それ教えて!

「それが知りたい」あなたの疑問をサクッと解決!

節分豆まきの由来には意外な事実があった!それはこうです!

      2017/01/14

節分の豆まきは、毎年恒例の冬のイベントですね。

当日には必ず、どこそこで鬼は外!福は内の行事が催された、とのニュースが流れます。

そんな節分豆まきの由来について、今回徹底的に調査してみたところ、意外な事実が判明しました。

歴史には、まだまだ分かっていそうで、いまだ分からない事があるものなのですね。


スポンサードリンク

節分の由来!豆まきはこうして始まった!

節分というのは、元々は立春・立夏・立秋・立冬、それぞれの前日のことを指していました。

中でも立春は一年の始まりとして(旧暦では立春が1月1日でした)重要だということで「立春の前日を節分と呼ぶ」という形で今に残ったものです。


年の変わり目には鬼や悪霊などが出てきやすいと考えられていた昔、それを追い払う儀式として、平安時代(794年~1185年)の宮中では、大晦日に「追儺(ついな)」と言われる行事が行われていました。


「追儺」は、年越しに出てくる悪鬼を追い払うために、目が4つあるお面をかぶった「方相氏(ほうそうし)」が、援護役の弓やでんでん太鼓を持った人たちと一緒に宮中を回るというもの。


そして豆まきの初登場は、追儺を宮中でし始めたころから約200年後の室町時代(1336年~1573年)に書かれた文献の中で、ズバリ「節分に豆まきをする」と書かれたものが確認出来ます。

このように、「節分に豆まき」と確認は出来るものの、果たして豆まきがいつ頃から始まった行事なのかは、いまだに不明なのです。

節分の豆まきがいつ頃から始まったのかは不明なのです

ただおもしろいことに、当時から「鬼は外、福は内」と言っていたことも当時の文献で確認出来ています。

豆まきは、延々長い歴史を経て現在に至っているのに、意外とそのままの形で伝わってきているのですね。約500年も前から「鬼は外、福は内」と言って豆まきしていたとは、全くすごい事です!


つまり、平安時代の追儺(ついな)の行事が始まってから室町時代になるまでの間に、いつの頃からか節分に豆まきをすることになっていたようです。


【追儺=大晦日に鬼を追い払う豆まき=節分に豆をまき悪霊や邪気を払う】


この宮中での行事が一般庶民に広まっていき、節分には豆まきをして鬼を追い払うとなったということです。


ちなみに「追儺」の行事は、現在でも神社仏閣において節分の日に行われている行事です。節分のメインイベントとして、華やかに「追儺」をしている神社がたくさんありますよ。


スポンサードリンク


そもそも、なぜ「豆」なのか?

鬼を追い払う目的で豆をまく、と言うことは分かりましたが、さてどうして、まくものが「豆」なんでしょう?

昔から、大豆は農耕民族である日本人にとって大切な「五穀」のひとつでした。そして、「五穀」には「霊力」が込められているとされていたようです。

そこから転じて、大豆に宿っている穀物の霊の力によって悪霊を退散させられると考えられていたのですね。


そして、豆にはもうひとつの側面があります。

「まめ」は、「魔目」「魔滅」とも書けることから、魔=邪気を払うとも考えられていたようです。つまり『五穀なので霊力がある。しかも「魔滅」だから厄除けがある』という理解になるわけです。


五穀には霊力があり、しかも魔滅だから厄除けがある。

豆まきの基本ルールはこうです!

さてここで、豆まきの正しいルールを伝授!基本を知っておいて損はないですよ。

  • 大豆は炒る
  • ⇒まいた後で回収し忘れて芽が出てしまうと縁起が悪いため

  • 炒った大豆を枡(ます)に入れて神棚に供える
  • ⇒大豆の霊力+神様の神聖なる力を授かる

  • 豆まきの時間は夜限定
  • 鬼は年の変わり目である深夜にやって来るため

  • 豆をまくのは1人
  • ⇒代表者。誰が代表かは地域によって様々です

  • 「鬼は外」が先、「福は内」は後
  • ⇒まずは鬼を追い出してから福を呼び込もう!

  • まいた豆は『年齢+1個』食べる
  • 昔は年が明けると全員1歳としを取っていたのです

そして節分は大晦日。もう少しで新年を迎えて年が1つ増えるので、プラス1個お豆を食べるのです。

上記の豆まき基本ルール、実際には地域によって本当に様々なようです。


北海道や東北は大豆ではなく落花生をまく地域がある

まくのは豆だけではない?

例えば、まく豆が大豆ではなくて落花生(殻つき)の地域があります。特に、北海道や東北・信越地方に多い方法です。


元々は北海道で始まったようですが、雪の中にまいても拾いやすく衛生的であることが理由です。確かに2月の北海道といえば極寒で雪深いですから、大豆を拾うのは大変な作業ですよね。


そして「鬼は外、福は内」ではなく、「鬼は内、福も内」という地域。これは、鬼にまつわる言い伝えがある地域や神社の場合に実行されているようです。

「鬼も神様のうち!」と分類する場合もあり、鬼を追い出してしまうといろいろ困る、という地域や神社があるわけです。


そして豆をまく代表者。

長男という地域と年男という地域、そして一家の主という地域があります。ご家庭によってルールは様々だと思うので、ご自分の考え方に合った方法で豆まきしましょう。


節分豆まきを楽しもう!

節分の由来は、平安時代の大晦日に、宮中で鬼や悪霊を追い払う儀式として、追儺(ついな)と言われる行事をしていたのが起源だと分かりました。

ただ、豆まきがいつ頃から始まったのかは不明だという事です。


鬼を追い払わない豆まきや、「泣いた赤鬼」のお話を思い出して、ちょっとほっこりした気分になりました^^

今年はうちも「鬼は内」で豆まきしてみようかな(笑)。

 - 【慣 習】, 【節分・豆まき】