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ひなあられの作り方と由来!【親子でカンタン美味しいレシピ】

      2023/01/20

この時期スーパーへ行くと並んでいる、とってもかわいらしい『ひなあられ』^^

見ているだけで、なんだか乙女心が刺激されてワクワク楽しい気分になりますね♪

そんなひなあられを、お子さまと一緒に作ってあげたら、もっと楽しいひな祭りになるはず!

そこで今回は、見た目にもかわいらしくて美味しいひなあられの作り方と、その由来もご紹介します。

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関東と関西では【ひなあられに違いがある!】

ひなあられの作り方の前に、実は大事なことがあるんですよ。

それは・・関東と関西ではひなあられの作り方に違いがあるのです。

【関東のひなあられ】

いきなりですが、『ポン菓子』って知っていますか?

お米を砂糖で味付けした、とてもシンプルなお菓子がポン菓子。

若いお母さんは、知らない方が多いかも知れませんね。

昔、と言っても昭和の時代ですが、町中で「ボンッ!」という鈍い(にぶい)大きな音と共に弾(はじ)けていたレトロな光景です↓

i320引用:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1422669369

実は関東のひなあられは、この甘~いポン菓子なのです。

米粒を弾(はじ)かせた食べ物なので、形や大きさは米粒とだいたい同じくらいの大きさです。

関東のひなあられは、米粒を弾かせたポン菓子です。
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【関西のひなあられ】

お餅を小さく切り分けてから油で揚げて、お醤油や塩で味付けした食べ物が、関西のひなあられです。

関東のひなあられと違い、直径1cmほどの大きさがあります。

両方を比べると関西の方が結構大きめになります。

同じひなあられなのに、東と西では味も形も全然違うんですね。

関西のは、お餅を小さく揚げて醤油で味付けしています

【関東】の作り方

米粒を爆ぜて(はぜて)作るのが関東風ですが、実際にご自宅で米粒をボンッ!と爆ぜさせるのは難しいので^^;

ここでは、お家で簡単にもち米を揚げるレシピをご紹介しましょう。

【材料(4人分)】

  • もち米:100g
  • 粉糖:適量
  • 食用色素:赤/黄適量
  • 抹茶:適量
  • 揚げ油:適量
なんだか適量ばかりですが、その辺はお好みの食用色素を使ってカラフルに仕上げてくださいね^^

『色素』と言うと何となく「大丈夫なの?」みたいな感じもしますが、すべて食物から作られているので安心ですよ。

緑色は食用色素を使ってもいいのですが、我が家では娘が抹茶大好きなので、緑色は抹茶で色付けしています。

抹茶を使うことが何となく風情があって、我が家のお気に入りレシピです^^

【作り方】

  1. もち米100gを用意する
  2. 揚げ油を170℃に熱する

170℃以上高くなると焦げてしまいます!要注意です!
  1. もち米をそのまま油に入れ、弾(はじ)けるまで揚げる
  2. ペーパータオルをひいたパットに入れて冷ます
  3. 完全に冷えたら食用色素または抹茶を入れたビニール袋に入れる
  4. 袋をふって粉をもち米にまぶしたら完成!
食用色素や抹茶を入れすぎると、どぎつい色のひなあられになってしまうので要注意!

何事も、ほどほどが一番いいのです。


【関西】の作り方

余った切り餅をオーブンで焼いて、簡単に作れてしまうレシピをご紹介します♪

ちなみに我が家の場合は、家族がみんなお餅大好きなので、一年中いつでもお餅があるんですね。

そこで、昔おばあちゃんが作ってくれたひなあられを思い出しながら我流で作ってみました^^

【材料(4人分)】

  • 切り餅:6個
  • 醤油:適量
  • 塩:適量

【作り方】

    1. 切り餅を5㎜角に切る
    2. オーブンを150℃に温めておく
    3. 天板にクッキングシートをひき、お餅同士がくっつかないように並べる
    4. オーブンで20分焼く
    5. 焼き上がりまでに、大きめのお皿に醤油を用意する

    6. お好みでお砂糖を入れても美味しいですよ^^

    7. 焼き上がった餅の半分を醤油を入れたお皿の上で転がして味付けをする

    8. もう半分は、ざるなど冷めやすいものに取って冷まします

    9. 醤油味のものを別のお皿に取り分けて乾かす
    10. 冷ましておいたあられを好みの量の塩を入れたビニール袋に入れる
    11. ビニール袋を振り塩をまぶしたらお皿に取り出す
    12. 7の醤油が乾いたら完成!

    ひなあられを比べると関西のひなあられが結構大きめ!

    なぜ『ひなあられ』を食べるようになったのか?

    いまでは絢爛豪華に飾られているお雛様ですが、はるか昔の平安時代には子供が遊ぶもっとも身近なお人形でした。

    そんなかわいいお友達を、外へ連れ出して春の景色を見せてあげようと、【雛の国見せ】という風習ができたそうです。

    その【雛の国見せ】のときに、ごちそうと一緒に持って行ったのが『ひなあられ』だったと言い伝えられています。

    お人形をかわいがる気持ちは、いまも昔も同じなんですね。

    雛人形にひなあられを食べさせたりしたのかも。

    本当にかわいいですね^^

    かの有名な源氏物語にもお雛様で遊ぶ様子が書かれているんですよ。

    ひなあられには、長~い歴史と伝統が潜んでいたのですね。

    何からできているのか?

    ひなあられは、菱餅を外で食べやすいように砕いて作ったもの、という言い伝えが残っています。

    そう言われてみれば、ひなあられと菱餅って同じ色をしていますよね。

    ひなあられは菱餅を食べやすいように砕いたものです。
    菱餅の色は上から『桃』『白』『緑』ですが、昔は子供の身体を思って健康のためにも良い材料で作られていたそうです。

    • 桃(赤):解毒作用のあるクチナシ
    • 白:血圧を低下させるヒシの実
    • 緑:増血作用のあるヨモギ

    色使いにも、子供を思う親心がしっかりと込められているのですね。
    • 桃(赤)・生命のエネルギー
    • 白・・・・大地のエネルギー
    • 緑・・・・木々のエネルギー

    ひなあられを食べることで、上記のような3つの自然のエネルギーを体内に取り込んで、災いや病を祓える(はらえる)ようにとの願いが込められているのです。

    命そのもののエネルギーと大自然のエネルギーを、わが子に与えてあげたいという優しい親心なんですね。

    ひなあられには自然のエネルギーを取り込む願いがある

    それぞれの色は四季を表現

    ひなあられには、桃色・白・緑・黄で色づけしたものもあります。

    • 緑・・・・春
    • 桃(赤)・夏
    • 黄・・・・秋
    • 白・・・・冬

    およそこんな感じで、四季を表していると言われています。

    この先一年間の、娘の健やかな健康と幸せへの願いが込められているわけです。

    親が子を思う温かい気持ちは、いつの時代も海よりも深い愛情なんですね^^

    【まとめ】ひなあられde楽しい想い出を!

    「あの時あんなもの食べたなぁ。」

    こんな感じで私たちは皆、想い出と食べ物はけっこう記憶の中で結び付いているものです。

    そんな私もひなあられのレシピを書いていて、ふと懐かしいおばあちゃんのことを懐かしく思い出しました。

    不思議と、その時の会話や笑顔も一緒に蘇ってくる場合がよくあります。

    我が子が成長した折には、自分の事をそんな風に思いだしてもらえたら、本当に幸せですね。

    どちらのひなあられも、色付けならお子さんでも出来ます
    関東と関西どちらのひなあられも、色付けならお子さんでも楽しみながら出来ますね。

    今年のひな祭りは最愛のお子さんと一緒に、ひなあられ作りにトライするのも楽しいですよ^^

    さて最後に、お子さまと一緒に手作りするなら、雛人形を簡単に手作り出来る方法を下記でご紹介しています!
    ↓  ↓  ↓
    ≪雛人形を手作りで!こうすれば簡単!親子で作れるお雛さま!≫

    とっても簡単に出来て、しかもお子さまと楽しくワイワイにぎやかに作れる雛人形です。

    私の友達かいわいでは、大人気!

    楽しい想い出が、またひとつ増えますよ^^

    幸せは想い出の中にある。

    いつもそう思いながら、我が子と過ごす時間を大切にしています。

     - 【慣 習】