乗り物酔いはなぜなるのか?原因と効果的な予防対策を知ろう!
2018/11/05
ちなみにわが家は家族の誰一人として車酔いはしませんし、何時間でも乗っていられます^^
一体乗り物酔いする人とは、何が違うのかな~?とふと不思議になって、いろいろと調べてみました^^
そこで今回は、乗り物酔いや車酔いはどうしてなってしまうのか?その原因と効果的な予防対策もリサーチしました!
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なぜ乗り物酔いするのか?
車だけではなく船や電車でも酔う人は大勢いますよね。あとは、遊園地のジェットコースターなどもそうです。私は遊園地のコーヒーカップを最大限に回しまくっても酔わないのですが、これは三半規管の問題なんですよね。
連続した揺れや加速/減速の時に体にかかる加速度によって、三半規管が刺激されて自律神経が失調するために吐き気などの乗り物酔いの症状が出ると言われています。
また、揺れや加速度によって視床下部が反応し、自律神経や下垂体に指令が出されてストレスホルモンが分泌されるという説もあります。
このストレスホルモンも自律神経を刺激するため、自律神経が著しく失調状態になるようです。
要するに、自律神経が活動的になってしまうのが原因で、乗り物酔いの症状が出るという事になります。
乗り物酔いの予防策とは?
乗り物酔いしやすいと分かっている場合は、まず予防措置をとる事が必要です。- 1.酔い止め薬
- 2.体調は万全に
- 3.加速度の軽減
- 4.揺れの影響の軽減
- 5.ニオイのシャットアウト
- 6.目を疲れさせない
よくある酔い止めの薬は、事前に飲むことが重要。
乗る30分~1時間前には飲んでおかないと効果が出にくいようです。
酔ってしまってからでは遅いので、気を付けてくださいね。
旅行の前日って、ワクワクして寝られなくなりますよね~。
でも、睡眠不足や疲れは自律神経の乱れを招くので、乗り物酔いを誘発しやすいと言われています。
しっかりと睡眠をとって体調を整えて臨みましょう!
そして、心理状態も酔いに関係していると言われています。
「酔うかもしれない・・酔う・絶対酔うに決まってる!」などと不安に思っていると、無意識のうちに自己暗示状態になってしまい、より酔いやすくなってしまうわけです。
精神論かよ!とお思いかもしれませんが、酔いの原因にストレスホルモンの分泌が関わっていることを考えても、自分でストレスをかけてしまうのはできるだけ避けたいものです。
「気」をしっかりと強く持ち、「もう酔わない!大丈夫!」と強くイメージすることも、意外と重要なんですよ♪
加速/減速で体にかかる加速度を、できるだけ軽減するのも、とても重要ですよね。
たとえばピクニック席(向かい合わせで座れるシート)になっている電車や船に乗るときは、進行方向を向いて座るのが鉄則!
進行方向に背を向けてしまうと、加速度が背後からかかることになってしまい、酔いの原因になり得ます。
「酔いやすいから!」と自己申告して、なるべく前向きの席を確保させてもらいましょう♪
乗り物の揺れも酔いの原因のひとつになります。できるだけ揺れの影響がない場所に座れると良いですね。
例えばバスに乗った場合、タイヤの真上の席は揺れやすく、前の方が揺れが少なくなります。
船の場合は、真ん中あたりの場所が揺れにくいですよ♪
他人の食べ物や香水のニオイは、酔いやすくなくても密室でその臭いを嗅ぐと具合悪くなったりしますよね。
もちろん酔いやすい人には敵です!人のニオイを操るのは難しいので、マスクをかけておくなどして最初からシャットアウトしましょう。
目からの刺激も酔いの原因になり得ます。目が疲れると具合が悪くなりがちなのは、酔いに関係ないことですもんね。
読書やスマホ、ゲームなどの目が疲れる作業は避けましょう。
さらに、光などのチカチカした刺激を避けるために、サングラスをかけたりすると◎。
酔ってしまってからの対策は【脊髄を冷やす】!
どんなに予防策を講じても、酔ってしまう時は酔ってしまうものです。そんなときにオススメの対策を、いくつかご紹介します!
よく行われる対策としては、シートを倒す・窓を開ける・風に当たる・遠くを見る、などがありますよね^^
これら以外で超オススメなのはズバリ【脊髄を冷やす】です!
脊髄には、重要な神経がたくさん通っています。その部分を冷やすことによって、神経が刺激されて交感神経と副交感神経のバランスを立て直せるそうです。
手っ取り早く脊髄を冷やすには、氷を口に含む!
酔いやすい体質の方は、魔法瓶に氷を入れて持っていくと良さそうですね♪
より効果がありそうなのは、後ろから首筋を冷やすこと。
急にヒヤっと当てて、驚かせると、ビックリすることで効き目UPを狙えます♪
冷凍庫に置いてある保冷剤を持っていくと良いかも知れないですね。
7つのツボを覚えておこう!
酔いに効くと言われているツボが7つあるので、これも今のうちに覚えておくといざというとき役立ってくれそうです♪- ①内関(ないかん)
- ②手心(しゅしん)
- ③神門(しんもん)
- ④天柱(てんちゅう)
- ⑤築賓(ちくひん)
- ⑥地機(ちき)
- ⑦三陰交(さんいんこう)
場所:手のひら側の手首のしわの中央から肘に向かって指3本分のところ。
親指側の腱と次の腱との間(押すと中指が痺れたようになる場所)
方法:親指などで押し揉む。事前に米粒を内関に当て、それをテープで固定しておくのも可
場所:手のひらの中心
方法:ボールペンなどの先のとがったもの(なければ親指)で、10回くらい軽く刺激する
場所:手のひら側の手首のしわの小指側のはじ。くぼんでいるところ。
方法:ボールペンなどの先のとがったもの(なければ親指)で、10回くらい軽く刺激する
引用:http://henzutu.jp/blog-entry-37.html
場所:首の後ろの髪の生え際、2本の太い筋の外側にあるくぼみ
方法:両手で頭を支えるようにして押す
場所:内くるぶしと膝の関節を線で結んで、下から1/3の場所。頸骨という骨の下側で、押すと痛みを感じる箇所。
方法:ひと押し30秒程度を数回繰り返す
場所:内くるぶしと膝の関節を線で結んで、下から2/3の場所。押すと痛みを感じる箇所。
方法:ひと押し30秒程度を数回繰り返す
場所:内側のくるぶしから、指4本分上
方法:親指などで押す
乗り物酔いの克服は「慣れ」が肝心
乗り物酔いを克服するには、慣れるのが一番肝心だとも言えます。犬の場合は、最初はどの子犬も車に弱いので、近所の公園レベルの短い距離を毎日繰り返すことで慣れて酔わなくなるようですが、人間でも同じなんですね♪
ちなみに犬では、車に乗って行く場所が「楽しいところ」という経験を繰り返させるのも重要と言われています。
「車に乗ったから楽しいことがあるんだ!」と思うと、酔いにくくなるんですよね。
人間でも、ストレスができるだけない方が酔いにくいようなので、「酔うかも」と不安にならないように周囲が「大丈夫!」と声かけしたり、乗っている最中にも、楽しくおしゃべりしたり歌ったりすると良いかもしれません。
せっかくのお出かけなのに酔いやすいと、しんどいですよね。
今回ご紹介したいくつかの方法で、お出かけが少しでも楽しくなることを祈っています!