しめ縄・しめ飾りはいつからいつまで飾る?処分方法はこうする!
2023/12/28
時が経つのは本当に早いもの、令和5年も残りわずかですね。
もうお正月は目の前です!
さてお正月には付き物のしめ縄やしめ飾り、年末に飾り付けて正月を迎えいつまで飾るのが正しいのでしょうか?
その後は処分しなければいけませんが、正しい処分方法知っていますか?
何と言ってもしめ縄は「年の初めの縁起物」ですから、粗末に扱っては頂ける御利益も吹っ飛ぶと言うもの。
この際、正しい知識を持ってスッキリしたいですね。
では早速いきましょう!
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しめ縄・しめ飾りはいつからいつまで飾るのか?
しめ縄を飾る時期は、およそ12月28日~1月7日までが一般的です。
地域によっていろいろな慣習や風習があるので、一概にこれが正しいとは言えないのが現状です。
地域によっていろいろな慣習や風習があるので、一概にこれが正しいとは言えないのが現状です。
小正月までの地域は「1月15日まで」、二十日正月までの地域は「1月20日まで」となり、地域によっても飾っておく時期に差があります。
お住まいの地域の風習がよく解らない場合は、地元に長く住んでおられる長老さんに聞いてみるのも手っ取り早い解決策ですね。
言うまでもなく、しめ縄しめ飾りは縁起物ですから毎年繰り返して使うものではありません。
神様(歳神様)に来ていただくためにも、必ず新しいしめ飾りを毎年用意して、気持ちよく来ていただくようにしましょう^^
さてそんなしめ飾りですが、処分する方法って意外に悩みませんか?
神様に関わるものをゴミ袋に入れて捨てるっていうのは・・・なんだか気が引けてしまいますよね。。
そこで次に、『しめ縄って本当はどう処分するのか』について徹底取材しました!
しめ縄【処分方法は二通り】
しめ縄やしめ飾りの処分方法は、下記の二つの方法となります。この情報は、全国8万社の神社を包括する神社本庁へ私が電話して(2018/1/8実施)職員さんに直接確認しましたので、正しい確実な方法ですよ^^
- 【左義長でお焚き上げして処分する】
- 【神社に持参してお炊き上げしてもらう】
- 【ゴミとして出してはダメ!】
一般的な処分方法としては、左義長(どんど焼き)で焚き上げて処分するのが通常行われている処分の仕方です。この左義長とは、小正月の1月15日または2月~3月に行われているところもあり『お正月にお家に来て頂いていた神様(歳神様)に、焚き上げた煙と共に天に帰っていただく』と言った意味が込められています。
全国的には、大抵どこの神社でもどんど焼きの行事(左義長)が行われています。
しめ縄の処分にはお金もかからないので、開催の有無や場所が分からない場合には、近隣の神社の方に問い合わせてみましょう。
「でも都会では、そんな事やっていないんじゃないの?」と、疑問に思う方もおられるかと思います。
これについても、神社本庁の職員さんに確認しました。
「東京都区内や他の都市部でも、人が常駐している神社ならば『どんど焼きを実施しているところが多い』です」との回答でした。
都会のど真ん中にある神社でも、ちゃんとどんど焼きを実施して神様をたてまつるのですね。
余計な先入観が振り払われて、何だかホッとしたような温かな気持ちになりました^^
もしも、左義長に持っていけない場合には、その後に神社へ持参すればいつでも受け取って頂けるとのことです。全国どの神社においても、しめ飾りやしめ縄などは随時受け取りながらある程度集まった時点で、まとめてお炊き上げをするようです。
ですから、たとえ1月を過ぎたとしても大丈夫のようです。
都合のつく時に、最寄の神社へ持参して神社の方に尋ねてみて下さい。
何も問題なく受け取って下さるはずですし、これなら気分もスッキリですね^^
しめ飾りやしめ縄を、ゴミ袋に入れて捨ててはいけません。
これについても、神社本庁の職員さんに確認しましたが「神様に関わる事ですから、ゴミと一緒に出すのはご遠慮ください」と、明確に否定されました。
これについても、神社本庁の職員さんに確認しましたが「神様に関わる事ですから、ゴミと一緒に出すのはご遠慮ください」と、明確に否定されました。
考えるまでもなく、あまりにも当然のことです。
しめ縄やしめ飾りは「お正月飾り」であり、神様の力が宿る縁起の良い飾り物です。
たとえ、どんなに感謝の気持ちを持っていたとしても、ゴミ出しで捨てる神経は如何なものかと首をかしげてしまいます。
他のブログなどでは、「燃えるゴミの日に出しても大丈夫」とか、「お塩をまぶし、新聞紙などでくるんで出しましょう」とのアドバイスを散見しますがなるべく控えた方が賢明です。
何と言っても、しめ縄は心のよりどころとなる神様が宿ったものですからね。それをゴミ扱いするのは邪道だと思うのです。
常識の範囲内で考えるならば、とても当たり前なお話しです。
なぜ藁(わら)を使いミカンを飾るの?
そもそも論として、しめ縄では「なぜ藁を使うのか」「ミカンと橙(だいだい)は違うのか」「この葉っぱは何なのか(笑)」等々、分からない事がいくつもあります。しめ縄は、新しい藁(わら)に、裏白(うらじろと言う植物)・ゆずり葉・橙(だいだい)などをあしらって作られています。
それらが使われている意味をご存知の方は、以外と少ないかもしれません。
新しい藁(わら)は、古い年の厄(やく)を払うという意味合いがあります。
裏白(うらじろ)は長寿を願い、ゆずり葉は末代まで続く繁栄を願っています。
そして橙(だいだい)は、家系が「代々(だいだい)」末永く繁栄するとの願いが込められています。
裏白(うらじろ)は長寿を願い、ゆずり葉は末代まで続く繁栄を願っています。
そして橙(だいだい)は、家系が「代々(だいだい)」末永く繁栄するとの願いが込められています。
しめ縄やしめ飾りは、神様を迎えるための清浄な場所を示すために飾るものであり、玄関に飾ることによって災いが外から入ってくる災難を防ぐと言う、家内安全の意味合いもあります。
わらは厄払いの意味を持ち、ミカンは本来ではなくて橙が正式なんですね。
また一つ、物知りになりましたね^^
『まとめ』しめ飾りを飾る期間と処分方法
しめ飾りを飾る時期は、およそ12月28日~1月7日までが一般的です。
ただし、地域により様々な慣習や風習があることから、一概にこれが正しいとは言えないのが現実です。
ただし、地域により様々な慣習や風習があることから、一概にこれが正しいとは言えないのが現実です。
そして、処分方法は下記の二通りでしたね。
- 左義長でお焚き上げする
- 神社に持参して後日お炊き上げする
とにかくも最も大事なことは、しめ飾りやしめ縄を感謝の気持ちを持ちつつ飾ることで神様(歳神様)を快くお迎えし、この先1年間を無事に過ごせるように心からのお願い(祈願)をすることです。
【すべては感謝に始まり感謝で終わる】
これに尽きると思うのですが、いかがでしょうか?
もちろん人の考え方は百人百様ですが、もしも私と同じでいらっしゃるならば、ブログ管理者として本望です^^
さて、しめ飾りの記事に関連して、神棚のお札交換や処分方法もこちらで詳しく説明していますよ~。
神棚のお札交換や処分方法はこちら
↓ ↓ ↓
≪神棚のお札交換や処分はこうする!正しい方法で気分もスッキリ!≫
しめ縄やしめ飾りは、きちんと感謝の気持ちで飾り付け、または処分して、今年もまた気持ちの良い1年のスタートを切りたいものですね^^