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すごく攻撃的で激しい曲なら!クラシック音楽初心者のための名曲入門vol.24

      2019/08/07

クラシック初心者が楽々レパートリーを増やしていける、お気軽なクラシック音楽ブログ!

つまみ食い式クラシック音楽初心者入門シリーズも第24回です。


何回目から聴いてもぜ~んぜん大丈夫な企画なので、今日が初めての方でも何も問題ありませんよ~^^

さて今回は、ガンガン攻撃的で激しい荒々しいクラシックの名曲です。

一言でいうなら、チョーかっこいいクラシック!


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そして、荒々しい中にもとっても美しい音の流れがあるんですね。とにかく聴いてみて下さい。

1曲目のご紹介は、皆さんよく知っているジュピター(木星)のゆったりした音楽とは全然違う、超激しい世界です!

では行きましょう。

ホルスト作曲/組曲『惑星』より「火星」



演奏時間7分半ほど。

ホルストの代表作と言えば『惑星』、こう丸覚えして先ず問題ありません。これで一つ物知りですね(笑)。

『惑星』は、イギリスが生んだ大作曲家ホルストの誰もが認める代表作かつ、傑作中の傑作です。


全曲は7つの楽章で構成され、それぞれの楽章には金星・水星・土星など惑星の名がタイトルとして付けられています。

既に、当ブログでご紹介済みの『木星』は、その親しいやすい旋律が万人の共感を呼び、世界中の歌手が感情をたっぷり込めながら歌っていますよね^^


その『木星』ジュピターは、天真爛漫(てんしんらんまん)で明るい曲調ですが、今回ご紹介する『火星』は「戦争の神」という副題が示すように、非常に荒々しく攻撃的で激しい曲となっています。

冒頭部分の出だしから既に、静かながらも不気味で不吉な予感が漂い、まるでSF映画を思わせるような雰囲気が支配しています。

火星は荒々しく、攻撃的で激しい表現が支配しています
次第にじわじわと盛り上がっていきトランペットやトロンボーンがフォルティッシモ(最強音)で炸裂!

まさに戦争真っ只中をイメージさせるが如く激しい音のぶつかり合いがダイナミックに展開されます。


曲の終わり方も、まるで「どうだー!これでもかーっ!!」と思いっきり念を押すが如く!

テュッティ(オーケストラ楽員全員が演奏する事)で何度もフォルテッシモ(最強音)を繰り返し、著しく攻撃的におどろおどろしく曲を閉じます。

これが何とも言えず超~ド迫力なんですよ!


とにかくホルストの惑星の中でも、この『火星』の迫力は本当に凄まじいです。

もし生で演奏会が聴ける機会がありましたら、ぜひとも足を運んでみて下さいね。

ちなみに、私が所属するオーケストラで演奏した時には、お客様の反応が好評で、県外から来られた方も結構いらっしゃったようです。


ワーグナー作曲/歌劇『ワルキューレ』より「ワルキューレの騎行」



曲の冒頭いきなり弦楽器の上昇する音形が不吉さを予感させ、続いてトロンボーンが鋭い上昇音形のメロディを豪快に吹きます。

その様は、著しく攻撃的で荒々しい雰囲気が満載!まさに戦場を連想させるようなイメージがわいてきます。


フランシスコ・コッポラ監督の映画「地獄の黙示録」では、ヘリコプターの戦闘シーンの場面でこの曲が使われていました。

これはベトナム戦争をテーマにした内容でしたので、それほど、ワルキューレの騎行のイメージが戦闘的かつ攻撃的なのです。

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それはさておき、このワルキューレの騎行。

終始、金管楽器がフォルティッシモ(最強音)で炸裂しまくり、聴いていてもスリリングで迫力満点ですよ!

いつも主役のヴァイオリンやチェロの弦楽器群は、ここでは裏方に徹しています。

攻撃的な音楽での主役は、何と言ってもトロンボーンやトランペット・ホルンなど金管楽器なのです!


ムソルグスキー作曲/交響詩『はげ山の一夜』



曲の冒頭から、恐ろしげで不安に満ち満ちた音型が支配し、トロンボーンで堂々と荒々しく悪魔登場!

いつも日陰でヒマそうにしているトロンボーンも、ここでは弦楽器群を蹴落とすかのごとく、主役の座をキープしています(笑)。


終盤までの不気味な演出度が最高です。

なんだかんだで次第に曲全体は盛り上げっていきますが、終盤は「そして夜明けが来た」みたいに穏やかで平穏に幕を閉じる曲です。


ムソルグスキーと言えば、『展覧会の絵』が代表作となりますが、今回ご紹介した『はげ山の一夜』も彼の代表作であり、クラシックの名曲にその名を連ねています。

≪『展覧会の絵』はこちらからどうぞ!≫

上記の『展覧会の絵』が、フランスの大作曲家ラヴェルによってオーケストラ版に編曲されたものが有名になったように、『はげ山の一夜』も、ロシアの作曲家リムスキー・コルサコフによる編曲版が一般的に演奏されています。

しかし最近では、作曲家自身による原典版を演奏する傾向が多くなってきたようですね。

作曲者自身の手による楽譜を忠実に再現することこそがクラシック音楽の原典、との考え方によるものです。


【まとめ】すごく攻撃的で激しい曲なら

さて今回ご紹介の3曲、いかがでしたでしょうか?

どの曲も甲乙つけ難いほどの激しい名曲ですね。

  1. ホルスト作曲/組曲『惑星』より「火星」
  2. ワーグナー作曲/歌劇『ワルキューレ』より「ワルキューレの騎行」
  3. ムソルグスキー作曲/交響詩『はげ山の一夜』

クラシックの深遠なる名曲の森には、まだまだ数え切れないほど激しさマックスな曲があります。

たとえば、こんな感じの曲!
 ↓ ↓
≪スピード感あるクラシック!疾走感あふれる名曲ならこれ!≫

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます^^

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