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クラシックコンサートの拍手はむずかしい?そのタイミングはいつ?

      2017/03/10

クラシック音楽のコンサートでは、演奏終了後に拍手をする「絶妙なタイミング」があって、そこで一人だけフライングして早めに拍手してしまうと、それは完全にマナー違反となってしまいます。


それに、せっかく盛り上がってジャーーンと決めて終わった演奏にも関わらず、タイミングの悪い拍手が入るだけで瞬時にシラけてしまいます。完璧にしらけます!

  • 「えっ?なんでここで拍手しないの?」
  • 「かしこまって咳払いかよ?」
  • 「何となく退屈そうだな~」

クラシック演奏会には、こんな感じのお堅いイメージがあるのではないかと思います。

そこで今回は、クラシックコンサートでの拍手するタイミングについてお話してみます。クラシック音楽歴40年の私にお任せください!


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クラシックコンサートで拍手するタイミングはこうする!

さて本題の、拍手するタイミングについてです。

結論から言うと、こうなります。

  • 序曲や管弦楽曲では、それ自体の演奏が終わったら拍手する。

  • 交響曲の場合は、1楽章や2楽章が終わっても拍手はしない!
    (曲が終わるとウヤウヤしくゴホゴホ咳払いをしているアレです)

  • でも4楽章あるいは最後の終楽章が終わったら拍手をする。
以上が基本となります。


序曲がいくつかの曲に分かれていることは先ずありませんから、終わったら指揮者が客席を向いてお辞儀するのですぐに分かります。


管弦楽曲では、中には交響曲のようにいくつかの曲で構成されている場合も多いです。ですから、終わったからといって、すぐに拍手しないよう注意が必要です!

飛び出し拍手は、はっきり言って相当ヒンシュクを買いますし、何よりも恥ずかしい!

管弦楽曲や交響曲の場合は拍手のタイミングが違います


ピアノやヴァイオリン協奏曲は、たいてい3楽章形式が多いので、3楽章(終楽章)が終わったら拍手するのが基本マナーです。

絶対に、1楽章や2楽章が終わっても拍手はしないでくださいね。それが昔昔からのクラシック演奏会のマナーであり、伝統なんです。


目安としては、3楽章が終わったら指揮者とソリストが握手をしますし(あるいはハグする!)何よりも周りが拍手し出すのですぐに分かります!


メインの交響曲の場合でも、終楽章が終わるまでは拍手は厳禁です!

メインの曲では、それだけを聴くために来場しているマニアックなファンも多いので、楽章の途中で拍手してしまうと、「なんだよ、うぜーな!」となってしまいます。

協奏曲では楽章の途中で拍手するのはマナー違反です!

ですので、演奏に感激して拍手したい気持ちはグッとこらえて、終楽章が終わって曲が完全に終了するまで、じっと待つのです。

曲が終わると、指揮者がはカーテンコールと言って、指揮台とステージそでの間を3回~5回ほど行ったり来たりします。

そこで演奏に感動したらな拍手をし続ければいいし、つまらなかったなと思うならば拍手しなくてもいいのです。


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クラシックコンサートの演奏曲の基本構成とは?

クラシック音楽のコンサートでの標準的な形ですが、およそ3つのパターンがあると思って下さい。


まずひとつめ。
クラシック演奏会では、下記Aパターンのように3曲構成から成っているコンサートが多いです。

  1. Aパターン

    • 一曲目:序曲など10分~15分程度の短い曲

    • 二曲目:ピアノやヴァイオリンとの協奏曲(20分~40分)いわゆるコンチェルトですね

    •  ~20分程度の休憩~

    • 三曲目:交響曲(30分~1時間20分)


    およそこんな構成で構成されています。

    定期演奏会や、地方を巡業して演奏会を開く場合に多くみられます。


    また一方では、クラシック演奏会のメインである交響曲が1時間を越えるような大曲の場合だと、下記のBのようになります。


    一曲目に短めの序曲をさらりと演奏して休憩に入り、メインの大曲をじっくり聴かせるという流れになりのです。

    クラシックの交響曲は1時間を越えるような大曲もある

  2. Bパターン
    • 一曲目:序曲など10分~15分程度の短い曲

    •  ~休憩を入れてから~

    • 二曲目:交響曲(1時間超える大曲)


    たとえば、マーラーとかブルックナーという近代の大作曲家の演奏会になると、一曲が1時間を越える交響曲が多いので、Bパターンのプログラム構成が多くなってきます。


    年末恒例の、ベートーベン「第九交響曲」も、Bパターンが多いですね。


    そして三つ目、Cパターンとしては、フランスの作曲家、ラベルやドビュッシーを取り上げるコンサートで多く見られるパターンが下記です。


  3. Cパターン
    • 一曲目:序曲(10分~15分)

    • 二曲目:管弦楽曲(15分~20分程度)

    •  ~休憩を入れてから~

    • 三曲目:同じく管弦楽曲(15分~20分程度)

    • 四曲目:同じく管弦楽曲(20分~30分程度)


    メインに交響曲を持ってくるのではなくて、3~4曲すべてに管弦楽曲を演奏するパターンですね。


交響曲と管弦楽曲は一体どこが違うのか?

交響曲は基本的に4つの曲(楽章)が組み合わさって出来ている曲。(3つの曲=楽章、あるいは5つの曲=楽章で成り立っているのもあります)

一方の管弦楽曲は、交響曲のように、いくつかの楽章に分かれていないひとつの曲。(例外もかなりありますが)


基本的に、この理解で大丈夫です。どちらがいいか悪いか、というものではありません。

それぞれに魅力があり個性的なプログラムになるので、そこは人それぞれの趣味・感性・好み等々で演奏会を選ぶことになるのです。

クラシック演奏会のプログラム選びはひそかな楽しみです
この「プログラムを厳選してから出かけるコンサートを選ぶ」こと自体が、クラシックファンの楽しみのひとつだったりします^^


でも、「選ぶってこと自体がどれば良いのかわからないよ」となると思います。

それは、CDをたくさん聴いたりFMラジオの音源を聴いたりしながら、とにかく片っ端からでもいいのでいろんなクラシックの名曲演奏を聴きまくる!

これが一番の早道だと思います。私の経験からですけどね。


クラシックコンサートでの拍手「まとめ」

結局のところは、クラシックコンサートでは、その曲を知っていようが知らない場合であろうが、

素直に感動したら、その曲が終わったら盛大に拍手する。

感動を指揮者やオーケストラ楽員に伝える!

おもしろくない演奏だと思ったら拍手しなくていい。

あるいは演奏が終わったときだけ、ほんの気持ちだけ拍手しておく。それが、つまらない演奏だったという意思表示になる。


クラシックコンサートでは拍手のマナーも大事ですが、何よりも演奏そのものと、音の動きや表情を存分に楽しんで下さいね。

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