便秘が治らない!慢性化を即効で解消したいならこの方法で!
2019/03/07
前回の記事では、慢性的な便秘の主な原因を5つご紹介しました。
詳しくはコチラ↓
【便秘の原因は今すぐ徹底チェック!慢性的症状を解消したいなら!】
今回は、慢性的な便秘の原因が特定できた方向けに解消法をご紹介します!
簡単に出来ることばかりなので、面倒がらずにまずはトライしてみましょう!
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便秘解消 まずは食生活の改善
野菜に含まれる繊維質には、腸の中を綺麗にしてくれる働きがあります。また、食事量自体が少ないために排便回数が減り、それが原因で便秘になるような場合にも、食物繊維を摂ることで便の量を増やして排便回数を正常にすることができます。
気を付けたいのは食物繊維の摂り方。
実は、食物繊維には水溶性と不溶性のものがあり、その摂り方のバランスも重要なんです。
【水溶性食物繊維】
昆布やワカメなどの海藻や、生のこんにゃくに多く含まれる水溶性食物繊維。
水分保持力が高いので、水に溶けるとジェル状になります。
そのため、腸の粘膜を守ったり、善玉菌を増やす効果があります。
【不溶性食物繊】
水に溶けない食物繊維。
いんげんや小豆などの豆類、おから、えのき、アーモンドなどに多く含まれています。
腸の中で溶けずに水分を吸収して膨らむので、便の量を増やしたり、腸を刺激して蠕動運動を起こさせる効果があります。
それぞれの腸内での働きが違うので、どちらか片方ではなく両方をバランス良く摂ることが重要。
水溶性1に対し、不溶性2のバランスが理想です。
ただし、ストレスでの便秘の場合には、腸管がけいれんを起こす=腸の蠕動運動が激しすぎることが原因なので、これ以上に腸管を刺激するのはNG。
よって、不溶性食物繊維を摂るのは逆効果となってしまいます。
対策を打つ前に、自分の便秘の原因を必ず特定して、最適な方法で対応するように気を付けましょう!
便秘解消 腸内細菌のバランスを整える
オリゴ糖が便秘に良いというのはCMの効果もあって、もはや常識レベルの情報ですね。腸内には善玉菌と悪玉菌が常在しています。
主な善玉菌はビフィズス菌や乳酸菌。これらはビタミンやホルモンを作ったり、消化吸収や免疫の活性化、蠕動運動の活発化などを行っています。
悪玉菌は、腸内で有害物質を作って腸壁を傷つけてしまいます。
引用:http://goo.gl/gTqBzS
ただし、悪玉菌を完全排除してしまわずに少し残しておかないと、善玉菌の働きも弱ってしまうんですね。
そこで、腸内細菌のバランスを整える、ということが大事になってくるんです。
オリゴ糖はビフィズス菌のエサになって、ビフィズス菌を増やすという働きがあります。
この性質を利用して、ビフィズス菌を多く含むヨーグルトにオリゴ糖をかけて食べるだけで、腸内細菌のバランスが整うというワケですね。
オリゴ糖がけヨーグルトを、1日1回食べることを習慣にするだけで、慢性的な便秘の解消に効果があると言われています。
手軽に始められるので是非とも今日からチャレンジしてみましょう♪
便秘解消 運動や水分補給も忘れずに
便秘の原因として最も多いと言われている運動不足。特に腹筋を鍛えると、腹圧が高まり排便の助けになります。
また、ウォーキングなどの軽い運動で大丈夫なので、できるだけ毎日続けて血行を良くしましょう。
他には、水分不足で便が固くなってしまっている可能性も。水分をきちんと摂ることを意識して生活してくださいね。
さらに朝起きたときに、コップ一杯の冷たい水を飲むというのも便秘解消にGOOD!
腸を刺激して蠕動運動を起こさせるためです。
寝起きの一杯は目も覚めるし一石二鳥ですね♪
慢性的な便秘は薬に頼らずに治したいですね
便秘薬も色んなものが売っていますが、薬に頼ってばかりいると依存状態になってしまい、結果的に便秘が悪化してしまう場合もあります。
下剤はどんなに軽い物でも効き目が出るとお腹が痛くなって大変だし、できるだけ薬に頼らず治したいですよね。
お腹を時計回りにマッサージしたり、腹式呼吸をするだけでも違いますし、どうしてもという場合には漢方を試してみるのもオススメです。
慢性的な便秘の人向けの「大黄甘草湯」や、便を柔らかくする効果のある「乙字湯」などが良さそうですが、漢方薬局に行って相談してみるのがベストですね♪
運動&食生活で快腸生活が送れますように!