熱中症で頭痛がひどい!苦しい症状はいつまで続くのか?
2019/08/01
いよいよ今年も、本格的な夏本番です。
今年令和元年は、昨年の夏と同じように厳しい猛暑が到来しています!
毎日のようにニュース番組の最初は、先ず「危険な暑さ」から始まっていますね。
そんな夏真っ盛りにもっとも要注意なのが、今回のテーマ【熱中症】です。
日本に住んでいる方ならば、もはやこの病名を知らない人はいないでしょう。
ここ数年間では、この言葉を聞かない夏は無くなりましたね。毎年、真夏の猛暑が原因で、熱中症になる人は毎年増えているのが現状のようです。
そこで今回は、『熱中症で頭痛や吐き気がひどい時には、先ずはどう対処すればいいのか?』『その症状はいつまで続くのか?』について、分かりやすくまとめてみました。
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熱中症の症状はどのくらいの期間続くのか?
熱中症には個人差はあるものの、完全に身体が元の状態に回復するまでは大体2~3日、もしくは1週間程度。症状によってはそれ以上かかることもあると言われています。特に熱中症が重い症状になると、不快症状は1カ月からそれ以上続くこともあります。
また、熱中症に一度かかってしまうと、再度また熱中症にかかりやすくなるとも言われているようです。
少し症状が軽くなったと思っても、油断せずにこまめに水分と塩分補給、身体をしっかり冷やす事、そして涼しい場所に身を置いて身体を休めてあげる事を、しっかりと頭の中に刻み込みましょう!
また、頭痛や吐き気・嘔吐・倦怠感や虚脱感などの症状がある場合には、迷うことなく必ず直ぐに病院へ行くなり、救急車で搬送してもらい、早急に医師の診察を受けましょう。
熱中症は早めに適切に対処しよう!
熱中症の対処方法としては、こちらの3つが大事!
- 【こまめに水分・塩分補給】
- 【しっかり身体を冷やす】
- 【涼しい場所でゆっくり身体を休める】
先ず一つめは水分・塩分補給。
脱水状態になっている身体には、水分や塩分・ミネラルをこまめに補給するよう心がけましょう。・・・と、さりげなく書きましたが、
この場合、一気に飲まず『こまめに少しずつ飲む』のが大事なポイント!
塩分や電解質も一緒に摂れるスポーツドリンクも効果的ですね^^
二番目は、身体をしっかりと冷やす事です。
保冷剤や濡らした冷たいタオル・氷などで首や脇の下・足の付け根などをしっかり冷やしましょう。
この三つの部位は、太い血管が流れているので、その部位を冷やすことによって効率的に身体全体を冷やせるわけです。
そして三つ目の休む場所は、屋外なら日影、屋内ならばクーラーが効いた場所などで、着ている服を緩めてリラックス出来るようにして身体を休ませてあげましょう。
もっとも大事な件なので再度書きますが、症状がひどい場合や、なかなか症状が治らない場合には、迷わずすぐに病院へ行って医師の診察を受けましょう。
熱中症は重度になると、身体にとって大変危険な病気です。少しでも「何だかおかしいな」と感じた時は、すぐに適切に対処するよう日頃から心がけてくださいね^^
そもそも熱中症ってどんな症状なのか?
そもそも、熱中症とは具体的にどういう症状なのでしょうか?これを簡単に言ってしまうと、、【暑さに身体がついていけない状態】を言います。
暑い熱環境によって身体の機能がその暑さに適応出来なくなってしまい、それが原因となって身体に様々な障害が起こる状態ですね。
人の身体は、あまりに暑すぎる環境にいると、体温の調節機能がうまく働かなくなってしまうのです。
そして、大量の汗をかくのと同時に水分・塩分・ミネラルが大量に身体の外へ出て行ってしまいます。
そうすると、体内の正常なリズムが崩れてしまうのですね。
人間の体は、とっても繊細です。いったん自律神経が乱れてしまうと、様々な症状が起こります。
例えば、頭痛や吐き気、下痢やけいれん、失神、めまい、発熱などですね。そのままにしておくと、大変危険!!
「ひょっとして熱中症かな?」と少しでも思ったなら、極力早めの対処が必要です!
熱中症の症状が後遺症で残ってしまう場合も有り得ますので、そうならないためにも早急な対応が必須なのです!
≪熱中症の後遺症は、こちらをクリック!≫
楽しい夏を思いっきり楽しむために
毎年毎年、平均気温がじわじわと上昇している夏の時期。特に今年の夏は、異常気象としか言いようが無いほどの危険な暑さが続いています。
身体のわずかな変化を敏感にキャッチしながら、熱中症予防は万全にしてください。
そして夏の楽しみを思いっきり満喫できるよう、ご自身の身体の管理には充分気を付けていきたいですね^^
熱中症にならない為の3つの対処を、もう一度確認しましょう!
- 水分・塩分補給をこまめに
- しっかり身体を冷やす
- 涼しい場所でゆっくり身体を休める
水分と塩分を補給するのは「のどが渇く前に!」。実はこれ、とっても大事ですよ^^
実際に「のどが渇いたなあ」と実感した時には、身体は既に脱水症状の入り口にいるのですから!
熱中症は、高温・多湿・風のない場所で発症しやすくなります。ですので、たとえ部屋の中にいても、熱中症になる可能性は十分あるわけです。
屋外でも屋内でも、夏場はしっかり熱中症対策を万全にして、今年の夏も素敵な夏の思い出をたくさん作りましょう^^