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クラシックコンサート初心者が注意すべき3つの基本マナー!

      2017/07/08

クラシック音楽のコンサートって、すごくお堅いイメージだと思います。

はっきり言います。クラシックのコンサートは、実際にかなり「お堅い」雰囲気です(笑)。でも、そう言うものなんです。

どんなジャンルにも、その分野に共通の決まり事は有るもの。

数百年の歴史を受け継いで現代に生きるクラシック音楽のコンサートは、基本的にはいくつかの「暗黙のマナー」があります。


今回は、初めてクラシックコンサートへ行く初心者の方向けに、最低限注意すべき「基本的な暗黙のマナー=ルール」を確認してみましょう。

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基本その①「じっとして黙って座り続けること」それが退屈なら来ないでくれ!(と私は言いたい!)


とあるプロオーケストラの定期演奏会での事でした・・

演奏中に目の前に座っているカップルの男性が、よほど退屈だったと見えて、しょっちゅう両手を真上に上げながら、思いっきり背伸びして退屈しのぎをしている。。。

それが、たまにならまだ許せますが、本当に何度も何度も・・・さすがに私も、次第にイラついてきました。。


じゃまーーーー!!
帰れーーーーーー!!

何度ぶち切れそうになったことか。。。

映画館と勘違いしてるんじゃないか~??

演奏会だぞ演奏会!クラシック音楽のコンサート本番中!!

正直、後ろから目の前の男性の頭を、思いっきり引っ叩いてやりたいくらい怒りがみなぎって、静かに演奏を聴くどころではありません。


それにしても・・なんでコンサートが終わった時に、ひとこと注意しなかったんだろうか。。


「お前のせいで、ぶち壊しじゃー!!」
「自分何しでかしたか分かっとんのかぁ!!!」

・・・ガツーンと言えばよかったのに。。

小心者の自分が、すごく嫌になりました。。


常識あるあなたは、絶対にこのような真似をしてはいけません。周囲の聴衆が迷惑すること甚だしいのですから。

クラシックコンサートでは、たとえ演奏が退屈で仕方がなくても、じっと黙って座っているのが暗黙のルールです。

前述の男性みたいに背伸びしたり、落ち着き無くあちこちを見渡してみたり、貧乏ゆすりでもしようものなら大ヒンシュクですよ!

とにかく演奏が終わるまでは、じっと黙って座り続けましょう。単純なことですが、超大事なマナーです。


ちなみにこの日のコンサート、東京フィルハーモニー交響楽団・指揮は大物チョン・ミョンフで、プロコフィエフの組曲「ロミオをとジュリエット」


大好きな曲なのに、心無い一人の全く常識ない行動のせいで、完全にその日の演奏会はぶち壊されました!


クラシック音楽のコンサートは安直な娯楽ではなくて、伝統と格式を重んじる芸術なのです。

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基本その②演奏中の飲食は厳禁!「クラシック演奏会はハイキング休憩所ではない!」

今年6月の日本フィルハーモニー交響楽団演奏会での事。またまた不運な事に、信じられない光景が目の前で展開されたのです。

あろうことか、目の前の中年男性が、演奏の最中にリュックサックの中からガサガサと音を立てながらペットボトルを出してきたかと思えば・・・!!(これだけでも既にかなり迷惑!)

堂々とラッパ飲みするではないか!!


「・・・・えっ??」
「えーーーっ!!」
「・・ウソでしょーーっ??!!!」


あまりの堂々さ加減に、もはや開いた口が塞がりませんでしたよ。。


頭に来たを通り越して、もはやこっちが放心状態でした。

あー。やめてほしい!マジで!!

山登りに来たんじゃないよな?ここコンサートホールなんですが・・

それくらい分かって、アンタここに座ってんじゃないの?


ウォーキングの途中に演奏会に立ち寄ったのなら、頼むから休憩時間になってから外へ出てラッパ飲みして欲しい・・・。


しかもこの日のコンサートは、日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会。メインの曲が、ブルックナーの交響曲第7番!


気合を入れて集中度200%で聴いてる最中なのに・・本当にマジで、遠足気分でラッパ飲みだけはやめて欲しかったです。


あなたが今日明日、初めてクラシックコンサートに出かけるのなら、そこは映画館やハイキングコースではありませんので、演奏最中の飲食は絶対にダメです。これ最低限のマナーなんです!

そんなことしたら、周囲から大ヒンシュクを買いますよ!

クラシックコンサートは映画館みたいな娯楽ではありません引用http://www.nagoya-sinfonia.jp/


基本その③「演奏が終わるまで絶対に拍手しない!」

後にも先にも、これほどブチ壊された演奏会を私は知りません。


曲はチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」。東京フィルハーモニー交響楽団で、指揮者はあの懐かしの森正。


このクラシック音楽の超名曲である「悲愴」は、交響曲の終わり方としては珍しく、だんだん音が小さく小さくなっていって、本当に耳を澄まさないと聞こえないほど小さくなって火が消えるかの如く、静かに静かにその曲を閉じます。

クラシックコンサートは伝統と格式を重んじるのです
そして最後の音が消えても、しばらくの数秒間は静寂に包まれる空間が出来る・・・そういう繊細極まりない交響曲なのですが・・


皮ジャンを着込んだ訳の分からん兄ちゃんが、やっちゃってくれました。それも完璧なほど、見事にコンサートをぶち壊してくれたのです!


斜め前に座っている、二輪バイクでぶっ飛ばして来たような兄チャンが、悲愴の最後の最弱音がまだ消えないうちから!かくも堂々と、「パンパンパンパン!!!」と、一人大きな拍手を遠慮無く叩き始めるではありませんか!!!


しかも、周りの聴衆が誰一人拍手していないにもかかわらず、拍手を止める気配は微塵も感じられない。。一人で堂々たる拍手を続けている・・

「パンパンパンパン・・・!!!」


一方では、当日の指揮者もさすが大人の対応で、まったく何も聞こえないかのように、オーケストラの最後の音が消えるまでそのまま指揮を続け、音が消え去った後もしばらくは指揮棒を降ろしませんでした。。


そうです。

たとえ音が消えてもまだ演奏自体は続いている!音楽はまだ終わっていないのです!!

指揮者が指揮棒を下ろして、ようやく客席の方に振り向き会場から拍手が鳴り始めました。しかし、このとんでもない兄ちゃんのせいで演奏会は完全にブチコワサレました!!

でも、このとんでもないアンちゃんは、まるで何事も無かったのように、

「さーて帰るかー」みたいな感じで、でかいヘルメットを足元からサッと持ち上げて客席を去って行きました。


彼は何ひとつとして分かっていなかったのです。自分がとんでもない愚行を仕出かした事を!

自分の拍手がいかに周囲に迷惑をかけたか分かっていない<br />

これは、とてつもない犯罪とも言えるほどの愚行ですよ。

しかし・・無知だったのです、彼は。


この後の虚しさ・虚脱感と言ったら無かったです。長い人生、こんな演奏会もあるか・・・。


≪クラシックコンサートでの拍手のタイミングはこちらから!≫

あなたが今度行くクラシック音楽のコンサートが「チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」」ならば、終楽章の最後の音が聞こえなくなっても、周りの聴衆が拍手を始めるまで、あなたは絶対に拍手してはいけません。

そんな事をしようものならば、コンサート会場の1000人以上のクラシックファンを敵にまわす事になってしまいますので!


クラシック演奏会は、じっと黙って座るのが常識!

もしベートーベンやブラームスの演奏会が、ロックコンサートみたいな雰囲気になったなら、・・・それはもう、クラシックの演奏会として成立しません。


退屈に感じようが面白くなかろうが不満だろうが、とにかくじっとして黙って座っていましょう。そういうものなのです。交響楽団のコンサートというのは。


私が今までの演奏会で、「頼むからジッとしてっ!」と心の中で叫びたくなるほど、「マナーのかけらも無かった聴衆」は本当にたくさんいました。


演奏会当日に、となりや前後の人たちがマナーの良い人か悪い人かは、結局のところ運次第ということなんです。


願わくば、「どうかまともなマナーのある人が隣になるように」・・演奏会に行く時には、毎回そうお祈りしています(笑)いや、大マジメな話です。


クラシックコンサートの最低限の基本ルールは守ろう!

以上、とんでもない過去のクラシックコンサートでのエピソードでした。

良識あるあなた様は、絶対に上記のような愚かな行動をとってはいけません。


自分も周りの聴衆も、みんなが気持ちよくクラシックの演奏会を聞けるように気配りを怠らないようにしたいものです。

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