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お年玉の歴史はこうです!なぜ子供にあげるのか調べてみたよ!

      2018/12/30

正月明けに、友人が子供を連れて遊びに来てくれることになりました。

大人用のお菓子やジュースを買って、その他には・・といろいろ考えていながら、はたと気づいたのが『お年玉』。

お正月休みが終わったばかりだし、お年玉は「あげたほうが良いのか」「よろしくないのか」さてどっち?


よ~く考えてみると、正月は何日までに会ったならお年玉をあげるべきなのか、そもそもよく知らないし分からない(汗)!

そこで今回は、お年玉の歴史と、なぜお正月には子供に渡すのかについて徹底的に調べてみました^^

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お年玉の歴史とはこうなんです!

正月元旦には、年神様(としがみさま)が一年の幸福をもたらすために各家庭にやって来ると、古来より言い伝われています。

元旦に来てくれた年神様の依り代(よりしろ=神霊がよりつく対象となる物)として、鏡餅(かがみもち)をお供えします。鏡餅には、神様が宿ってくださるわけです。

そして、『松の内』が明けた1月11日に年神様が宿った鏡餅を割って食べることによって、私たち日本人は年神様の力をありがたく頂くという風習があります。

ちなみに『松の内』とは、お正月の松飾り(門松)が飾られている期間を指し、元旦から1月7日まで、または15日までを『松の内』と言いますが、これは各地域によってさまざまで、かなりばらつきがあるようです。


この「年神様の魂が宿った餅」のことを「お年魂=おとしだま」と言っていたのが、そもそものお年玉の始まりのようです。


正月明けに、割った鏡餅を年長者や一族の長老などから分けていただく習慣が、「若い者が年長者から≪おとしだま=お年魂≫をいただく」という形は変えずに、中身がお金に変わって受け継がれてきたんですね。

子供のころ、お年玉をもらう側だったときは、中身がたくさん入っていたらすごく嬉しかったものですが、いざ渡す側になった今「なぜ餅のままにしておいてくれなかったんだ(笑)!」と思わずにはいられません(笑)。


ちなみに、お餅からお金へと変わった経緯は、その昔商家が使用人にお小遣いを渡したのが由来のようです。

年神様の魂が宿った餅のことをお年玉と言い始めたのです

お年玉は正月何日までにあげるべきか?

これもかなり重要な問題ですね。

お年玉を渡すべき期間は、「正月三が日」もしくは「松の内=1月7日」までが一般的です。

お年玉の歴史をひも解くと、鏡餅を割ってからでないと「お年魂=割れた鏡餅」は分けてあげられないものでした。

と言うことは、鏡開きの軸となる「松の内」=「1月7日まで」と考える方が正しいのです。


「松の内」の期間は、関東では1月7日まで、一方の関西では15日までの地域が多いようですので、自分の地域に合わせてお年玉を渡す締切日を覚えておいた方がよさそうですね。


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友達の子どもにはお年玉をあげるものか?

お年玉、私は親戚からしかいただいたことがないと記憶していますが、友達の子どもにはあげるべきなのか?

また、お年賀のご挨拶に伺う上司のお宅で、お子さんにはあげるべきなのか?

実際には、その辺がけっこう曖昧なんですよね。。

あげないのも気が引けるし、かと言って、お年玉ですと言って渡すのも何となく横柄な気がします。。


目上の方のお子さんにお年玉をあげるのはNG!

お年玉は基本的に「目下の者にあげる」ものなのです。

自分より目上である上司のお子さんは、自分より年下でも目下ではないので、お年玉をあげるものではありません!

でも、実はお年玉をあげないのも良くなくて、「お年玉」ではなく『お年賀』として、現金ではなく商品券などをあげるのが良いのです^^

基本的に、お年玉は目下の者にあげるべきものです。

親しい友人の子どもにお年玉をあげるのはOK!

お年玉は、親戚もしくは親しい間柄の子どもにあげるものです。なので、親しい友人の子どもにあげるのは良いことです^^

そこで重要になってくるのは、「相場はいくらぐらいなのか」。

<友人の子どもの場合>

  • 小学校入学前:~1,000円
  • 小学校低学年:~3,000円
  • 小学校高学年以上:3,000円~5,000円

<親戚の場合>

  • 小学校入学前:~2,000円
  • 小学校:~3,000円
  • 中学校:~5,000円
  • 高校:5,000円~10,000円
  • 大学:10,000円

大体の相場は上記のような感じですね。

友人の子どもの場合は、小学校高学年以上はお値段据え置き。いとこや親戚の場合は、年齢とともに金額も上げていく感じですね。


ただ特に親戚の場合には、「お互いの子どもにあげ合う」という状態にもなるので、事前に親同士でこっそり打ち合わせをして同額になるようにするのが、お年玉の金額が全て円滑にいく合理的な方法ですね♪

お年玉は親同士で打ち合わせをして同額になるように!

相手が赤ちゃんの場合は「おもちゃ!」

乳幼児の場合にはご両親に、「これで何か買ってあげてね」とお年玉を渡すか、おもちゃや本などのプレゼントをお年玉として渡せば良いですし喜ばれますよ^^

1,000円程度のおもちゃを購入してプレゼントすれば、充分に気持ちは伝わります!

現金で渡すより、目の前で遊んでくれそうなおもちゃを渡すほうが渡しがいがあって、こちらも渡すのが楽しみになりますよね^^


お年玉の歴史「まとめ」

お正月に飾る「鏡餅」には年神様の見えざる力が宿り、「年神様の魂が宿った餅」は「お年魂=おとしだま」と言われていました。

そして正月明けに、割った鏡餅を年長者や一族の長老などから分けていただく習慣が、次第にお金に変わって今に受け継がれてきたのだと分かりました。

お年玉の起源は、おもちだったんですね^^

いつの時代になっても、お正月の子供たちの一番の楽しみはお年玉です。

多すぎず少なすぎず、年齢に応じた金額をあげてスッキリ清々しい気分でお正月を過ごしたいものですね。

 - 【お正月】