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大学の入学式は親や保護者が出席するもの?服装はどうするか

      2023/04/04

我が子が通学する学校での大きな節目となるイベントは、入学式と卒業式ですね。

小学校そして中学の入学式などは何のためらいもなく出席していたものが、いざ大学の入学式となると、どうでしょう。

親心としてはぜひとも参加したいけども、大学生はもう大人だし、過保護と思われたくないし。

そんな迷いや世間体を気にかけて、出席しようかどうかと悩むご両親も少なくないと思われます。
実際私の場合も、行きべきかどうか相当迷いました。

大学入学式の親の出席率は、実際にはどれくらいなのか?ふつうに参加するものでしょうか?

今回も徹底リサーチしてみました!

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大学入学式に親が出席するのは本当はどうなのか?

【こんなに高い!親の参加率】

大学生協(全国大学生活協同組合連合会)様が実施したアンケートが、たいへん興味深い結果です。

参考までにご覧下さい↓

≪「2021年度の大学新入生の保護者に聞く新入生調査」≫

※リンク先のページを下へスクロールすると、一番下に「入学式の参加(父母が同行した)」が有ります。

このアンケートによれば、入学式の親の参加率が一目瞭然です。
(2015~2019年の5年間平均値)

・母親の参加率:自宅生74%/下宿生64%
・父親の参加率:自宅生30%/下宿生29%
(小数点以下は四捨五入)

パッと見た第一印象は・・
親の参加率、予想外に高いと思いませんか?

私は、おおよそ新入生の30~40%くらいの母親が出席しているのかなと予想しましたが、それどころじゃありません(笑)。

母親の出席率が7割超で『父親でも約3割の参加率』ですから、いかにお子様の入学式に対する関心が高いかが確認出来ます。

2020年は、コロナウイルス感染拡大の影響で入学式を中止した大学が圧倒的だったため参加者は極端に減少していますが、それ以前のデータは要注目です。

入学式の親の参加率

【大学について知る最初で最後の機会】

大学の場合は、高校までとは違って父兄参観や懇談会・三者面談はありません。

ですから、親や保護者が大学について知る機会は、入学式が最初で最後になる場合が多いのです。
ならば、なおさら入学式には保護者も出席するべきだと思います。

大学が目指す方向や教育指針などがリアルに確認出来る、絶好の機会なのですから。

保護者向けの広報誌を定期的に発行する大学も、多いとは思います。
確かにそれで、一定の情報を得る事は出来ます。

しかし、実際に大学に訪れて味わうキャンパスの雰囲気や学生の活気などは、紙面だけでは到底知る事は出来ません。

わが子がこれから四年間、しっかりと勉学に励み大学生活を満喫する大学がどのような雰囲気なのか実際訪れて確認するのは、何ひとつ過保護では有りません。

過保護どころか、親として当然あるべき姿です。遠慮する必要など一切ありません。

入学式は親が大学について知る最初で最後のチャンス

【子にベッタリ過ぎる親が過保護なだけ】

「親の出席は過保護」との意見は、確かに一理あります。でもそれは、まるで小学生の入学式かと見間違うほどベッタリ付き添う親が一部に見られるからです。

親心として心配なのは理解出来るものの、大学生に対して過剰に一から十まで世話を焼くのは過保護と非難されても仕方ありませんね。

しかしながら、このようなごく一部の親の過保護な実態を、あたかも世の中ほとんどの親が過保護であるかのように同列にとらえる考え方。これもやはり極端すぎです。

新入生の親は、今後四年間にわたって高額な学費を支払い、下宿ならば毎月の仕送りをしなければいけません。それだけではなく、突発的な臨時出費もよくあるものです。

とにかく大学生は、お金がかかります!
それを負担する立場の親が、入学式に参加すること自体は何一つ過保護な事では有りません。


周りの批判的でネガティブな意見など、まったく気にする必要は無いのです。

お金を負担する親が入学式に参加することは、過保護ではない

【親も堂々と出席すべきです】

これが結論です。

大学の入学式や卒業式には保護者用として座席を一定数しっかり確保している大学が圧倒的多数です。

さらに大学の入学式終了後には、保護者説明会や父母見学会など、大学の主な教員や職員と保護者が顔合わせする場を設定している大学がほとんどです。

大学側としては、親や保護者に対して「この大学は、どのような教育理念を掲げ、いかに人格形成を目指しているのか」正しく把握し理解して頂くと言う意図があるのですね。

  • 大学生なのに入学式行くの?
  • 親など来ていないのでは?
  • 親同伴なんて過保護すぎる
  • 子供が嫌がる
  • 世間体があり恥ずかしい
このように、何かと否定的な意見や風潮が頭をよぎるから迷い悩むのですよね。

でも実際には、そのようなネガティブな意見など全く気にする必要はありません。
上述したように親の出席率が高いデータが出ている事からも、親の感心がかなり高いことが伺えます。

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わが子の晴れ姿をしっかり見守りつつも、精神的そして身辺の距離は常識の範囲内で保ちながら入学式に参加すればいいのです。

堂々と、誰に遠慮する事なく。

※令和5年度の今春は、3/13からマスク着用が自由になりました。しかしながら、まだ油断は禁物な時期とも言えます。

出席される場合は、マスク着用や手洗い消毒を意識しましょう。

【体験談】娘の大学入学式に出席した!

多少なりとも読者さんの参考になればと思い、私の体験記を思いつくまま記してみます。

ちなみに私の娘の場合は、関東の某県庁所在地にある立派な多目的施設の大ホールで入学式が挙行されました。
後方には霊峰富士山がそびえ、○○おでんが有名で気候温暖なところ、と言えばもうお分かりですね。

国立の総合大学で、文系理系ともに学部が多く学生数も多いです。

そのため、ホール内1階には新入生、2階に大学院入学生、3階4階が保護者席、という配置でした。


私たち夫婦は、3階席から娘が座る教育学部の席近くに座って、栄えある入学式に望む愛娘を見守りましたよ^^

大学の入学式は、たいへん格調が高く厳粛な雰囲気の中で行われた式典です。

『さすがに大学になると格式が高いなあ』という印象でしたね。


入学式が始まる前の会場受付ロビーは、次々に来場する新入生と同伴の親でごった返し!

「親が出席してもいいのか?」どころではなくて、あちらこちらで親子で記念写真を撮る光景が見られましたよ^^

「こんなに大勢の親が来るんだ!」

驚くほど保護者の出席が多かったのです!

大学入学式は、親がこんなに大勢来るものなのかと驚いた
ちなみに、都内の学生数が多い大学では、武道館などの広い会場を貸し切って入学式を行うところもあります。

このような大規模な入学式では、武道館内にもきちんと保護者席が確保してあり、先着順で着席するようです。

会場に入りきれなかった保護者は、近くにあるホテル等のホールで、映像配信を見られるよう配慮しています。
すごいですね^^

このように大学側は、入学式に親・保護者が多数出席することを前提として準備を進めています。

ですから、「親が出席するなんて恥ずかしいし、どうしよう・・」などと悩むことなど全く不要なのです。

それどころか堂々と大学入学式に出席して、我が子が4年間を過ごす大学についてしっかりと理解することが大切です!

入学式会場の規模の問題(ホールの収容人数)などから、親の入場に関して人数制限が出てくる場合も有り得ますから、大学からの入学式案内をよく確認してから出かけるよう気をつけましょう。

『大学の入学式』親の服装

さて、大学の入学式はこれまでの小中高の入学式とはかなり違い、格式が高くとても厳粛な雰囲気の中で執り行われます。

そこで保護者として気になるのは、『果たしてどんな格好をしていくのが無難なのか』親としては悩みどころですね。

まずは、こちらの映像を見てみましょう。


入学式が行われる日本武道館、その入り口あたりの様子です。保護者の方も、たくさん映っていますね♪

服装は、地味な色味のスーツやワンピースが多いようです。


小学校や中学校の入学式・卒業式では、親もここぞとばかり気合いを入れて、お着物で参加したお母さんもいらっしゃると思います。

でも大学の入学式となると、親の存在は『一応の同伴者』的な感じとなります。


ですから、あまり服装に力を入れすぎると、かえって浮いてしまう結果になるかも知れません。

お着物にする場合も、地味目な色柄を選んだ方が無難そうですね。

親の服装は地味な色のスーツやワンピースが多いです引用:http://goo.gl/mFDMW4

洋装の場合、お手持ちのワンピースにジャケットを羽織る程度で充分だと思います。

でも、「せっかくのおめでたい機会なんだから、素敵なお洋服を買いたいわ~♪」と言うご両親ならば、流行を取り入れたコーディネートを楽しむのも有りかと思います。


大学入学式に春夏ファッションの流行を取り入れる

今も根強い人気の『ガウチョパンツ』、そもそもは2015年秋から流行が始まりました。

元号が令和に変わり4年目に入った現在でも、流行は続いているようですね。

ガウチョパンツが7分丈に対してスカンツはロング丈です引用:http://goo.gl/2aUpiJ

さらに春からは『スカンツ』が来るかもです!

ガウチョパンツが7分丈だったのに対し、スカンツはロング丈


ロングスカートかと思いきや、よく見たらパンツ!なものです。

ふわりとしたラインと足首まである丈なので、体形カバーもグッドですね♪

ふわりとしたラインなので体形カバーもバッチリですよ引用:https://goo.gl/9hIRH4

また、引き続きガーリーテイストな素材も流行中です。

シフォン系やレース使いの透け感のある素材で、春らしい雰囲気も出せそうですね^^

シフォン系やレース使いの透け感のある素材が流行中!引用:http://goo.gl/KhCYbI

アウターは、トレンチとベストが融合した【ジレンチ】が流行し始めました。

ガウチョやスカンツでふんわりしたラインを、ジレンチを羽織ることによって縦長に引き締めてくれるので、ぜひ合わせたいところ。


そして、2022春夏のトレンドカラーは暖色系です。

入学式にビビットカラーはちょっと厳しいので、モノトーンでセットしてみてはいかがでしょうか?


オススメは、ボトムスにシフォン素材のスカートかガウチョ・スカンツ

モノトーンだと、ジャケットにも合わせやすいですね♪

ボトムスにシフォン素材のスカートがおすすめ!引用:http://goo.gl/27lf6k

黒のシフォン素材スカンツなら、式典の場にも合っているし、春夏の着回しでも活躍してくれそう!

ガウチョは形や選び方次第でいろんな表情になるのです引用:http://goo.gl/OwDMkI

ガウチョは形や素材の選び方で、カッチリにもふんわりにもなってくれるので、好みに合ったものを探してみてくださいね。

シフォンやプリーツのスカートはエレガントに着こなせる引用:http://goo.gl/sbx8GD

シフォンやプリーツのスカートは、ひざ下丈が2022年の流行です。

エレガントに着こなせるし、ジャケットとのセット売りが多いのも助かります♪

ジレンチコートはスリムなパンツにも合わせやすいです引用:http://goo.gl/ysDTH0

ジレンチコートは、春夏で大活躍間違いなし!

上でオススメしたふんわり系ボトムスはもちろん、スリムなパンツにも合わせやすいデザインなので、この機会に購入するのもいいかもです!


【まとめ】大学入学式は我が子にとって最後の式典

大学の入学式には、親も堂々と出席しましょう!

そもそもどうしようかと悩む必要さえありません。

過保護だの甘やかしだのと批判する一部の人たちの意見など、気にする必要さえないのです!

私自身が大学に入学する入学式そして卒業式、どちらも両親が実家から遠路はるばるかけつけて出席してくれました。

私の場合は「大学生なのに入学式に親が来るの?」と言うような恥ずかしい気持ちなど皆無。それどころか、本当に晴々した気持ちでした。


これから4年間を過ごす大学について両親が知っておくのは当然と思いましたし、何と言っても今後4年間ずっと仕送りをしてもらうのですからね。

生涯を通じて、親に対して金銭的に最も負担をかける訳ですから、「親には来てほしくない」「来ると恥ずかしい」と言う考え方は常識外で親不孝だと思いました。


私の親も同じ考えで、「大学というところがどういう環境なのか一度見てみたい」との気持ちで上京したと話していましたし、とても喜んでくれるのが私自身も嬉しかったですね。

式典のあとに、アパート近くのファミリーレストランで一緒にお茶を飲んだのが、今となっては大変貴重な良い想い出です。

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厳しい受験を乗り越えた我が子の晴れ姿を、しっかりとご自身の脳裏に焼き付けて頂きたいと思います。

まさしく、貴重な一生の想い出になることは間違いありません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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