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クラシックコンサートの服装はこうする!マナーは簡単もう大丈夫^^

      2019/08/04

クラシック音楽のコンサートに出かけるとなると・・何かと気になる事がけっこうありますよね?

服装はどうかとか、拍手はどうするのとか・・・クラシックコンサートは、マナーがいろいろ難しそうと言うイメージがあると思います。


友だちや知り合いにクラシックが趣味の人がいない限りは、

「えっ?クラシックのコンサート?遠慮しとくよ」となる方が多いのではないでしょうか。

そんなあなたが、さてクラシックオーケストラの演奏会に出かける事になった時には、・・いろいろマナーが厳しそうで頭を抱えると思います。


そこで今回は、クラシック音楽歴40年の私が、クラシックコンサートの服装や拍手はどうするのか、そしてオーケストラのコンサートチケットの買い方について、分かりやすく説明します^^

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クラシックコンサートへ出かける服装のマナーとは?

基本的には、男性はジャケット、 女性はあまりくだけた服装以外であればOKです。

男性の場合、「ネクタイしないといけないの?」とか「スーツ着ないとダメ?」みたいな雰囲気になりそうですが、実際にはそんな堅苦しい考えは、まったく不要ですよ^^

ノーネクタイで全く問題ないですし、靴だってスニーカーでも全然OKですよ。

さすがに、下駄やスリッパ履きはさすがに如何なものかとは思いますが(笑)

要は、見た目があまり砕けていなければ全然大丈夫です!


女性の場合も、結婚式で着るような華やかな服装など必要ないです。

逆に、そんな華美な衣装でコンサートホールに入ったら、一人だけ浮きまくること間違いなしですよ(汗)。


要は、見た目がキチンとしていてだらしなくない服装なら、それで充分なのです^^

もちろん思いっきりオシャレするのもOKですよ!ただ、華美な服装で出かける必要はないと言う事です。

クラシックでは堅苦しい慣習があるのは仕方がないです

曲の楽章が終わった時の拍手と正しいマナーとは?

クラシックのコンサートで、誰もが一番違和感を持つ事の一つに、「演奏中の拍手はダメ!」という事だと思います。


交響曲というのは一般的に4つの楽章(4つの曲)があり、その曲の間にわずかな休憩(約15~20秒くらい)があるのですが、

『楽章間の時には拍手してはいけない』と言う【暗黙の了解=クラシック演奏会の必須マナー】があるのです。


「えっ?なんでダメなの?」と思いますよね?

それは昔からのクラシック音楽界の慣習で、『交響曲や管弦楽曲は、最後まで完全に楽曲が終わるまでは拍手はしない』と決まっているのです。

それが演奏会での暗黙の了解であり、クラシックコンサートでの大事なマナーなのです。


そこで、「感動した!パチパチ(拍手)」とやると・・間違いなく周囲からヒンシュクの白い目でにらまれますので、ここは要注意です。

クラシックでは楽章の途中で拍手をしてはいけないのです
「だからクラシックはお堅いから嫌なんだよ」と誰しも思うところでしょう。

しかしそれは、ひとつの伝統=マナーだと割り切ればいいと思います。


あまり納得できる話ではないかも知れませんが、たとえ演奏にすっごく感動したとしても、そこで「拍手するのはグッと我慢」です。


とにかく、「指揮者がこちらに振り向いてお辞儀をするまでは、その曲は終わっていない」のですから、とにかくも拍手は我慢してくださいね。


別記事で、私が今までに通い続けたクラシック演奏会での苦々しいエピソードを交えながら、クラシックコンサートでの基本マナーをまとめました!

「分かりやすい!」と大好評なんですよ^^

 ↓  ↓  ↓
≪クラシックコンサート初心者が注意すべき3つの基本マナー!≫


クラシック演奏会に限らず、物事にはいずれも昔からの決まり事があるものです。

「あーあ、退屈」と言わずに(笑)。

クラシックコンサートのマナーとは、そう言うものなのです。

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クラシックコンサートのチケット購入の基本はこうです!

それぞれのオーケストラ団体によって差はありますが、国内のプロのオーケストラ(交響楽団または管弦楽団)の場合、大体S席のチケットで7~8千円・C席で3~4千円前後です。


それが海外の一流オーケストラが来日した場合のチケットだと、軽く2万円以上だったりしますので、そんな財布にきびしい演奏会はパスして(笑)まずは国内の交響楽団の演奏会に出かけてみましょう!


チケットを購入する時には、まずそのコンサートが開かれる会場の座席表を確認します。

どこのコンサート会場にしろ、たいていはホームページがありますので、それを開けば座席見取り図みたいなページが必ずあります。


それを見ながら、コンサートホール全体のまん中前後付近が、一番音響の良い席になる場合が多いのです。

音響的にベストな位置はコンサートホールまん中ですよ引用http://goo.gl/qHxOl8

もちろんホールによって微妙に違ってくるのですが、およその目安としてはコンサートホールまん中か少し前くらいが一番音響が良い場所になります。


クラシック演奏会のチケット購入で一番してはいけない事!

  1. 最前列~10列目未満の座席は買わない

  2. 最後尾付近の列は買わない

この二点に注意しましょう。

前列は視覚的には楽しめますが、音響バランスとしてはおススメ出来ません。

また、ホールの一番奥の客席も避けたほうが無難です。そもそも音が届いてこないと、生演奏である実感が持ち難いのです。


①最前列~10列目未満の座席は買わない


最前列で指揮者をまじまじと見つめたいとか、ソリストであるピアニストやヴァイオリニストの動きを注視したいなら、最前列がお奨めではありますが、それ以外の場合は、やめておきましょう。


なぜかと言うと、交響楽団というのは総勢で80人程度の楽員が演奏していて、その楽員たちが最強音(フォルティッシモ!)で演奏する場面になると、


ただウルサイだけで、オーケストラ全体のバランスとかがさっぱり分からなくなってしまうのです。

クラシック演奏会では最前列の席は買わない方が無難です

②最後尾付近の列は買わない


クラシックのコンサートでは、ステージにマイクを立てることは、まずほとんど有り得ません。

なので、当然ながらコンサートホールの後ろになるほど、オーケストラ全体の音が小さくなる=聞こえにくくなります。


でも、これも演奏会の会場によりけりで、最後列まできちんと音が通るコンサートホールも、もちろんあります。


しかし、そんな極上のコンサート会場は滅多とないので、とにかく一番後ろ付近の席は控えたほうが無難です。

そもそもクラシック演奏会は、音そのものを楽しむものですから、「音があまり聞こえない」のでは話にならないです。


クラシックコンサートのプログラム・基本中の基本とは

クラシック演奏会でアンコールがあればラッキーです
オーソドックスなコンサートの場合は、たいてい3曲構成のプログラムになっています。

  1. まず10分程度の序曲

  2. そしてピアノやヴァイオリンの協奏曲

  3. 15分程度の休憩をはさんで、最後に交響曲

こんな構成で、2時間くらいの演奏会となるのが一般的ですね。

交響曲が終わったら、指揮者がステージそでまで出たり入ったりするカーテンコールと言われる動きが必ず3~5回くらいあります。

そこでアンコール曲が披露される場合もあったりしますので、あればラッキーですね^^


いずれにせよ、クラシック演奏会独特のしきたりやマナーは守りながらも、音の動きや雰囲気を楽しめば、それが一番ベストなのです。

服装がラフだって全然構わないのですから、聴き方も人それぞれであればいいのです。

参考にしてクラシック音楽を楽しんでくださいね。

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