クラシック音楽の名曲が聴きたい!究極に美しい有名おすすめ曲!vol.14
2019/01/13
つまみ食い式クラシック音楽入門ブログも、今回で第14回めになりました。
何と言っても「つまみ食い式」ですから、何回目から聴いても、全然だいじょうぶですよ^^
さて今日は、テンポもゆったりまったりしていて、綺麗でさらさらそよ風のようで、神のごとく究極に美しい、有名なおすすめ名曲を選びました。
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また一歩、あなたはクラシック音楽通へと前進します。地道にコツコツ行きましょう。
つまみ食いに焦りは禁物です(笑)
究極に美しい1曲目はこれ。
フォーレ作曲/『レクイエム」』より「楽園へ」
演奏時間4分。
フランス印象派を代表するフォーレの代表作。合唱と管弦楽のための宗教曲で、今日でもしばしば演奏会で取り上げられます。
その終曲である「楽園へ」は、天に召される神なる永遠の命を象徴するかのように、限りなく美しい女声合唱によって謳われます。
もう本当に、限りなく究極に透明に透き通る美しさ。
ここは絶対に女性合唱であって、男性合唱など有り得ないのです。
静かに静かにひっそりと曲を閉じてゆく。息絶えるかのように。
なぜに、「女声合唱でなければいけない」のか?
それは、人の命は女性の胎内に先ず宿る事に起因するのかも知れません。
このクラシック界に燦然と輝く名曲をじっくり聴きこむ度に、母なる女性の偉大さ・寛容さ・甘美な美しさを与えて下さった大いなる者への畏敬の念を覚えます。
そして究極に美しい2曲目は
サティ作曲/『ジムノペティ』第1番
演奏時間4分弱。
シンプル極まりない、洗練の極み。大都会パリの憂鬱と気だるさ。
そんな印象を受けます。
ロッキングチェアにでも深く腰掛けながら、ゆらゆらと時間が過ぎ行くのを静観する。
何も考えず、先のことも済んだことも全て忘れて、ただ時が過ぎ行く無情を眺めるのです。
とても哲学的な思想にふける事ができる、美しい超名曲です。
難しいことを考える必要は何もありません。
ただ、BGMとしてぼーっとしながらでも聞きましょう笑
それでいいのですよ。このつまみ食い式クラシック入門は、そうやってレパートリーを増やします!
絶対に外せない超美しい名曲3つめは
パッヘルベル作曲/『カノン』
演奏時間5分。
この「カノン」、ものすごく有名な名曲ですが、いつ頃の作曲だと思います?
100年前くらい?
もうちょい前かなあ。。
・・・・
正解は、なんと300年前です。
それなのに、何の違和感も古臭さなど微塵も無く、それどころか現代にも十二分に通じる洗練された美しさが引き立ちます。
あの大バッハ先生よりも、さらに32年前に生まれ、歴史に名を刻む名曲を残してくれたパッヘルベル。
ヘンデルやバッハの影に隠れて目立たない存在ですが、山椒はピリリと辛いのです。