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袱紗の包み方や渡し方はこうする!香典ご祝儀での正しい使い方!

      2017/01/22

誰もがしっかりと心得ておきたい、冠婚葬祭の基本マナー。

慶事や弔事でご祝儀や香典をお渡しする時に、祝儀袋や不祝儀袋が汚れないように大切に包むためのもの。

それが袱紗(ふくさ)


正しい袱紗の包み方や渡し方、そして袱紗の色などいろんな決まり事があるので、ご祝儀や香典のマナーは正直なところ悩みの種ですよね。周りの人たちも、それぞれいろんなやり方でやっているので何が正しいのか迷います。

袱紗を使う目的は、ただ単に汚れないようにとの配慮だけではなく、「先方の気持ちを考えて礼節を重んじています」という心遣いの表れです。


そこで、袱紗の正しい使い方と包み方について徹底的に調べましたので、出来るだけ分かりやすいよう解説してみました!


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袱紗の正しい包み方と渡し方【慶事の場合】

【慶事の袱紗の包み方】

  1. 四隅が上下左右に来るように(ひし形の形に)袱紗を開きます。

  2. 開いた袱紗の中央からやや左に祝儀袋を置きます。

  3. 四隅を折ります。この時の折る順番は、左⇒上⇒下⇒右の順番で折りましょう。

  4. 左側のはみ出した部分を内側に折ります。

以上のような順番で包みます。


【慶事の金封の渡し方】

「お祝いの時の渡し方」としては、左手の上に袱紗を乗せ、右手で袱紗を開き、ふくさの中からご祝儀袋を出します。

相手から見て正面向きになるように、閉じた袱紗の上に金封を乗せて右回しをしてから差し出します。


またもう一つの方法としては、袱紗を台として使わず、金封のみ手渡しでお渡しする方法もあります。

いずれの方法にしろ大切なのは、動作を慌てずにゆっくりと行うこと!


ちなみに私の失敗談ですが、結婚式の受付の場で、「あれ?どっちだったかな?」と慌ててしまい、「あれ?あれ?」などと独り言をブツブツ言う始末で、大恥をかいた経験があります。

お祝いの場なのでまだ笑い話で終わりましたが、それがお通夜など弔いの場となると、大恥と言うよりも相手方に対して失礼千万となってしまいます。

そんな見っとも無い事にならないよう、とにもかくにも「ゆっくりと動作する」ことが肝心です^^

袱紗の色は慶事の場合、暖色系の色を使うのが正しい。

【慶事の袱紗の色や種類】

袱紗は、「慶事」「弔事」によって、使用してよい色が異なります

それぞれの場合で使用して大丈夫な袱紗の色を、きちんと使い分けるように気をつけましょう!


慶事の場合、袱紗の色は暖色系の色を使います。下記のような色ですね。

  • オレンジ
  • ふじ
  • えんじ
  • ローズ

これらのように、おめでたい場にふさわしく、袱紗もあたたかい色あいでお祝いの気持ちを表すのですね。

それから、袱紗はもともと四角い形が主流でしたが、現在では使いやすくコンパクトな「金封袱紗」や、形が固定できるように台がついた「台付き袱紗」、爪がついた「爪付き袱紗」など様々な種類が販売されていますよ。

実際に手にとってみて、使いやすいタイプを選んでみるのがベストだと思います^^

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袱紗の正しい包み方と渡し方【弔事の場合】

【弔事の袱紗の包み方】

  1. 四隅が上下左右に来るように(ひし形の形に)袱紗を開きます。

  2. 開いた袱紗の中央からやや右に、不祝儀袋を置きます。

  3. 四隅を折ります。この時の折る順番は、右⇒下⇒上⇒左の順番で折りましょう。

  4. 右側のはみ出した部分を内側に折ります。

弔いごとの場合、袱紗の包み方は「慶事とは正反対の作法」となるのです。


【弔事の金封の渡し方】

「弔事の場合」は、金封の渡し方も包み方と同じくお祝いの時に比べて左右が反対になります

右手の上に袱紗を乗せ、左手で袱紗を開き、ふくさの中から不祝儀袋を出します。

そしてこの場合は、閉じた袱紗の上に金封を乗せて、左回ししてから差し出します。

なお、金封のみで相手方へ手渡ししても大丈夫です。問題ありません。

大事なことは、慶事でもお伝えしましたように、「ゆっくりと動作する」ことを心がけましょう。

弔事では袱紗の包み方は慶事とは正反対の作法になる

【弔事の袱紗の色や種類】

弔事の場合の袱紗には、寒色系の色を使います

  • 深緑
  • 灰緑
  • うぐいす
  • 灰青
  • グレー

以上のように、しめやかな場にふさわしい、しっとりと落ち着いた色で弔いの気持ちを表します。慶事の場合は暖色系、弔事では寒色系の色となる訳です。


なお、「紫色の袱紗」は慶事・弔辞のどちらにも使えるので、一枚あるととっても重宝しますよ。

これなら色で迷う心配がありませんので、ご祝儀にしろ香典の場合にしろ、臆することなくスマートに使う事が出来ますね。


袱紗の正しい包み方と渡し方を動画でチェックしてみよう!

下記の動画が大変分かりやすいので、ぜひ参考にされて下さい。


引用:ワンポイントマナーレッスン8 袱紗のマナー-日本サービスマナー協会https://goo.gl/6M3r9C

動画の中での一連の動作を、じっくりと観察してみて下さい。

きれいなマナーは、見ていても本当に気持ちが良いものです^^


袱紗がない場合にはこうする!

諸々の事情で袱紗がない場合には、「小さな風呂敷」やアイロンがけした「大きめのハンカチ」でも袱紗の代用として使用できます。

言うまでもありませんが、使用済みのくしゃくしゃになったハンカチはダメですよ!当然ですが念のため。


これも私の体験談ですが、急なお通夜が入ったため袱紗を持っていなかったので、手持ちのハンカチで代用した時がありました。

たまたま地味なデザインのハンカチで大変助かりましたし、一緒に参列した友人からも「スマートでかっこよかったよ」とほめられてしまいました(笑)。

ご祝儀袋や香典は、むき出しでそのまま持参せずに、気持ちをしっかり包んで届けたいものですね。


そもそもなぜ袱紗が必要なのか?

袱紗は、「先方の気持ちを考えて礼節を重んじています」という心遣いの表れなのです。

冠婚葬祭の会場で、祝儀袋・不祝儀袋をカバンから金封をむき出しのまま出したりするのは、完全にマナー違反ですので、充分に注意してください。


時々、袋を購入した時のセロハン袋に入れたまま出すという、とんでもないツワモノ?もいるようです(汗)。そこまで来ると、こっちが恥ずかしくなりそう。。

そんな無礼千万な失態をやらかさないよう、冠婚葬祭の最低限のマナーは守ることが大人の常識です。

あなたの人格が疑われてしまう事も有り得ますので、そうならないように、きちんと袱紗に綺麗に包んで持参するよう心がけましょう!

慶事と弔事でふくさの色を使い分ける事が大切なのです

袱紗の包み方や渡し方は日本の美しい文化!

以上のように、袱紗の色と種類には決まり事があるので、慶事と弔事それぞれの目的に合わせて、気をつけて色を使い分ける事が大切です。

そして、お渡しする場合の一連の動作は、急がずゆっくりと行うことも、とても大切でしたね。


袱紗は、日本人の相手を思いやる美しい心の表れでもあります。

ですから、袱紗を使いこなすことは「思いやりの心」を何よりも大切にしてきた日本の素敵な文化の一つなのです。

以前に、「お・も・て・な・し」=「おもてなし」の言葉がブームになりましたね^^

いつでも相手の立場になって、相手様に喜んで頂けるようにあれこれと思考をこらす事は日本古来の伝統でもあります。

袱紗の正しい使い方をきちんとマスターして、その時々を大切に過ごせるようになりたいものです。

 - 【慣 習】, 【暮らしの疑問】