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初心者でも楽しいクラシック音楽入門!とっても明るい気分の名曲ならvol.11

      2019/04/16

なるべく演奏時間が短めの名曲を中心に厳選している、クラシック音楽入門ブログ。

「さあクラシックだ!交響曲を聴くぞっ!」と意気込んでも、実際なかなか30分も40分も聴き続けられるものはないですよね。


でも大丈夫です!安心して下さい^^

誰だって最初はそうなんです。

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最初のうちは、美味しいとこ取りであちこちの有名なメロディだけつまみ食いすればいいんですよ^^

さらっと聞き流しながら「なんとなく良い感じだなあ~」・・それでもう充分なんです。


さあ今回は、とっても明るい気分で聞ける、楽しいクラシックの入門に相応しい3曲を楽しくつまみ食いしましょう(笑)


最初の明るい気分の曲は

スッペ作曲/『軽奇兵』序曲



演奏時間は約7分!クラシックとしてはとても短い曲ですよ^^

トランペットの伸びやかで高らかなファンファーレで始まり、終始一貫して軽快かつ明るい雰囲気で進みます。


ベートーヴェンやブラームスの序曲とは、全然違う雰囲気です。

ちょっと気分のいい日に、コーヒーでも淹れながらBGM的に聴こうかな、みたいなクラシック曲ですね。


でもこの曲、よーく聴いてみて下さいよ。

かなり豪快でオーケストラがジャーンッ!って感じで大音響で鳴る場面がとても多いんですね。


そうなんです。
タイトルは軽奇兵でも、内容は将軍様並みに重厚でカッコいい!

なので、クラシック演奏会ではこの軽騎兵序曲、定期演奏会よりも「名曲コンサート」や「ファミリーコンサート」等で取り上げられる場合が多い名曲なのです。

演奏時間も短いことが相まって、初心者の方やお子さんでも、とても親しみやすく聴きやすい訳です。

まさに、クラシック入門にふさわしい曲と言えるでしょう。


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元気が出る明るい2曲目は

ビゼー作曲/『カルメン』組曲より「前奏曲」



演奏時間は2分。

これは聴いたことがある方、少なくないかもしれませんね。

なんだかウキウキしてきませんか^^

妙にワクワクしてくるような不思議な感覚になるんですよね。


実はこのカルメン前奏曲、昔なつかしいコメディ映画「がんばれ!ベアーズ」のなかで、実にうまく使われていたのです。

クラシックには全く関心の無い私のパートナーも、カルメンをCDで流し始めたとたんに、「あっ!これベアーズ!」と瞬時に言い当てたくらいです(笑)。


ダメダメな少年野球チームが、何だかんだで勝ち進む様をコミカルに演じたこの映画。この「抱腹絶倒なコミカルさ」に、カルメンの元気いっぱいで明るい音楽がピッタリはまった訳なのです。


ビゼーという作曲家は、人の心をつかむのが本当に天才的に上手だと思います。

世界中の誰が「カルメン」を聴いても、同じようにワクワクした気持ちにさせてしまうのですからね!


ぼーっとクラシック音楽を聴いてるだけでは、なかなかウキウキして明るくなれるものでは無いですよね。でも、ビゼーは違います。

瞬時にして、聴く人の心をガッツリと鷲づかみにして離さない。

やっぱり天才の成せる技ですよね。凡人には、到底マネが出来ない技です。

カルメンの明るい音楽がベアーズの話にぴったりです!
ついでにスゴイのは、この動画の指揮者である佐渡裕(さどゆたか)氏

動画の演奏見ましたか?彼の指揮ぶりは、いつ見ても迫力満点!気合入ってますねー。


ちなみに、指揮者の佐渡裕さん。

京都市立芸術大学のフルート科専攻という、異色の経歴の持ち主です。

それが、小澤征爾とレナード・バーンスタインという二人の大指揮者に師事した事から、いっきに大スターへの階段を駆け上がり、今では世界の一流指揮者に名を連ねています。


2011年には、ドイツのベルリンフィルハーモニー管弦楽団に招かれ、定期演奏会を指揮するという快挙を成し遂げたことも、彼が当代一流レベルの指揮者である証明ですね。

ちなみにベルリンフィルとは、クラシック界における世界最高のオーケストラです!

この演奏も、テンポが軽快で斬新さバツグン!オーケストラを自在に操りながらの、爽快なカルメンの演奏に仕上がっていますね!


3曲目は、一風変わったクラシックですよ

デュカス作曲/交響詩『魔法使いの弟子』



演奏時間は10分半。

この曲、実はかなり風変わり、クラシック音楽の中では異色かも知れません。

冒頭の部分は、寝てしまいそうなほど静かに静かに始まります。なので、どうぞ寝てください(笑)


まあ冗談は置いといて、ぼーっとしながらでも聴いてる内に、ファゴットのおどけたような嘲笑(ちょうしょう)するようなメロディが流れてきます。

漠然とながらも色んなエピソードが起きてるんだな、みたいなイメージが湧くような印象があるかと思います。


ちなみにこの曲はタイトル「魔法使いの弟子」の如く、魔法使いの弟子がお師匠様が留守の間にいろんな魔法をかけながら悪さをして、終いには見つかってしまいチャンチャン♪という、いたって単純なストーリーです。

魔法使いの弟子がいろんな魔法をかけて悪戯をする話です
この曲も、名曲コンサートなどでよく演奏されています。

学生オーケストラでも、よく取り上げられる場合が多いですね。


10年くらい前ですが、東京大学の学生オーケストラが毎年夏に地方を演奏旅行していて、我が地元にまでお越し頂いたので、折角だからと足を運んだコンサートがありました。

その時のプログラムに、この「魔法使いの弟子」があったのです。

その時の東大オケの演奏レベルが、予想以上に高いもので、驚きと嬉しさを持ちながら聴いていたのをよく覚えています。

やっぱり、頭が賢い連中は、オーケストラも上手い。これは間違いない事実です。


そして、演奏会のメインがブラームスの交響曲第2番。

学生オケでもよく演奏される名曲ですが、それがまた、めっちゃ上手!

東大オケは上手いとは昔から聴いてはいたけども、これほど高いレベルとは思いませんでした。


余談ですが、関西の学生オケの雄である、京都大学交響楽団のレベルは間違いなく全国トップ水準を保っています。

東大オケが京大オケと肩を並べるレベルであることが判明したサマーコンサートでした。

東大と京大。学生オケを牽引する、東西の名門大学の今後が楽しみです。


実はわたくし、この「魔法使いの弟子」。本当に心底つまらん曲だなあと常々思っていたのですが、東大オケの演奏会以降はガゼンおもしろい曲に変身してしまいました!

人間どこでどうなるか分からないものです。

クラシックの一つの曲で、人生までもが変わったりするんですね。

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