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正月飾りはいつまで飾るのか?どんな種類があるのか調べたよ!

      2019/01/16

お正月シーズンになると、お店やご家庭の玄関先あるいは自家用車などに華やかなお正月飾りを目にしますよね^^

そんなお正月にはなくてはならない正月飾りですが、さて皆さんは正月飾りをいつまで飾っておくものなのかご存知でしょうか?

適当な知識だけで「あれ?あのお宅まだ正月気分なんじゃない?」なんて、恥をかく事になりたくないですよね。

そこで今回は、正月飾りはいつまで飾るものなのか?正月飾りには、どんな種類があるのかについて分かりやすく説明します!

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そもそも正月飾りの意味とは?

本来お正月とは、【歳神様を家にお迎えしお祝いする行事】って・・ご存知でしたか?

何だかちょっと難しくて、堅苦しく聞こえる響きですね。

ちなみに歳神様とは、先祖の集合霊の事をそのように呼びます。


『年の初めにやって来て、その年の家族の健康や五穀豊穣を約束してくれる』と言われている神様の事。

そして正月飾りとは、『今年も歳神様を心から歓迎致します!』と言った意味をこめて飾るものなのです。


正月飾りと言えば、門松・しめ飾り・鏡餅が定番で、皆さんも見たこと飾った事もあるかと思いますが、それぞれの飾る意味をきちんと知らない人も少なくないと思われます。

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門松はいつからいつまで飾るのか

門松は、歳神様の依代(いだい=神体や神域)と言われていて、『正月飾りの中では最も重要なもの』とされています。

ちなみに、「依代」とは、心霊が依り憑く対象物の事を言い表します。

門松は正月飾りのなかで最も重要なものとされています
歳神様が迷う事なく降りて来るための目印になる物が、門松なのです。

その門松を飾る時期と言うのが、年の瀬12月28日に飾るのが一般的と言われています。


その理由としては、【歳神様をお迎えする準備を、前日にあわただしく行うことは失礼にあたるため】などと言われております。

門松を飾る期間は地域によっても異なるようですが、一般的には「松の内(1月7日)まで」とされています。


しめ飾りはいつまで飾るものなの?

新しい藁に裏白(うらじろ)、ゆずり葉、橙(だいだい)などをあしらって作ったお飾りをしめ飾りといい、私の家では、「しめ縄」なんて呼んだりもしていました。

しめ飾りは神様を迎える清浄な場所を示すためのものです
しめ飾りは、神様を迎える清浄な場所を示すために飾るもので、玄関に飾ることで災いが外から入ってくる事を防ぐと言われています。

しめ飾りを飾る時期は、門松と同じで12月28日~1月7日までが一般的です。


鏡餅はいつまで飾るのか?

鏡餅は、古代より『歳神様を迎えるために供えるお供物』と言われています。

鏡餅が丸い形は【円満】を表現し、2つ重ねるのは『かさねがさね』を表しており、『円満に年を重ねるという意味』が込められているそうです!

歳神様を丁寧に迎えるために供えるお供物が、鏡餅です
歳神様を丁寧に迎えるために供えるお供物が、鏡餅なのです!

見た目も何となく可愛げのある鏡餅ですが、その意味を知るとなんだかホッコリ暖かい気持ちになったりしますね^^


鏡餅を飾る時期は、12月28日が最適とされていて鏡開きの日までと言われています。

鏡開きの日とは、一般的に1月11日とされていますが、こちらも地域によって多少日程が左右したりもあるようです。

鏡餅のくわしい記事はこちらからどうぞ!



正月飾りの由来は知って損はない!

正月は、年の初めに行われる日本の代表的な行事の1つです。

始めよければ全て好しとも言われるように、お正月に関わるお祝い事の知識は知って損はないですね^^


ところで、正月前には神棚はもちろんキレイにするものですが、神棚の上に貼る「雲」の意味って知っていますか?

神棚の「雲」が何を意味するのか?それはこちらからどうぞ!


年の初めは、心身共に清清しい気持ちでスタートしたいものです^^

今年も読者の皆様にとって、素晴らしい一年になりますように。

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