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心から癒されるクラシック名曲!疲れた時におすすめですよvol.8

      2019/01/10

さぁ!今回もどんどんクラシックの名曲を開拓していきますよー!

気がついたら、あなたはかなりのクラシック音楽通!しかも、いいとこ取りでつまみ食いしながらの初心者入門シリーズ!


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今まで同様に、有名なおすすめ名曲の中から、今回はなるべく演奏時間が短めな癒しの曲を厳選。

こころが疲れた時には、とにかくゆったりときれいな音楽でも聞き流しながしましょう^^

心から癒されるこの3曲は超おすすめですから、どうぞご安心くださいね。

では早速行きましょう。


心から癒される1曲目

マスネ作曲/『タイスの瞑想曲』



演奏時間は6分台。

私がまだ10歳代だった若かりし頃の話、こういう類の超がつく名曲はわざとに聴かないようにしていた時期がありました。

今思い返せば単なる若気の至りで、ただ単に背伸びしていたかったのですね(笑)。

わざわざ誰も聴かないような、マニアックなクラシック曲を好んで探して聴き込んでいたわけです。


でも、そんな個性的な時期を過ぎてからはクラシックの名曲というものは、古今東西にかかわらず、時代を超えて万人の心を打つものである事が次第に理解出来るようになりました。

極上の音楽は、どこまでも人の心を響かせ、魂の琴線にふれるものです。

名曲とは、いつの時代でも人の心を打つものなのです!
心に癒しを与えてくれる名曲は、問答無用に美しいのですね。何も知らない若いガキなど、相手にもしてもらえません(笑)。


という事で今回のご紹介、先ずはクラシック界に燦然と輝くヴァイオリン独奏の超名曲。

ヴァイオリンが奏でる異次元の癒しの世界を、こころから堪能して下さい。

まさに心から癒される至高のヴァイオリン名曲。仕事やストレスで疲れた時には、最高の癒しを与えてくれます。


ちなみにタイスというのは、マスネが作曲した歌劇『タイス』の中で登場するお姫様の名前ですよ^^

またこの名曲は、演奏会でのアンコール曲としても、しばしば演奏されています。


少々マニアックな癒しの2曲目は

オネゲル作曲/交響詩「夏の牧歌」



演奏時間8分程度。

ちょっと長めかもですが、まあBGMとしてでもいいので聴いてみて下さい。間違いなく癒されると思いますので。


タイトルの如く、まさに夏の避暑地のすがすがしい高原にサラサラと流れる風の如し。

さらっとして、ゆる~くほわ~んと気分が良い感じになります^^

ゆっくりと腰を落ち着けて、静かに目を閉じて聴いてみてくださいね。

流麗に流れる穏やかな時間を音楽は与えてくれるのです
今までに体験した中で、もっとも快適で爽やかな想い出をイメージしてみて下さい。それが、山であろうが海であろうが、どこでもいいのです。


ゆったりと流れる穏やかな時間を感じませんか?


ちなみに私は、学生の頃から今に至るまで、楽器に携わっています。吹奏楽で活動した後、某交響楽団に入団して今に至ります。

そんな中で常々感じることは、弦楽器が奏でる音楽の表現の幅は、吹奏楽をはるかに凌駕(りょうが=超える・超越)するという事。


逆にいうなら、吹奏楽にはある意味、表現の限界があるとも感じます。こういう言い方は、吹奏楽大好き人間様から烈火のごとく批判の嵐が飛んできそうですが。

でもやっぱり、吹奏楽にはある意味、表現の限界があると感じています。それは決して、吹奏楽を見下しているのではないので、悪しからず。

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前置きが長くなりましたが、私が言わんとすることは、吹奏楽では例えばこの『夏の牧歌』のような、心から癒される演奏表現は不可能だと言う事です。

どんなに超一流のプロ奏者を集めたところで、弦楽器が奏でる伸びやかで深みのある流麗な音色は、木管楽器や金管楽器では出せません。

どうしても管楽器だけでは、表現に限界があるんです。


「やっぱりオーケストラだよなぁ」なんてことを、しみじみ感じながら『夏の牧歌』の癒しを楽しむのでありました(笑)。


疲れた心を癒す3曲目

タレガ作曲/『アルハンブラの思い出』



演奏時間は4分半。

ギターという楽器は、本当にすごいと思います。「ギターはオーケストラだ」との表現もあるくらいですからね。

その意味合いでは、ピアノと似ているかも知れません。


ギター曲でありながら、クラシック音楽界に堂々と君臨(くんりん)する癒しの超名曲が今回ご紹介する『アルハンブラの思い出』です。

引き始めから、本当に物悲しい切ないメロディが心をとらえ、まるですすり泣きにも聴こえるような哀しい曲です。


このクラシックギターの名曲は、まるで二人で弾いているかのような技術的に難度の高いテクニックを必要とします。
そしてじっくり聴く者をガッツリ引き込んで離さない魅力がある、そんな曲ですね。


聴き手を絶対に離さない不思議な魅力を放つフランシスコ・タレガという作曲家は、とんでもない天才だと思います。

ギターに関心がまったく無いような人でも、この曲だけは知っている
そんな名曲中の名曲が『アルハンブラの思い出』なのです。

このギター曲はクラシック音楽界に永遠に生き続けます
クラシック音楽が「まったく初心者で入門レベル」な人にとって、このギター曲は必須中の必須であります!

ちまたに出回っている「クラシック入門シリーズ」の中には必ず入っているのが、このアルハンブラの思い出。


それにしても、名曲と言うのは覚えようとして覚えられるものではなくて、聴いてるうちに自然と覚えてしまうんですよね。美しくも悲哀に満ちた「アルハンブラの思い出」が、まさにそんな曲のひとつです。


私は18歳の時に初めてこの名曲を聴いて、すぐに速攻で覚えてしまいました。その時は、トランペット演奏用に編曲されたアルハンブラでしたが。

あまりの美しさと悲しい切ないメロディに、感動しながらいつも一人で泣いてました。なつかしい高校3年生です。

あまりの美しさに、本当に心の底から癒されました

あなたの「アルハンブラの思い出」は、どんな癒しが訪れるでしょうか。とにかく聴いてみましょう。

さて、こころが癒されるクラシック、こちらの曲も本当にいやされる名曲ですよ
↓ ↓ ↓
≪心を癒したい時に聴きたい心和む名曲なら。疲れた時のクラシック音楽入門≫ 

3曲ともに私から超おすすめ出来る、癒しのクラシックです。

リラックスして目を閉じて、心静かに聴いてみてくださいね。

 - 【クラシック初心者おすすめ名曲集】