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勝山左義長まつり2023は開催決定!日程とイベント内容!見どころ

      2023/01/13

寒さが年間を通してもっとも厳しい1月に行われる「どんど焼き」。

多くの方が一度は聞いたことがある、可愛くもユニークな名称ですね。

お正月明けの時期に、正月飾りのしめ縄や書き初め・神棚のお札などを持ち寄って、大量に積み上げて豪快に燃やすイベントです。


真冬に開催される福井県の【勝山左義長まつり】
『どんど焼きで書き初めを燃やすと達筆になれる!』などなど、とても縁起の良い正月明けイベントです!

そこで今回は、どんど焼きを盛大かつダイナミックに行う北陸は福井県勝山市の【勝山左義長まつり】をご紹介します。

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勝山左義長まつりの日程/内容

今年令和5年は、3年ぶりに開催が決定しました。

昨年と一昨年は新型コロナウイルスの影響を考慮し、どんど焼きのみの実施としていましたが、今年度は従来どおり櫓(やぐら)を設置して太鼓やお囃子なども実施するようですよ。

まずは開催内容から。
コロナ感染防止のため、一部縮小されています。

令和5年の開催内容

  • 【開催日時】2月25(土)~26(日)

  • 【開催場所】福井県勝山市/市街地・弁天緑地公園

  • 2月25日(土)

  • ■一番太鼓 午後1時
    一番太鼓は元町2丁目櫓(やぐら)にて開催

  • 2月26日(日)
  • ■子どもばやしコンクール
    午前10時~下長渕区櫓から
    ※(別途に関係者で協議予定)

    ■御神火送り
    ※本年は中止です

    ■どんど焼き
    午後8時、弁天緑地にて14の御神体に
    いっせいに点火します!
    ※開催されます!

  • 2月25日~26日
  • ■左義長スタンプラリー
    ※本年は中止です


    場所:勝山郵便局前
    (本部:総合案内テントにて)
    参加費:100円

    ■作り物展示

    ■絵行燈展示

    ■川柳コンクール入賞作品展示
    場所:はたや記念会館「ゆめおーれ勝山」

    ■押絵通り
    通りには、各地区や団体による飲食コーナー等が
    並びます!

    勝山左義長まつり、より詳しい最新情報は↓

    ≪勝山観光なび!勝山左義長まつり最新情報はここから≫



  • 【アクセス】
  • JR福井駅より勝山鉄道/勝山駅下車

  • 【イベント内容】
  • やぐら、左義長囃子
  • 絵行燈(あんどん)
  • 作り物
  • どんど焼き

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見どころ【1】左義長囃子

勝山左義長は、市内12か所に設置された町内会別のやぐらで、お囃子(おはやし)と共に太鼓を鳴らしながら踊ります。

これを地元では『浮く』と言います。

勝山左義長まつり独特の「粋なワード(言葉)」です。



やぐらに上がるのは、赤い長襦袢(ながじゅばん)を着た人々。

そしてここが見どころの一つなのですが、男性が長襦袢を着て太鼓をトントコ鳴らすんです!

男衆も長襦袢を着ているルーツは、『かつては勝山にも遊郭街があり、お祭り中にお酒でベロベロになった若い衆が遊女の長襦袢を着てやぐらに上がった』のが発祥元になっているようです。

今では、やぐらで赤襦袢を着られるのは【一人前の男】と認められた証として、伝統の儀式となっています。

お囃子で太鼓を打つのは、
  1. ベースの三ツ打ち担当
  2. 踊りながら打つ担当
  3. 太鼓の音を抑えるために腰掛ける担当
この3人一組と決まっています。

ちなみにこの組み合わせでの演奏は大変めずらしく、ここ勝山左義長でしか見ることができないものです。


華やかな襦袢を着て、楽しく浮かれ踊りながら太鼓を打つ勝山左義長まつりは、見ている人を楽しませるエンターテイメント性が普通一般的なお祭りよりも高いものです。

動画を見れば一目瞭然! 

すごく楽しそうに「浮いて」いるので、見ていてこちらも「浮かれ」てしまいますよね♪

本当に日本のお祭りって最高!


見どころ【2】絵行燈と作り物を楽しむ!

左義長まつりの期間中、各町内の道路脇には『辻行燈』が飾られます。

絵行燈は江戸時代頃から始まった風習で、町人の気持ちを川柳や狂歌(滑稽を詠んだ卑俗な短歌)に描いたもの。


「お祭りの日だけは無礼講じゃー!」と、藩主が左義長のお祭りだけは許可してくれた事から始まったようです。


現在では、世相の風刺やだじゃれなどが描かれているようですが、毎年町内会で手作りしているので最新の風刺に笑える内容もてんこ盛り!

今年はあのコトやこのコトが描かれるのかな?なんて予想しながら見て回るのが楽しいですね♪


そして、もうひとつチェックしておきたいのが「作り物」

これは、その年の干支を生活用品を素材にして作るもので、各町内ごとに作られます。


たとえば直近年の作り物では、ですね。今では見られなくなった古道具を使うことが多いようです。

作り物の後ろにあるのは「書き流し」といって、素材や作品をもじった洒落を入れこんだ短歌。
併せて楽しめますね♪


2023年の干支(えと)は【癸(みずのと)卯(うさぎ)】

さてさてどんな「作り物」が見られるか楽しみです!

左義長のお祭り期間中は辻行燈と作り物が飾られます

見どころ【3】どんど焼きが超ダイナミック!

勝山左義長のどんど焼きは、上の画像でも分かるように普通のありふれたどんど焼きではありません。

ものすごく盛大かつダイナミック!


やぐらの上手に「ご神体」が作られるのですが、このご神体を2月26日(日)の午後8時から弁天河原でいっせいに燃やします。

左義長のお祭りや飾り付けが無事に済んだことを感謝しつつ、火の神様を祀って災難避けと幸福を祈願する神事

このどんど焼きの火でお餅を焼いて食べると、その年は健康に過ごせると言われています。

そこで「後燃やし」という行事が行われるんです!


長い竹にお餅を刺して、どんど焼きの残り火でお餅をあぶって食べる行事で、誰でも参加できますよ^^


【まとめ】勝山左義長まつり2023

福井市内へ向かう勝山駅発の終電時刻が21時57分なので、車で行くか日曜も宿泊するかなどで、ぜひ参加したいものですね^^


もちろん左義長の期間は、たくさんの出店もありますよ~!

お祭りを楽しみつつ、おいしいものもいっぱい食べて「浮かれ」たいですね♪


さて、勝山まで来られた際にぜひぜひ立ち寄って頂きたいグルメ店はこちら!
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とにかく一度立ち寄ってみてください。

あなたの期待を裏切らないことをお約束します^^

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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