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暗いし重いクラシック名曲ならこれ!分かりやすい入門シリーズ!vol.7

      2016/09/19


初心者向けで分かりやすいクラシック音楽入門シリーズも、今回で20曲を突破しました!

そこで今回は、じっくり腰を据えて聴き込める「暗い」「重い」クラシックの名曲を厳選。

すごーく暗いです。そして限りなく重い雰囲気マックス。

弦楽合奏の重い曲、そしてピアノが奏でる暗い名曲をご紹介します。


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魂を揺さぶるほど切ない重い1曲目は

バーバー作曲/「弦楽のためのアダージョ」

映画「プラトーン」で使用された、この限りなく暗く重たい名曲。


引用:弦楽のためのアダージョ/wish night/https://www.youtube.com/watch?v=ANWqxtlLUVs

ベトナム戦争時の混沌をテーマにしたこの映画に、私は大変なショックを受け、何度も映画館へ足を運び見直しました。


この曲が、私の胸中までグッサリと食い込んできた事は、言うまでもありません。

この名曲は心の底に染み入るような深い印象を与えます引用http://eiganokotoba.jp/M110


あまりにも苦しくむせび泣く慟哭(どうこく)・嗚咽(おえつ)に、心がえぐられそうな強烈な印象を受けました。

人生とは本当は何なのか。
生きるとは、本当はどう言う事なのか。

そんな人生の根幹を考えざるを得ない、これを聴くたびにそんな気持ちになります。


ただ単に、暗いとか重たいとか、そんな単純な表現では収まりきらない奥深さがあるのです。


ちなみにこの曲の原曲は、同じくバーバーが作曲した「弦楽四重奏曲第1番」の中の第2楽章です。これを弦楽合奏用に編曲したのが、この「弦楽のためのアダージョ」なんです。


昭和天皇が崩御された折には、NH○交響楽団の演奏でこの曲が演奏されたという事です。たしかに、日本の象徴である天皇家に流すにふさわしいような雰囲気の曲だと思います。


アメリカの元ケネディ大統領の葬儀でも、この曲が使用されたそうですが、バーバー自身は「葬式のために作曲したのではない」と不満をもらしたと言うエピソードが残っています。



2曲目は、これ以上に重い名曲は無い・・

グリーグ作曲/「オーゼの死」~組曲「ペール・ギュント」より


引用:「ペール・ギュント」から「オーゼの死」グリーグ/kazenocrystal/https://www.youtube.com/watch?v=4UYgtD7fWrc


実のところ、この曲だけは避けたいと思っていました。あまりにも・・・あまりにも暗すぎるのです。

絶対に取り上げるのはやめておこうと、密かに決めていました。


組曲「ペール・ギュント」の中には、
他にも美しい曲が沢山あります。

わざわざこのように悲痛に満ち満ちた重たくて暗い曲をご紹介する必要も無かろうかと思いました。

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しかしです。

クラシック音楽には、これほどまでに「死」の狭間に横たわるかの如く、重い暗い音楽がある事を知ってほしかったのです。

こんな悲嘆にくれた極限まで重い音楽は、一度きりで充分です。

とても何度も聴く気にはなれません。
あまりにも悲し過ぎます。


重いけど暗いけども、超美しい3曲目は

ベートーヴェン作曲/「月光」ピアノソナタ第14番第1楽章


引用:ベートーヴェン ピアノソナタ第14番「月光」/kazenocrystal/https://www.youtube.com/watch?v=0siIoIWd62c


「果てしない悲嘆と絶望」とでも言おうか・・いや、絶望ではないのだけどもやっぱり重い。

もしも「悲しみの極致」があるならば、それをまさしく再現し得るのは、月光の他には見当たりません。

月光は、すべてを語ってくれます。人生をも含む森羅万象すべての苦悩と絶望を語ってくれる。


神様が地上に生かして下さったベートーヴェンという偉人。とても言葉では言い表せない何者かが、今も間違いなく確実に存在している。

それを人は「魂」と言うのだと思います。

かの大天才ベートーヴェンは、偉大なる魂を人類に残して、彼の地へ去っていったのです。

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