ノロウイルス感染予防と効果的な対策とは?こうやって防ごう!
2016/12/19
嘔吐と下痢がつらいノロウイルス。
数日間、トイレとベッドを何度も行ったり来たりと症状がかなり重くてつらい病気です。
そこで今回は、ノロウイルスの効果的な予防法とすぐ出来る対策をご一緒に見ていきましょう。
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ノロウイルス3つの感染予防ポイント!
ノロウイルスはワクチンが無く予防接種を打つことが出来ないため、自分で予防対策するしかありません。
- 手洗い!
- トイレの後
- 帰宅した時
- 調理の前
- 食事の前
- しっかり加熱する!
- しっかり除菌する!
ウイルス予防の時は『嘔吐物、便の始末後』にも手洗いするようにしましょう。
感染の原因になる牡蠣などの二枚貝は、中心部までしっかり加熱(85~90℃で90秒以上)してから食べるようにしましょう。
調理器具も、きちんと除菌するようにしましょう。
まな板、包丁、へら、食器、ふきん等は、熱湯(85℃以上)で1分以上加熱するか、塩素系漂白剤で除菌します。
※アルコール除菌は、ノロウイルスには効果が無いと言われています。
ノロウイルスとは何か?
ノロウイルスは、人の小腸粘膜で増殖するウイルスです。
1968年、アメリカのオハイオ州ノーウォークという町の小学校でウイルスが発見され、土地の名前をとってノーウォークウイルスと呼ばれました。
現在のように「ノロウイルス」と呼ばれるようになったのは、2002年からのようです。
毎年11月から翌年の4月にかけて、 ノロウイルス感染による嘔吐や下痢が流行します。
ノロウイルス感染症は、二枚貝(主に牡蠣「かき」)の生食による感染がよく知られていますが、幼稚園、保育園、学校、老人ホームなど 集団生活を送る場所では、人から人に感染が広がってしまいます。
ノロウイルスどうやって感染するのか?
- 経口感染
- 接触感染
- 飛沫感染
牡蠣やあさりなどノロウイルスに汚染された二枚貝の生食や、ノロウイルスに触れた手で調理された食事から感染します。
ノロウイルスで汚染された物に触れることによって起こる感染です。
感染者の嘔吐物や便を始末した時に、飛沫したウイルスを吸い込むことによって起こる感染。または、集団生活の場での人から人への飛沫感染があります。
ノロウイルス感染するとどうなるか?
- 【潜伏期間】
- 【主な症状】
12~48時間です。
嘔吐、下痢、腹痛、発熱(38℃以下)
突然、激しい嘔吐に襲われるのが特徴です。
ノロウイルスに家族が感染したらどうするか?
引用:【家族がノロウイルス?】嘔吐物から二次感染しない汚物処理方法/漢方薬の西山薬局・西山鍼灸院/https://www.youtube.com/watch?v=kPc5Ge72zLs
感染者の嘔吐物、下痢便には、大量のウイルスが含まれています。
ノロウイルスは感染力が非常に強く、少量(10~100個)でも感染してしまうので、2次感染しないよう、しっかり処理したいですね。
【汚物処理時・5つのポイント】
- 抵抗力の弱い子供、高齢者を嘔吐物等から遠ざける。
- マスク、使い捨て手袋をつけて処理をします。
- ペーパータオルでウイルスが飛散しないよう、包み込むようにそっと処理します。
- 嘔吐物や便で汚れた衣服は、他の衣類とは別に洗濯するようにしましょう。
- 処理した場所、衣類共に塩素系漂白剤で除菌すれば完璧です。
ノロウイルスは1~2メートル程度は飛散するので、最低3メートルは離れた方がいいでしょう。
ウイルスに触れたり、吸い込んだりしないようにしましょう。(処理が終わったら、必ず手洗いをします)
使用したペーパータオルは、感染を防ぐため、二重にしたビニール袋に密封して捨てるようにしましょう。
この時、塩素系漂白剤をふりかけ、ペーパータオルを除菌するとより安心です。
※塩素系漂白剤は脱色してしまうこともあるので、希釈方法などよく調べてから使用してください
ノロウイルス!一番効果がある対策は何か?
ズバリ!免疫力アップです!!バランスの良い食事、質の良い睡眠、適度な運動、ストレスのない生活を心掛け、基礎体力、免疫力を高めておけば、ウイルスが身体に進入してきても防戦できます!
ここまでノロウィルスについてお話してきましたが、免疫力アップの観点からはインフルエンザ予防とほぼ同じ事がノロウィルスの場合にも当てはまります。
もっとも効果が期待できる予防方法を、下記の記事でご紹介しています!
↓ ↓ ↓
≪インフルエンザ予防!一番効果が期待できる方法はこれだ!≫
日頃から、ウイルスに負けない身体づくりを心掛けたいものです。
しっかり予防して、元気な毎日を過ごしましょう!