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端午の節句の由来とは?初節句のお祝い金の相場はこうです

      2019/02/03

ゴールデンウィークが迫ってきています!予定は決まりましたか?

ゴールデンウィーク最終日は「子どもの日」ですね^^


小さいとき、新聞紙で兜を折ったな~と思い出します。

今回は、子どもの日=端午の節句とその由来について。そして、初節句のお祝い金の相場はどれくらいなのか、徹底的に調べてみました。


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そもそも端午の節句の由来とは?

実は、国連が「世界子どもの日」を制定しているため、世界中で子供の日を祝う習慣があるのです。

ほとんどの国では、11月20日が子どもの日なんですよ^^

子どもの日が5月5日で祝日になっているのは日本独特の風習のようです。


この5月5日を子どもの日と呼ぶのは1950年頃から始まったもので、それまでは伝統的に「端午の節句」と言われていました。


端午の節句が制定されたのは、なんと江戸時代!

重要な年中行事として、年間5日の祝日が「五節句」として制定された中の1つなんです。

小さいとき、新聞紙で兜を折った想い出が懐かしいです
◆五節句
  • 1月7日:人日(じんじつ)=七草の節句
  • 3月3日:上巳(じょうし)=桃の節句
  • 5月5日:端午(たんご)=菖蒲の節句
  • 7月7日:七夕(しちせき)=笹の節句
  • 9月9日:重陽(ちょうよう)=菊の節句

9月9日の重陽以外は、現在でも定着している節句ですね。

端午というのは「端=最初」で、『5月最初の午の日』という意味があります。


元々は「薬草(=菖蒲)を摘む日」とか「菖蒲とよもぎで厄払いをする日」だったと言われています。

「菖蒲」が「尚武=武事・軍事を尊ぶこと」と同じ読みであることから、男子の立身出世を願う行事に変わっていきました


端午の節句で飾る物の意味は?

メジャーなものだけでも、端午の節句に飾るものは3つもあります。

  • 鯉のぼり
  • 鎧兜
  • 五月人形

鯉のぼりは黄河を泳ぎきったのが鯉だけという故事から!
鯉のぼりは「黄河の滝を登ろうと多くの魚がチャレンジした結果、登れたのは鯉だけで、その鯉は滝を登り切って竜になり天に昇って行った」という中国の故事がベースとなっています。

鯉のぼりには、子どもの成功を祈る意味があるんですね。

鎧兜は子供の安全を祈る気持ちから生まれた伝統です。

また、端午の節句を祝う武家では、鎧兜を飾っていました。

武士の命を守る鎧兜。子どもの無事を祈る気持ちから生まれた伝統ですね。

兜や人形を玄関に飾った風習が町人まで広まったのです

五月人形は武者人形です。

元々は武家で男児が誕生したときに、兜や人形を玄関前に飾っていた風習が町人まで降りてきたもの。

武家ルーツだから、武者人形なんですね^^

子どもを災厄から守り、人形のように立派な男(武士)になってくれるようにという願いが込められています


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端午の節句の食べ物の意味は?

端午の節句で食べるのは、みんな大好き柏餅&ちまき♪

ちまきは若干地域性があって、関西方面でのほうが一般的になっているようですが、柏餅は全国民が食べますよね。


この柏餅を包んでいる柏の葉、新芽が出るまで古い葉が落ちないんです。

このことから、子孫繁栄の意味が込められているんですね。


さらに、柏の木には神が宿るとされています。

だから神社で打つ「柏手」も柏。


神聖で縁起の良い葉っぱで包んだおもちを食べることで、子どもの厄除けと家系の繁栄を願っているんですね。

ちまきも悪い龍を除ける効果があり、縁起が良いのです

そして、ちまきは中国で昔から厄除けの意味があって、これは故事からきています。


川に身を投げた屈原という賢人を弔うために、里の人々が命日である5月5日に竹筒に米を入れて川に流していたところ、

屈原の手元に届く前に悪い龍に盗まれてしまったため、龍の嫌いな“楝樹(れんじゅ)”の葉で包んで、五色の糸で縛るようにした、という内容。


悪い龍を除ける効果があるため、縁起が良いとされているんですね。

餅ももち米も好きな私にとっても、5月5日はとっても縁起の良い日(?)です♪


初節句のお祝い金・相場はどれくらい?

子どもが生まれて最初の節句が初節句。女の子はひな祭りで、男の子は端午の節句ですね。

親戚や友人の立場から初節句をお祝いする場合の相場って、全然分からないものですよね。

  • 母方の祖父母:10万~30万円
  • 父方の祖父母:5万~30万円
  • 親戚:5千~1万円
  • 兄弟:5千~1万円
  • 友人:3千~5千円

親戚、兄弟、友人の場合は、上記の額のお祝い金に、なにかちょっとしたオモチャなどをプラスしてプレゼントすることが多いようです。

初節句をお祝いする祝い金の相場はなかなか難しいもの
重要なのは「母方の祖父母」。

男児も女児も、初節句のお祝いとして飾り物を贈るのは「母方の祖父母」という地域がほとんどなんです。


端午の節句の場合は、鎧兜や五月人形を贈るということですね。

もちろんお祝い金の相場はあくまでも参考なので、その家庭に合った無理のないお祝い金額で贈ればOK。


ちなみに、昔は本当に着られるサイズの立派な鎧兜を飾る家も多かったですが、最近では飾る家のスペースの問題から、敢えて小さな兜や人形を飾るお宅も多くなっています。


初節句で奮発して超立派なのを贈りたい!というおじいちゃん・おばあちゃんの気持ちも良く分かりますが、まずは赤ちゃんの両親と相談して、サイズや価格帯を一緒に決められると良いですね。


なにかと美味しい「こどもの日」

ちまきや柏餅は離乳食でも食べられるレシピが沢山あります
記事を書いていて、ちまきが食べたくて仕方なくなってしまいました。

子どもの頃は、三角に折った笹の中にもち米を入れて炊いたものを、母がよく作ってくれたものです。

きな粉をつけて食べると超おいしいんですよね~♪


柏餅は、コンビニの発達とともに季節限定のお菓子じゃなくなった気がします。

桜餅と違って葉っぱがむきやすいし、おもちが分厚い食感が大好きで一年中食べてます♪


ネットで検索してみたら、ちまきも柏餅も離乳食の赤ちゃんが食べられるようなレシピがたくさんありました。

初節句を迎えるママさん、余裕があったらぜひチャレンジしてみてくださいね♪

 - 【慣 習】