クラシック音楽で有名な曲ならコレ!誰もが聴きやすい3曲!vol.33
2019/03/07
クラシック音楽で有名な曲が知りたい!
そんなあなたに、分かりやすい解説でお答えするクラシックブログです。
「何となくクラシックでも聞いてみたいなぁ」
ふとそんなふうに思った時、気軽にBGM風に聴けるクラシックを厳選してご紹介するシリーズです。
交響曲とか管弦楽曲というだけで、拒否反応を起こさないように(笑)、噛み砕いて誰でもスッとクラシックに入っていけるよう、難しい解説は一切省きました。
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曲の解説よりも、その曲にまつわる私の想い出や個人的感想を書いています。
さあ、今度はご紹介した曲を聴きながら、あなたが想い出を作る出番です!
有名なクラシック音楽をぐるっと見渡して、私がまずおすすめするイチオシの交響曲はこれ!
ベートーヴェン作曲/交響曲第7番「第4楽章」
この第7番は、某テレビ番組の「○○○カンタービレ」で取り上げられた曲なので、もしかしたら聴いたことがあるかも知れません。
天才ベートーヴェンが、いっきに書き上げたこの交響曲第7番。
「のだ○」では、主に「第1楽章」をドラマの中で取り上げていましたが、何と言っても聴いてて爽快なのは、この第4楽章!
聴いててスカッ!!としますよ。
ヴァイオリンとかチェロとか弦楽器がやたらと忙しく細かなリズムを弾き続ける!
そしてコントラバスという弦楽器で一番大きく低音部を受け持つ楽器が、ダーダーダーダーと低音で全体を支え続けます。
このコントラストが、聴いててとっても新鮮でスカッとした気分にさせてくれるんです。
ベートーヴェンの有名な曲を数曲に絞れと言われるならば、先ずはやっぱり交響曲第5番「運命」。
じゃじゃじゃじゃーーーん!で始まるあの曲ですね(笑)。
次に、交響曲第6番「田園」。これはもう本当にほのぼのとした田園風景が目の前に広がるかのごとく、澄み切った空気が漂う名曲です。
BGMには最適。
本当に!本当に!!(しつこい)
流れるようにきれいな曲ですよ。
そして、交響曲第9番「合唱付き」。
これは年末になると全国あちらこちらで演奏会が開かれて、合唱団は地元のアマチュアで編成した臨時の合唱団を使って、プロのオーケストラと一緒に演奏する形が多いです。
ベートーヴェンの代表作は他にもたくさんあるけれども、交響曲に限るならば、まずはこの3曲かと思います。
超有名な交響曲第3番「英雄」や、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」などなど、書き出せばきりが無いのがベートーヴェン大先生の偉人たるゆえんですね!
まだまだ延々つご紹介できますが・・また別のページで取り上げるとしましょう。
さて2曲目におすすめする交響曲はこれ!
チャイコフスキー作曲/交響曲第4番「第4楽章」
打楽器のシンバルがいきなりシャーーーン!!
勢い良く鳴り響き、続いて同じく打楽器のティンパニと大太鼓がドンドン!!とでっかく叩いて一区切りつける、みたいな非常にダイナミックに景気良く始まります。
その後に少し物悲しいようなメロディが続いた後に、最初の景気のいい音楽が再び現われてトランペットやトロンボーンなどの金管楽器群が総力をあげて、パァーーーっと「おめでとー!」みたいな感じで吹きまくるのですが、これがまた爽快で超気持ちいい!
ベートーヴェンの交響曲7番と同じように、このチャイコフスキー4番もまた、オーケストラ全員がフォルテ(大きな音量で演奏すること)で演奏しまくって、いっきに終わる!みたいな曲なのです。
チャイコフスキーは、名前だけなら誰もが知っている超有名な大作曲家ですよね。
代表的な曲としては、交響曲では4番5番6番が有名で、特に交響曲第6番は「悲愴」というタイトルが付いていて超有名です。
他にはバレエ音楽を沢山作曲しており、「白鳥の湖」はこれまた誰もが一度は聴いたことがある名曲です。
ちなみに私が学生の時にチャイコフスキー4番を演奏会で取り上げましたが、その想い出はちょっと苦々しいもの。。
と言うのも、私はトランペットを吹いていて、この4楽章は終盤が吹いて吹いて吹きまくるので、本番ではバテてしまい悲惨な演奏になってしまったのです。
あー今でも思い出すだけでゾッとします。。
なんであの時、もっと頑張って意地でも最後まできちんと吹かなかったんだろうと後悔する事しきりです。
さて有名なクラシック音楽の3曲目は
ブラームス作曲/交響曲第3番「第3楽章」
この曲は先ほどの2つの曲とは違って、物悲しく淋しい感じの音楽です。
悲しい陰鬱な気持ち、そんな自分自身のなかで、もがき苦しむみたいな。。
「この気持ち分かってくれよ・・なんで分かってくれないんだよ・・」
恋に苦しむ切ない気持ちを訴えているかのような、そんな風に聴こえます。
もちろん、音楽を聴いた感想は百人百様で人それぞれ。正解なんてありません。
クラシック音楽だって同じです!
クラシックと言うだけで、音楽評論家なる偉そうな学者さんが難しい言葉を並べて、哲学的または文学的な表現を駆使して説明する、
そんなイメージが今でも根付いているのがクラシック音楽界の現状です。
音楽評論家を批判するつもりはないですが、気軽にクラシック音楽を聴いてみようかな、と思っている人たちにとって音楽評論家という存在は初心者さんたちに大きな壁を作っている、とも言えると思います。
クラシック音楽は、ロックやジャズと同じです。クラシックの中でも自分の感性に合った音楽があり、一方では気に入らないクラシック音楽もたくさんある。
それでいいのです。それが音楽の面白いところであり、音楽の楽しさなんです。
なんたって音楽は、「音」を「楽しむ」と書くくらいですからね!
ではまた!!