大学生の一人暮らし生活費って平均どれくらい?仕送りなしでは?
2023/01/10
春から大学に進学するという新大学生は、これから4年間住む住居を決めなければいけませんね。
いよいよ待望の一人暮らしが楽しみな一方で、いろいろと不安や心配事も湧いてくるものです。
毎月の生活費が平均どれくらいかかるのか?
仕送り平均がいくらとか、食費などの費用はどれくらいとか、
仕送りなしでも生活できるのか等々、とても気になりますね。
一人暮らしの大学生活を送るにあたって、何にどのくらいお金がかかるものなのか、具体的なイメージがつかめないと思います。
そこで今回は、大学生生活の出費や費用について『日本学生支援機構』の「平成24年度学生生活調査」の結果を参考にしつつ、大学生の一人暮らしの生活費について具体的に細かくお伝えします!
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大学生の一人暮らし生活費これくらい必要!
まずは住居費について。学生が一人暮らしをしようとする場合、実家から通う通学生とは違って、毎月大きな負担が重くのしかかっています。
より具体的に見るなら、学生寮で安く押さえるか・アパートや下宿にするかで、金額にも大きく差が出てきます。
まずは、それぞれの平均を見てみましょう。
【住居・光熱費・月平均額(年平均額)】
- 学生寮:23,542円 (282,500円)
- アパート・下宿:39,275円(471,300円)
また、この金額は全国平均なので、アパートの値段は地域によって幅があります。
たとえば、東京都区内とその他の地域で、ワンルームのアパート家賃相場を比較してみると……
【東京都】
- 渋谷区 100,800円
- 中野区 69,200円
- 武蔵野市 67,400円
【その他の地域】
- 神奈川県横浜市港北区59,400円
- 千葉県松戸市 47,700円
- 宮城県仙台市青葉区 52,500円
- 大阪府大阪市北区 64,900円
- 福岡県福岡市東区 37,800円
さらに、大学の近くや交通の便の良い地域では、家賃も平均より高くなる傾向となります。
都市部でアパートに一人暮らしをしようと考えた場合には、およそ6万円を目安に物件を探すことを前提としましょう。
大学生の学生生活にかかる費用の内訳
次に、アパート・下宿に住む場合の家賃以外の費用について確認してみましょう。【生活費/月平均額(年平均額)】
- 食費 :21,962円(260,300円)
- 保健衛生費 : 3,725円 ( 44,700円)
- 娯楽・し好費 :12,183円(146,200円)
- その他の日常費:14,375円(172,500円)
ふつうに生活するだけでも、毎月5万2千円が必要となります。
さらに下記のように、学費以外で学生生活にかかるお金もありますね。
【大学関係費】
- 修学費(教科書代や実習費など):4,200円(50,400円)
- 課外活動費(サークル会費など):3,725円(44,700円)
- 通学費:2,108円(25,300円)
学校関係で支払う金額は、毎月1万円くらい。
つまり、授業料などの大学に支払う費用と家賃以外で、毎月6万円以上が必要になると言うことです。
家賃の6万円と合わせて、毎月12万円、年間で145万円が必要になるんです。
家賃の6万円と合わせて、毎月12万円、年間で145万円が必要になるんです。
さらに、娯楽費や課外活動費は人によってかなり必要額の差が出てきます。
お金のかかるサークル活動や趣味の場合には、すぐに2~3万円程度は上乗せされてしまうこともお忘れなく!
親か奨学金の力を借りて、授業料は全額自分で支払わなくても良いとしても毎月12万円。
この生活費を、全て自力で捻出するのはかなり大変です。
大学生が仕送りなしで生活する場合、いくら必要か?
親からの仕送り無しで一人暮らししていく場合、「足りない分はバイトすればいいや」と安易に考える学生が少なくないのが現実です。適当でいい加減な気持ちでいると、勉強やサークルそっちのけでバイトのみに明け暮れてしまう大学生生活になってしまう可能性も出てきてしまいます。
それが良い悪いというお話しは横に置くとして、ここでは勉強やサークル活動とアルバイトを両立させるとの前提で話を進めて行きます。
引用:http://goo.gl/6o6l6G
たとえば、時給900円の飲食店のアルバイトをすると考えてみましょう。
平日は授業の後でしかバイト出来ないので、長くても1日5時間程度の労働時間です。
平日だけの稼ぎは、9万円(1日4,500円×20日間)。
仕送りなしならば、一人暮らしの生活費・最低必要額の12万円には、あと3万円足りません。
この不足分を土日のどちらかで補おうとすると、8時間以上アルバイトで働かなければなりません。
仕送りなしならば、一人暮らしの生活費・最低必要額の12万円には、あと3万円足りません。
この不足分を土日のどちらかで補おうとすると、8時間以上アルバイトで働かなければなりません。
さらにサークル活動や趣味にも時間を充てることを考えると、平日の授業終了後の毎日全部をバイトに費やすのは現実的ではありませんね。
それを休日に稼ぐためにはプラス5時間稼ぐ必要があるので、土日どちらもバイト出勤しないといけない。
スポーツ系の部活動に入いるならば平日は毎日練習だったりするので、なかなかバイトで働けなくなります。
これが、仕送りなしの一人暮らし大学生が、大学生活の費用を全て自力で稼ごうとする場合の現実です。
大学生の一人暮らしの節約ポイントをチェック!
仕送りなしで一人暮らしの大学生活を送るのは、かなり大変だということが分かりました。でも節約できるところは節約して、なんとか乗り越えたいものですよね。
実際の生活で節約できるところは、多岐に渡ります。
この章では以下の項目について、節約できる部分をお伝えします。
- 賃貸家賃
- 食費
- 保健衛生費
- 娯楽・し好費
- その他の日常費
①賃貸アパート家賃
一人暮らしの大学生の場合、家賃は平均6万円とのデータが出ていますが、可能な限り5万円前後には抑えたいですね。どんな項目にしろ、千円単位で細かくチェックしていく目を持つように心掛けたいものです。
一般的には築年数の長いアパートほど、家賃は安くなっています。
ただし、特に女性の場合は家賃の安さだけではなく、防犯にも充分に気を付けないといけません。
一人暮らしの女子大生ならば、管理人さんや大家さんが常に近くにいるアパートか、防犯機能がしっかりしたマンションをおすすめします。
防犯がしっかりしていて家賃が安めのマンションを探すには、『駅から遠い・交通の便が悪い』という何らかのマイナス条件を受け入れるしかありません。
でも、大学まで自転車で通える範囲内でしたら、交通の便が多少悪くても交通費もかからないですし大丈夫ですね^^
でも、大学まで自転車で通える範囲内でしたら、交通の便が多少悪くても交通費もかからないですし大丈夫ですね^^
立地条件である程度の妥協をしつつ、なるべく好条件な物件を探してみましょう♪
いくつかの不動産屋さんを訪ねて、地道に粘り強く物件を探してみる事が大切です。
②食 費
食費の平均は、約2万円/月です。1日あたり、約730円ですね。
一人暮らしの大学生が1日3食として、「1食分がたった240円なんてムリー!」なんてあきらめないで^^
学生には【学食】という強~い味方があります!
朝・昼の食事は大学の学食で済ませて、夕食は自炊すれば1日700円で何とか行けますよ♪
仕送りなしだって、その気になれば大丈夫です^^
でも、自炊なんて面倒だし時間が無いし・・・。
いやいや、超かんたんに自炊でおかずが作れる方法あります!
ホントに超~簡単で楽勝なんです!
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きちんと食費を抑えてしっかり生活費を稼ぐ楽な方法は・・・
飲食店でバイトして【まかない】を食べる!
この方法なら、休日で学校に行かない日も食事付きでバイト出来るので、余計な食費が一切かからない学生生活が実現できます♪
イチオシです^^
飲食店でバイトして【まかない】を食べる!
この方法なら、休日で学校に行かない日も食事付きでバイト出来るので、余計な食費が一切かからない学生生活が実現できます♪
イチオシです^^
仕送り無しの大学生なら、「まかない付きのアルバイト」は必須ですよ!
③保健衛生費
保健衛生費とは、病院代や薬代・化粧品代のことです。ここを抑えてしまうと健康に悪い影響が出て、後々もっとお金がかかるなんてことになりかねないので、お医者さんも歯医者さんもガマンしないで行ってくださいね。
ちなみに、歯が悪い大学生は少なくないと思いますが、歯痛の時とりあえずの応急処置の方法があります。
今すぐには歯医者に行けない場合、試してみて下さいね。
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≪歯痛い!痛み止め薬が効かない時にはこうする!とにかく試そう!≫
面倒だからと我慢していると、結局は病院で治療費をたくさん払わなければならない結果となってしまい、一人暮らしの生活費を圧迫してしまいます。
そうならないためにも、早めに医師の診察を受けましょう。
④娯楽・し好費
さて、削りがいのある項目です(笑)。ここには、趣味・レクリエーションなどの費用および酒・タバコ・おやつ代などが含まれています。
趣味や遊びにかかるお金は、ちょっとのガマンで抑えられますよね。何と言っても大学生の一人暮らしですから、毎月の生活費にあまり余裕はありません。
4月に入学したばかりの頃は、さすがに断りづらいかもしれませんが、5月以降は友達や先輩の誘いに全部乗っていたら、出費が大変なことになってしまいます。
まず「今月の娯楽費はあとどれくらい残っているかな?」と考えてからお返事する習慣をつけましょう。
また、お酒やタバコは個人の嗜好によるものですが、ある意味余計な出費です。
大学生だからと言って、月に何度もお酒のお付き合いをしていると、出費も相当な金額になります。
お酒はある程度仕方ないにしても、タバコは最初から吸わなければ禁煙の苦しみもありません。
ましてや、仕送りなしの一人暮らし大学生ならば、生活費を考慮してタバコは極力控えた方がベストですね^^
ましてや、仕送りなしの一人暮らし大学生ならば、生活費を考慮してタバコは極力控えた方がベストですね^^
⑤その他の日常費
その他の日常費には「被服・通信費(携帯電話・電話代など)帰省のための交通費や上記に含まれない日常的な経費」が入っています。大学生ですから毎日私服だし、異性もいるから洋服をどんどん買いたくなってしまうものですが、そこはグッとガマン(汗)。
季節ごとに、いくらなら被服費に回せるかを先に計算しておいて、計画的に購入しましょう。
また、携帯電話代も最低限に抑えるのが肝心。契約コースをよく吟味して、できれば7千円以下に抑えたいですね。
ちなみに、スマホなどのアプリやスタンプなど、1回の費用が100~200円程度だと「これくらい構わない」と軽い気持ちで課金しがちになります。
あっという間に1日分の食費ほどになります。
細かな生活費にも、切り詰められるものは切り詰めるよう、周りに流されないように一人暮らしであることを意識しましょう^^
小さな金額であっても、使う前にいったん考える時間を作る癖をつけるといいですね。
【まとめ】大学生の一人暮らし生活費は?仕送りなしでは?
お金がかかる~!節約節約~
なんだか耳障りな話ばかりに終始しましたが、それでも大学生の一人暮らしは本当に楽しいもの♪
自分で授業カリキュラムを組む講義や、高校までとは違う価値観に出会えるサークル活動、意外と出会いの場になるバイトなどなど、何をやっても大学生は楽しくって仕方ない^^
たとえ親からの仕送り無しだって、工面してやりくりすれば何とかなります!
勉強もバイトもサークル部活も、思いっきり楽しんで下さいね。
人生一度限り!
ガッツで乗り切れ!!
やる気さえあれば、向かうところ敵無しですよ^^