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スピード感あるクラシック!疾走感あふれる名曲ならこれだvol.19

      2019/08/05

大丈夫です!

あなたも、ゼロスタートからだって本格的なクラシック通になれます!

クラシックは、世間が言うほど堅苦しいくも難しくもありませんよ^^


気が向いた時になんとな~く聴いてみる、ゆる~いクラシック音楽おすすめ名曲ブログ。

初心者さんなら『つまみ食い式な聴き方』で、全然OKなんです。

美味しいとこ取りで、あなたの名曲レパートリーがどんどん増えていきます。

さあ、今回も元気よく3曲いきますよ~^^


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スピード感に満ちたクラシック!

疾走感あふれる名曲なら、この3曲が超おすすめですよ。

スピード感あふれる1曲目は

ビゼー作曲/組曲『アルルの女』第2組曲より「ファランドール」



演奏時間3分半。

この第2組曲はビゼー34歳の作品で、彼の死後5年経過して友人に手によって完成されました。

ビゼーは、わずか9歳にして名門パリ音楽院に入学しています。

小さな頃から驚異的な記憶力を持っていた彼は、いくつもの学科で一等賞を得たようです。

そんな彼が23歳のとき、大作曲家かつ稀代最高の大ピアニストであったリストの作品を、その場で一度聴いただけで完璧にピアノ演奏して見せ、リストが大変に驚き絶賛したと言われています。

ビゼーもまた、とてつもない天才だったのですね^^


そんな天才作曲家も、わずか36歳にして病気でこの世を去ってしまいました。

かの神童モーツアルトは35歳、歌曲王シューベルトは31歳で病死しています。


私が常々思うことは、ビゼーにしろモーツアルトにしろシューベルトにしろ、若くして早逝した天才作曲家たちが、もしも世間一般的な年齢まで生きていたとしたら。。

おそらく歴史に永遠に残る名曲がさらに多く作曲され、それが後世の歴史に多大な影響を与えた可能性も有り得ると思うのです。

いや、それは生まれる前から既に決まっていた運命を生き抜いたとのとらえ方もあるかも知れません。

人の運命は、生まれる瞬間に魂がすべてを決めているとも言いますからね。

ビゼーは、わずか9歳でパリ音楽院に入学した鬼才です
さて、話をファランドールに戻しましょう。

堂々としながらも心なしか悲哀を感じるようなトゥッティ(オーケストラ全ての楽器が一緒に演奏する事)で始まり、次第に勢いを帯びながらジワジワ盛り上がっていく様は、まさに圧巻です。

ある種の達成感を味わうような、スピード感たっぷりで高揚した雰囲気が何とも爽快!

このビゼー作曲のファランドールは、演奏時間は短いのですが大変盛り上がる曲なので、クラシック演奏会ではしばしばアンコール曲として取り上げられています。

いっきにスパッ!と疾走し、熱狂的に幕を閉じて拍手喝采となるのです。

演奏が終わると瞬時に、コンサートホール全体が拍手に包まれる快感!

そしてステージで演奏する側の楽員たちも、客席から盛大な拍手をドバーっと浴びて、とても爽快な達成感が味わえるわけです。

ファランドールは、よくアンコール曲として使われます。
聴衆もまた、今終わったばかりの興奮冷めやらぬコンサートホール内の高揚した雰囲気が味わえて、本当に最高!

こういうところが、まさに生のクラシック演奏会の醍醐味なんです^^

やっぱりクラシックは、生の演奏会へ行くべきですね。

生の演奏を存分に味わってから、後でCDなどであの時の余韻にひたる。

これがまた、いいんですよ~^^


CDやスマホも、決して悪くはありません。

しかし、生演奏の何とも言えないスリリングさや身体ごと音楽に包まれるような高揚感は、スピーカーから流れるだけのデジタル音では残念ながら味わえません。

「いや、そんな事はない!」との反論がオーディオマニアから聞こえてきそうですが・・・生の演奏会では、指揮者やオーケストラ楽員が発するオーラ的な波動が演奏空間を満たします。

それがCDやスマホで聴くのと、生演奏を聴く絶対的な違いです。

とにかくも、ダマサレタと思ってでも構わないので(もちろんダマすつもりなど毛頭ないですが)、機会を見つけて一度クラシック演奏会へ足を運んでみて下さいね^^


さてお次は、さらにスピード感たっぷりで元気な曲!

ワーグナー作曲/歌劇『ローエングリン』より~第3幕への前奏曲



大作曲家であり指揮者、そして思想家としても活躍したワーグナーは、まさに波乱に満ちた人生を送った稀代の天才です。

その生涯は、まるで彼の楽劇のようにドラマチックなストーリーで満ち溢れています。

若い頃から歌劇作曲家を志すも芽が出ず貧乏に苦しみ、そうかと思えば支援者からの借金で遊びまくり、浪費癖から借金踏み倒し。

革命運動に参加して指名手配されスイスへ逃亡、かと思いきや、バイエルン国王から突如招待されて莫大な資金援助を受けたり。

自身のための歌劇場を建設したり、極めつけは当時の高額所得者の年収5年分をたったの1ヶ月で豪遊散在!

とにもかくにも、常軌を逸した豪快な人生だったのですね。

「凄すぎ」の一言に尽きます。


さて、この第3幕への前奏曲は、『ローエングリン』第1幕への前奏曲の、『すご~くゆったりとした夢心地』とは打って変わり、華やかで快活!

アップテンポが心地よく響く、スピード感あふれる曲となっています。

これも前述の『ファランドール』と同様に、演奏会本番のアンコール曲の定番的なレパートリーになっています。

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ただこの曲、演奏する立場から見ると結構キツイ曲なんですよ。

一度、演奏のテーマ(メロディ)ではなくて伴奏している楽器(演奏の裏方と言うか)に注目して、よ~く聴いてみて下さいね。


冒頭からトロンボーンとホルンが、パパパパーン!!と、躍動的で超かっこいいメロディを豪快に吹きまくります!

その裏方では、木管楽器群(フルート・オーボエ・クラリネット等)が3連符という細かなリズムを延々と吹き続ける演奏。

これが技術的に、と~ってもキツイんです(汗)!

本当にもう、ヨレヨレにへたばるほどの演奏を強いられるわけなのです。


管楽器奏者の皆さん、一見すると涼しげな顔をしながら楽々吹いてるように見えますけども、、

あれ実を言うと、相当シンドイんです(笑)。

トリプルタンギングと言って、『トゥトゥクトゥトゥクトゥトゥクトゥトゥク』と延々舌打ちをやっています。

舌がもつれそうになって、訳が分からなくなるときもあります(笑)。

金管楽器にとってはこの曲は相当キツイ演奏となります
曲が終わってからも、やはり楽員たちは真面目にすました表情をして座っていますね。

これって、クラシック演奏会の特長ですよね(笑)。

とにかくマジメ。


本当は、「ふぅー疲れた。帰ってビールでも飲むかぁ」みたいな(笑)。

もうヘトヘトでヘロヘロ・・・これが本音です。


オーケストラ稼業も、楽じゃないんですよねぇ。

ステージ上では、ひたすら真面目に冷静さを保たないといけないですからね。クラシック業界ってのは。

正直言うと、「あ~、ちょっと疲れるなぁ」って部分もあります(涙)。


さぁてお次は、待ってましたの疾走曲!

ヨハン・シュトラウス2世作曲/ポルカ『雷鳴と稲妻』



演奏時間3分少々。

ワルツ王と賞賛されヨーロッパ全土にその名を馳せたヨハン・シュトラウス2世ですが、その幼少期は大変な不遇の時代を過ごしたようです。


父ヨハン・シュトラウス1世は、既にウィーンでは有名なワルツ作曲家でした。

宮廷楽団の指揮者も勤めていた厳格な父は、息子ヨハンが音楽で身を立てるのは収入が安定しないことから猛反対。

こっそりピアノ練習をしているところを父に見つかると、容赦なく殴られました。

しかし、ここからが努力家ヨハンの凄いところ!

まだ8歳のヨハンは「父のようにヴァイオリンを弾いてみたい」との楽器欲しさから、同じアパートに住む女の子と近所の子をピアノの生徒にしてレッスンを付けお金を貯めたそうです。

すごい行動力!

8歳と言えば、まだ小学2年生ですからね。

でも、苦労してようやく手に入れたヴァイオリンなのに、練習中父に見つかって楽器を叩き壊されてしまいます。

ああ、可愛そうなヨハン(涙)。

ワルツ王ヨハン・シュトラウス2世の幼少期は不遇でした
美しく青きドナウ皇帝円舞曲など、キラ星のごとく名曲を後世に残したワルツ王ヨハン・シュトラウス2世の過去は、大変に辛くて暗いものだったのです。

あの澄み切った音楽からは、想像すら出来ないですね。


当時、『ウィーンのもう一人の皇帝』と絶賛されたヨハン・シュトラウス2世。

演奏時間も短く小ぶりなワルツばかりが有名ですが、何を隠そうあの大作曲家ブラームスはヨハン・シュトラウスの才能を高く評価し、かつ心から尊敬していました。

大天才ブラームスをして、「わたしは彼のような作曲家になりたい」と言ったと伝えられています。

恐るべしヨハン・シュトラウス!ですね。


さて、今回のポルカ『雷鳴と稲妻』。

『雷鳴と電光』と言われることもあります。

どちらにしても、タイトルからは相当怖そうで恐ろしげな音楽なのかとも想像しますが、、

実はその逆で、さあ待ちに待った運動会!みたいな雰囲気の、おちゃめで楽しい名曲です^^


どこから聴いても、運動会の玉ころがしや障害物競走なんかで流れそうな、ワクワク感たっぷりで楽しげな曲!

運動会のBGMに流せば最高ですし、実際に使われていますよね。

クラシックの名曲が運動会にピッタリなんて凄いです

○○ちゃんガンバレーっ!みたいなお母さん方の絶叫(笑)が思わず聞こえてきそう(笑)。

ほんとにヨハン・シュトラウスは、≪ワクワク運動会≫御用達の作曲家です。


何だかかわいくて優しくて、しかも曲の雰囲気がほんわかしてるんですよね。

クラシックの名曲が、運動会と見事にマッチするって、本当すごい!

たとえば、運動会で最初にご紹介したローエングリンやファランドールを流してみても、やっぱりミスマッチな雰囲気になります。。


ヨハン・シュトラウスは、非常にたくさんのポルカを作曲しましたが、そのどれもがウィーンの風光明媚な光景が目に浮かぶような明るい雰囲気で、私たちを優雅な気分で幸せにしてくれます。


スピード感たっぷりな曲なのに、何だかほっとするのが、シュトラウスのポルカの特長です^^

ありがとう、シュトラウス大先生(笑)。

ブラームスはヨハン・シュトラウスを高く評価していた

【まとめ】スピード感あるクラシック!疾走感あふれる名曲

と言う事で、スピード感に満ちたスリリングな3曲をご紹介しましたが、いかがでしたか?

それぞれの作曲家の生き様みたいなものをイメージしながら、もう一度聴いてみるのも面白いですね。

特に、ワーグナーは凄すぎます(笑)。


さて、こちらのクラシックも圧倒的なスピード感ですよ~!
 ↓  ↓  ↓
≪かっこいい交響曲ならこの3曲!まさに壮絶な迫力が凄すぎる!≫

おすすめは、ショスタコーヴィチ作曲の交響曲第10番

タイトルはいかにもクラシックと言う感じで堅苦しいですが、そのスピード感は凄まじくハンパないですよ。

ぜひぜひお聴きください。

「う~~む」と納得すること受けあいです!

最後までお読みいただき、本当に感謝しています^^

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