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お賽銭の金額はいくら入れると御利益ある?正しいやり方はこれ!

      2024/02/04

突然ですが「お賽銭をいくらにしようか」って迷う時、ありませんでしたか。

初詣やお祭りなどで神社でお詣りをする時、お賽銭箱へいくらかのお賽銭を入れますね。

さてこのお賽銭「いくら入れれば、もっとも御利益があるのか」そう疑問に思った事はありませんか?

今年も100円にしておこう。ちょっと頑張って500円!いや奮発して1000円!!などなど、、
こればかりは、ふところ事情もあって人それぞれ悩ましいところです。

そこで今回は、お賽銭を入れる金額はいくら入れるのが一番良いのか、早速見て行きましょう。


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お賽銭の金額はいくら入れればいいのか?

結論のキモは、こうです。

お賽銭の金額は、願い事が実現する事と比例しません。

なので、金額の大小は関係ありません。

こうなります。

「それじゃあ、答えになってないよ。。」と聞こえてきそうです。より詳しく説明しましょう。

お賽銭の持つ意味は、一年間を振り返って、無事に過ごせた感謝を捧げたり、新しい年の平安を神様や仏様に祈願する際に、祈願が成就しますようにとのお願いとお礼として金品を奉納する習慣です。

その昔は、毎年の収穫の時期になると、神社へ幣帛(へいはく=神前の供物)や米などをお供えしていたようです。


今では『お賽銭(さいせん)』として、金銭を専用の箱=賽銭箱に入れるのが通例になっていますよね。

ですので、お賽銭を入れる時には、自分が神様に「これだけお供えしたい」と言う気持ちを持つ事、その気持ち自体がもっとも大切なことになります。

お賽銭を入れる時にはみえざる神への感謝の気持が大切
あくまでも、自分自身が神様に感謝する気持ちが大切なのですから、身の丈にあった金額をお供えすればOKなのです。

一番大事なことは、「見返りを求めない心」でお賽銭することなのです!

お賽銭は、ただ単にお金を投げ入れるのではなく、穏やかな気持ちで丁寧に『お供えする』という心構えでお賽銭を入れましょう^^

また、新札を住所名前を記した白い封筒に入れて静かにお賽銭箱に入れるのが、正式なお賽銭のやり方です。

たまに、お札がむき出しになっているのを見かけますが、お賽銭のやり方としてはあまり良くありません。

特に初詣や七五三などで神社へお詣りに行かれた際には、ぜひこの事を思い出して参拝してください。

正式な慣習にのっとりながらお賽銭を施すことは、自分自身の心を清めるためにも素晴らしいことです。

正しい方法は新札を白い封筒に入れ住所氏名を書きます

高いほど良いのか?

【お賽銭の金額が高いほど、神様にお願いを聞いてもらえる!】

この考え方には残念ながら「間違い」、それは『お願いを聞いてもらえる』という部分です。

ちなみに、お賽銭の「賽」(さい)という字には、『神仏にお礼参りをする』と言った意味があります。

今まで大過なく無事に過ごせた事に対する『お礼=感謝』の意味合いが、お賽銭には含まれているのですね^^

「願い事がかなうように」との願望実現に対する気持ちはもちろん人情として理解でしますが、あまり過度に期待してはいけないのです。


神社では「報賽」「奉賽」という言葉があるように、
  • 【×】お願いを聞いて欲しいからお賽銭を入れる⇒間違い!
  • 【○】お賽銭を施して神様から頂いた幸福に感謝する!
これが正しいやり方なのです。

でもだからと言って、決してお願いをしてはいけないわけではありません。

【まずは神様に感謝をしてから、自分のお願いを聞いていただく】と言う流れが、もっとも理想的な神社でのやり方なのです。

お賽銭を入れる時、神様に感謝することをすっかり忘れて、自分の希望やお願い事ばかり祈願しても、それはよろしくないのですね。

事の核心は、神様にしろ仏様にしろ【心の底から感謝する】気持ちなのです。

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いくら入れると御利益あるのか?

その答えは、こうです。
【人それぞれに金額が違います】気持ちのこもった100円ならばそれが最高ですし、いつも有難うございますとの感謝の気持ちを込めた1,000円も最高のお賽銭です。

「まあこんなもんか・・」みたいな安易で適当な気持ちでお賽銭箱にポイと投げ入れる!これが一番悪いお手本

このようなやり方だけは避けましょう。

そんなお賽銭の入れ方で、御利益がある訳がありません。

適当に賽銭箱へ投げ入れるのが最悪ななり方なのです

いろいろあるお賽銭の金額の意味!

さてここでは、それぞれの金額がもつお賽銭の意味を、いっきにご紹介しましょう。

そう言われると「なるほど」と納得できる金額もありますよ^^

「どれもこれも語呂合わせじゃないか」と思われるかも知れませんが、そうではありません。

お賽銭を入れる時の心と魂が、「まぁこれくらいでいいか」ではよろしくありません。でも実際には、ほとんどの方がそうだと思われます。

そのようないい加減な気持ちの持ち方自体が、既に神様に対してご無礼になる訳です。

たとえお賽銭の金額が小額であっても、丁寧で謙虚な気持ちを持ち合わせることが肝要なのです。

しかしまぁ上手に語呂合わせしているなあと、関心します(笑)。

いい加減な気持自体が、神様に対してご無礼になるのです

◆お賽銭に関わる良い意味◆

  • 5円 :ご縁がありますように!
  • 10円(5円×2枚):重ね重ねご縁がありますようにとのお願い
  • 15円(5円×3枚):十分ご縁がありますようにお願い
  • 20円(5円×4枚):よいご縁がありますように祈願
  • 21円 or 31円 :割り切れない数字なので、恋愛継続・夫婦円満願に良いとされているそうです!
  • 25円(5円×5枚):二重にご縁がありますように
  • 30円(5円×6枚):安定と調和のとれたご縁がありますように。「6」という数字が使われる「六角形」には、安定と調和をもたらす意味があります!
  • 35円(5円×7枚) :再三ご縁がありますように
  • 40円(5円×8枚):末広にご縁がありますように
  • 45円(5円×9枚):始終ご縁がありますように!
  • 50円(5円×10枚):五重の縁がありますように
  • 55円(5円×11枚):いつでもご縁がありますように≪午後に投げるとご縁がある≫
  • 105円(5円×21枚):十分にご縁がありますように!
  • 115円(5円×23枚):いいご縁がありますように
  • 125円(5円×25枚):十二分に御縁がありますように
  • 485円(5円×97枚):四方八方からご縁がありますように!
  • 1万円:1万円は【円万】ということから「円満に通ず」という意味になります!
お賽銭の金額は高ければ御利益があるのでは無いのです

◆お賽銭に関わる悪い意味◆

  • 65円(5円13枚):ろくなご縁がない
  • 75円(5円15枚):なんのご縁もない
  • 85円(5円17枚):やっぱりご縁がない
  • 95円(5円19枚):これでもご縁がない
  • 500円:これ以上効果(硬貨)がない=これは最悪です

まあ、わざわざお賽銭のために65円とか75円を準備する几帳面な方は少ないとは思いますが・・・。

私はいつも、お賽銭は500円と決めていたのですが、「これ以上効果(硬貨)が無い」んですね(笑)。それほどに効果(御利益)があると思っておきます(笑)。

いずれにしても、このようにお賽銭は高ければいいのではありませんのでご注意下さいね。

適当で怠惰な気持ち自体が神様に対して失礼ですね!

【まとめ】お賽銭はいくら入れると御利益があるのか

さてここまでお読み頂き、いかがでしたか?

お賽銭の金額は、大きい小さいは全然関係が無いことが分かりました。

肝心なのは、それぞれお賽銭を入れる方々の心の持ち方にあるのです。

ところで、お賽銭を入れてお詣りを済ませた後には、おみくじを引いて運試ししたりしますよね^^

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お賽銭に限らずとも、日々の感謝の気持ちを忘れないで、毎日を過ごしていきたいですね^^

あなたに、溢れんばかりの幸運が降り注ぎますように!

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