Ⅰ モンタニャールの詩(バンデルロースト)

  • 静岡県・静岡大学 銅 Ⅰ 華麗なる舞曲(C・T・スミス)

  • 静岡県・浜松交響吹奏楽団  Ⅲ 富士山(真島俊夫)

  • 静岡県・ヤマハ吹奏楽団浜松  Ⅴ エリオトロピスム(長生淳)

【北陸代表】

  • 富山県・南砺市立福野中学校 銅 Ⅰ 交響曲第3番(ハチャトゥリアン)

  • 石川県・津幡町立津幡南中学校 銅 Ⅳ 天雷无妄(天野正道)

  • 福井県・武生商業高等学校 銅 Ⅴ メトロポリス(ゴーブ)

  • 富山県・高岡商業高等学校 銅Ⅰ ローマの祭り(レスピーギ)

  • 石川県・金沢大学  Ⅲ カントゥス・ソナーレ(鈴木英史)

  • 福井県・ソノーレ・ウィンドアンサンブル  Ⅱ 交響曲第10番(ショスタコービチ)

  • 石川県・百萬石ウィンドオーケストラ 銅 Ⅰ ジェ・エテ・オ・バル(グランサム)

【関西代表】

  • 兵庫県・宝塚市立中山五月台中学校 銅 Ⅰ 復興(保科洋)

  • 大阪府・豊中市立第十一中学校  Ⅳ コンコルディア(長生淳)

  • 兵庫県・加古川市立中部中学校  Ⅰ 富士山(真島俊夫)

  • 大阪府・明浄学院高等学校 銅 Ⅰ アダージョ・スウォヴィアンスキェ ドゥルゥギェ(天野正道)

  • 大阪府・淀川工科高等学校  Ⅰ ダフニスとクロエ(ラベル)

  • 大阪府・大阪桐蔭高等学校  Ⅲ ポーギーとベス(ガーシュイン)

  • 京都府・龍谷大学  Ⅲ 火の鳥(ストラビンスキー)

  • 大阪府・創価学会関西吹奏楽団  Ⅴ 協奏曲(高昌帥)

  • 滋賀県・大津シンフォニックバンド  Ⅰ ヌーナ(阿部勇一)

  • 兵庫県・宝塚市吹奏楽団  Ⅲ 陽が昇るとき(高昌帥)

【中国代表】

  • 広島県・府中町立府中緑ケ丘中学校 銅 Ⅱ カントゥス・ソナーレ(鈴木英史)

  • 山口県・防府市立桑山中学校  Ⅱ セクエンツィア(鈴木英史)

  • 島根県・出雲市立第一中学校  Ⅲ 七つのヴェールの踊り(R・シュトラウス)

  • 島根県・出雲北陵高等学校 銅 Ⅳ パガニーニ・ロスト イン ウィンド(長生淳)

  • 岡山県・明誠学院高等学校  Ⅰ イーゴリ公(ボロディン)

  • 岡山県・岡山学芸館高等学校  Ⅰフェスティバル・バリエーション(C・T・スミス)

  • 山口県・山口大学 銅 Ⅴ くじゃく(コダーイ)

  • 岡山県・倉敷市民吹奏楽団グリーンハーモニー 銅 Ⅰ 白鳥の湖(チャイコフスキー)

  • 広島県・NTT西日本中国吹奏楽クラブ  Ⅲ ガイーヌ(ハチャトゥリアン)

【四国代表】

  • 愛媛県・松山市立拓南中学校 銅  Ⅰアンドレア・シェニエ(ジョルダーノ)

  • 香川県・高松市立屋島中学校 銅 Ⅰ ローマの祭り(レスピーギ)

  • 香川県・高松第一高等学校 銅 Ⅲ ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら(R・シュトラウス)

  • 愛媛県・伊予高等学校 銅Ⅰ 影のない女(R・シュトラウス)

  • 徳島県・四国大学 銅 Ⅰ 吹奏楽のための抒情的「祭」(伊藤康英)

  • 愛媛県・藤原大征とゆかいな音楽仲間たち 銅 Ⅲ 復興(保科洋)

  • 高知県・鏡野吹奏楽団 銅 Ⅴ プラネット・ナイン(樽屋雅徳)

【九州代表】

  • 長崎県・長崎市立山里中学校 Ⅰイースト・コーストの風景(ヘス)

  • 福岡県・福岡市立姪浜中学校 銅 Ⅰ 祈りの鐘(福島弘和)

  • 福岡県・福岡市立香椎第3中学校  Ⅰ トゥーランドット(プッチーニ)

  • 福岡県・精華女子高等学校 Ⅰワインダーク・シー(マッキー)

  • 福岡県・福工大城東高等学校 Ⅰ プラネット・ナイン(樽屋雅徳)

  • 熊本県・玉名女子高等学校 Ⅰシネマ シメリック(天野正道)

  • 福岡県・九州情報大学  Ⅰ エルフゲンの叫び(ローレンス)

  • 福岡県・福岡工業大学  Ⅴ 中国の不思議な役人(バルトーク)

  • 福岡県・春日市民吹奏楽団  Ⅰ 天雷无妄(天野正道)

  • 福岡県・ブリヂストン吹奏楽団久留米  Ⅳ ローマの祭り(レスピーギ)

  • 鹿児島県・J.S.B.吹奏楽団 銅 Ⅴ バッハの名による幻想曲とフーガ(リスト)

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≪2016年度 課題曲≫

  • I:「マーチ・スカイブルー・ドリーム」
  • 〔第26回朝日作曲賞・受賞作品〕

  • Ⅱ:「スペインの市場で」

  • Ⅲ:「ある英雄の記憶」~「虹の国と氷の国」より

  • Ⅳ:マーチ「クローバーグラウンド」

  • Ⅴ:焔(ほむら)高校・大学・職場一般のみ
  • 〔第8回全日本吹奏楽連盟・作曲コンクール第1位作品〕


吹奏楽コンクールでつねづね思う不満・雑感

悲喜こもごもな結果となったであろう、今大会の結果をみて、あの常勝校が銀賞??と思う団体がいくつもあります。
これは今年に限らず、毎年多かれ少なかれ同じような傾向となっています。


「A校がこれで金賞ならば、銀賞のB校だってどう聴いても金賞なんじゃないか?なんで銀賞なんだ?」

「C校って毎回当然のように金賞だけど、ここのサウンドいつも低音が薄すぎるよな?」

「審査員の中でも、演奏前から吹奏楽強豪校のイメージが先行し過ぎではないか?」

「あんなにいい音してるのに、銅賞なんて納得いかないなぁ。」

学校の知名度が低いと、どんなに良い演奏でも銅賞なんじゃないか?」

ざっとこんな感じでしょうか。


実際に、金賞と銀賞の団体を聞き比べても、技術的な差は無いと言っていいと思います。あったとしても、ごくごくわずかな僅差しかありません。

音の表現方法やイメージが、審査員全員に上手くアピールできたかイマイチだったか。その部分に左右されていると思われます。

審査員ももちろん感情を持った人ですから、音楽の好みもあります。いくら公平を期したとは言うものの、その中に自身が持っている好みの音楽イメージは必ずあるはずで、それは止むを得ない事です。


ですから、その時の審査員それぞれが求めている音楽観と、演奏団体の表現しようとしている音楽観が「近いか離れているか」は、結果に大きく左右します。

要するに、審査員が誰なのかと言う、「運」の問題も大きいのです。


ですがそれを前提としても、特に銀賞に終わった一部の演奏団体については、果たして正当な評価だったのか否か、少なからず疑問が残ります。

逆に金賞団体の中でも、サウンドに厚みがなく低音がいつも弱いなと感じている某団体が必ずゴールド金賞を獲得するのも、個人的にはとても不思議です。お分かりになる方は、すぐに「ああ、常連の○校ね」となるかと思います。


ゴールド金賞・・吹奏楽コンクールの結果発表時に、金賞と銀賞が聞き取り難いため、金賞団体には「ゴールド金賞」と発表するのです。

銀賞を金賞と聞き間違えて「きゃーーー!」と狂喜しても、ぬか喜びに終わるので。

ゴールド金賞は結果発表時に判別しやすくするためです

「もっと音を楽しもう」「音楽を体で感じて」について

たしかに音楽は読んで字のごとく、音を楽しむものです。

私がコンクールを見ながら、いつも薄気味悪いと思うのが、舞台上で演奏している生徒たちが、ニコニコ顔でほほえみながら指揮者の先生を見ている姿!まったく不気味です。

大舞台で緊張度マックスであるはずの生徒たちが、本番のステージ上で微笑みを浮かべられること自体、すごい度胸だとは思います。

でも、どう見てもどう考えても、あの光景は不自然です。おそらく指導している先生が、「もっと楽しそうに!」「音楽を楽しんで!」とか言いながらニコニコするように教えているんだと思われます。


なんでそんな訳の分からない指導をするのか、私にはさっぱり理解出来ません。音楽を徹底的に教えるのは結構なことですが、生徒たちに無理やり笑顔を作らせるのは果たしていかがなものかと首をかしげます。

演奏する生徒たち全員が、本当に楽しくて笑っているなら、何も異論はありません。素晴らしいです。
だけど、どう見てもそうには見えない作られた不自然さがあるんですね。。

これについては、「異議有り!」みたいな反論が聞こえてきそうですが、そんな意見もある、程度に収めて頂ければよろしいかと思います。


とにもかくにも、栄えある全日本吹奏楽コンクール全国大会の大舞台!出場を果たした皆さん、本当にお疲れ様でした。
一生の想い出となる素晴らしく貴重な体験をされたと思います。


そして、地区大会で惜しくも惜敗したゴールド金賞の皆さんも、銀賞や銅賞で涙した皆さんも、たとえ県予選で敗退したガッツある皆さんも、何の優劣も違いもなく本当に素晴らしい演奏者です!

堂々と胸を張って、これからも音楽を楽しんでほしいと思います^^


※去る2016年3月19日(土)に開催された「全日本アンサンブルコンテスト全国大会2016」結果は、こちらからどうぞ。
    ↓  ↓
≪全日本アンサンブルコンテスト2016年/全国大会の結果はこちらです!≫


小編成の人数すら集まらなくて、吹奏楽コンクールなんか関係ないや、と言う環境の生徒さんだって、冬のアンコンなら勝負できますよ!

ちなみに、人数は3~8人以内であれば何人でも自由です。

一念発起!
頑張ってチャレンジして下さいね^^

 - 【吹奏楽コンクール/アンコン】