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母の日と父の日はいつから始まったのか?由来を知ろう「母の日編」

      2019/06/19

毎年、ゴールデンウィークが終わってから母の日を思い出して焦ります。

毎年毎年、プレゼントの予算を取っておくのを忘れてしまうのです。。


直前に思い出すので、最低限の予算でなんとか喜んでもらえるものを……ダメ娘ですね。

でも、今年はテレビCMのおかげで早めに思い出せました♪

何を贈るか検討しつつ、そもそも母の日や父の日だとかって、いつ頃から始まった行事なのか?

由来ってどんなのかな~?

そこで、この際徹底調査しましたよ~^^

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母の日の由来とは

この由来をたどると、何と発祥は日本ではなくてアメリカにありました。

その『アメリカの母の日』の始まりは……


ときは南北戦争の真っ最中、ウェストバージニア州で負傷兵の治療や衛生状態の改善のために献身的な活動を行った、アン・ジャービスという社会運動家の女性がいました。


ウェストバージニアは当時、南北両陣営がそれぞれに対立していた最前線の地域です。

アン・ジャービスは敵味方に関係なく、負傷兵の面倒を見るために地域の女性を結束させ、『Mothers Day Work Clubs』と言う組織を立ち上げたんですね。

南北戦争時代にアン・ジャービスという社会運動家が活躍した
さらに戦争が終わると、アン・ジャービスは南北の和解のために『Mother’s Friendship Day』と称する平和活動を行いました。


アン・ジャービスには4人の子供がいましたが、中でも娘のアンナは母アンの影響を受け、一緒に平和活動を行っていました。

アンナが41歳のときに母アン・ジャービスが亡くなり、その2年後の1907年、アンナはアメリカで全国的に母の日を制定するための活動を始めました。

また、母アンの記念日である5月の第2日曜日には、アンが日曜学校の教師をしていた教会で、母のための小さな式典を開いてもらったといいます。


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このアンナの活動がアメリカ全土に広がり『母の日活動』を始めた8年後の1915年に【5月の第2日曜日を母の日とする】という法律が施行され、母の日を祝うことが一般的になったのです。

アンナが最初に教会で母のための式典を開いたとき、アンナは母が好きだった白いカーネーションを飾りました。

ここから、『母の日にはカーネーションをプレゼントする』という習慣が始まったんですね。

母の日の由来を辿る(たどる)と、元々は日本ではなくアメリカだったのですね。

正直なところ、母の日が『アメリカ発信のもの』だとは、これっぽっちも予想していなかったので、これには驚きです。

今の日本は、本当にアメリカの影響を色濃く受けていたのですね。

アンナはアメリカ全土で母の日制定のため活動を始めた

母の日が日本で始まったのはいつ?

さて日本では、いつから母の日がお祝いされるようになったのか?

その歴史は、昭和の始め頃までさかのぼります。


昭和初頭、1920年頃から日本のキリスト教徒の間では、教会で母の日のセレモニーが行われていました。

これはアメリカで一般的になってから以降、およそ5~10年後のことです。

キリスト教を通じて、日本にも母の日の文化が入ってきたんですね。

ですが当時は、母の日のお祝いもあくまでキリスト教徒の中だけで行われるお祝いで、まだ一般的にはなっていませんでした。

日本にもキリスト教を通じて母の日の文化が入ってきた
日本で最初に母の日を一般的に広めたのは、なんとあの森永製菓なんです!

アメリカで母の日が一般的に祝われるようになってから約20年後、1937年に森永製菓が主体となって、5月8日に『森永・母の日大会』というイベントを行ったのです。

母の日大会では、都内の豊島園に20万人ものお母さんを無料招待!と言うビッグイベント

お菓子の引換券や牛乳などの無料券が当たる福引券も配られたそうですよ^^


しかし、第1回『森永・母の日大会』が開催された2年後から第二次世界大戦が始まってしまい、戦時中は中断したものの戦後には復活。

森永製菓の大々的な宣伝活動のおかげもあり、1947年に5月の第2日曜日が母の日に制定され、全国的に祝われるようになったそうです。

森永製菓が主体となり「森永・母の日大会」を開催した

母の日の由来を知ろう【まとめ】

由来が海外にあったとは、ちょっと驚きでした。

そして、日本で拡がったのがあのお菓子メーカーだったなんて、なんだかスゴイですね^^

いつもいつもお世話になっている母には、今年こそはありがとうの一言を伝えるよう頑張ります^^


たとえ自分自身がいくつになっても、両親のありがたみは決して忘れてはならない御恩です。

やさしい気持ちでこれからも接していくようにと、こころから思いました^^

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