花粉症で目がかゆい!目のかゆみ対策はどんな対処法がいいの?
2018/06/30
今年も花粉の季節がやってきましたね。なんと都内で昨年の1.6倍の花粉が飛ぶらしいですよ~!
花粉症の症状はいろいろありますが、どうしても我慢できない症状の一つに目のかゆみがあります。
花粉症の90%の人が訴える目のかゆみ。
この「目がかゆい!」は、なぜ起きるのか?対策はどうする?予防する方法はあるのか?
今回は、そんな疑問に分かりやすくお答えします!
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目のかゆみの原因は?
目のかゆみは結膜炎によって起こる症状です。結膜炎とは外からの刺激によって、まぶたの裏側と白目部分をおおっている粘膜=結膜が炎症を起こす症状を言います。
結膜炎にはアレルギー性と非アレルギー性のものがあります。花粉症の目のかゆみは、花粉が目に付着することによってひき起こされるアレルギー性結膜炎となります。
【目のかゆみ・4つの対策】
1.目を冷やす
目のかゆみは、炎症によって起こります。炎症を抑えるには、患部を冷やすのが一番です。
かと言って、冷やしすぎも良くはありません。
氷水ではなく水で清潔なタオルをぬらし、まぶたの上に置いて、目を冷やすようにしましょう。
2.目薬を使う
どうしてもかゆみが我慢できない時は、目薬を使うのもいいでしょう。
目薬には、メディエーター遊離抑制薬と抗ヒスタミン薬の2種類があります。
炎症物質を出しにくくして花粉症の症状を軽くしたい方は、メディエーター遊離抑制薬を、かゆみ症状を早く抑えたい人は抗ヒスタミン薬を選ぶと効果が期待できるようです。
ただし、「防腐剤がかゆみを誘発することがある」ので、防腐剤不使用のものを使うことをおススメします。
涙と近い性質を持つ、人口涙液タイプを選ぶのがおススメです!
3.目を洗う
花粉が目に付いている事がかゆみの原因なので、目を洗うのは症状を抑えるのに効果があります。
ただ、目の表面を守ってくれている涙と成分の違う水道水で目を洗うと、細胞を傷つけてしまう事になってしまいます。
目を洗う時は、涙と近い性質の人口涙液で目を洗い流すようにしましょう。
目薬と同じく防腐剤の入っていないものを選ぶよう心掛けると良いですよ^^
4.花粉に効くツボを押す
引用:花粉症を撃退!簡単ツボマッサージ/健康TV《メディシル》/https://www.youtube.com/watch?v=66LO-QwyjKQ
花粉症に効くツボを刺激し、花粉症自体の改善をはかるのも効果的です。
東洋医学であるツボの刺激をマッサージする事で、一定の効果が表れるのは人それぞれのようですが、試してみる価値はあると思いますよ~^^
【目のかゆみ・3つの予防法】
1.できるだけ花粉をさけて外出する
晴れて風が強い日の11:00~14:00、17:00~19:00は、花粉がよく飛ぶ時間と言われています。
なかなか難しいことかもしれませんが、できるだけこの時間を避けて、外出するようにしましょう。
また外出時には、ポリエステルやビニールなど、花粉が不着しにくいツルツルとした素材の服を着るようにするとベターですね。
2.外出時には眼鏡をかける
花粉が目につかないように、眼鏡をかけてから外出するのがおススメです。以前はゴーグルのようなごつい感じのデザインが多かったのですが、最近はおしゃれなデザイン、カラーの花粉用メガネが増えてきました。
花粉の目への付着を直接防げるものなので、ぜひ一つは持っていたいですね。
3.花粉を家に持ち込まない
日頃眼鏡をかけている人でも、眠る時には眼鏡をはずすものです。そんな時に花粉が家に入っていたら、かゆみが起きてしまいます
窓や戸をしっかり閉める。室内の掃除を小まめにする。
できれば外に洗濯物、布団を干さない。
帰宅時に服をよくはらうなど、花粉を家に持ち込まない工夫をしましょう。
楽しいはずの春なのに、目のかゆみのせいでいつも台無し。そんなあなたも今年の春はしっかり予防、対策して、楽しく春を過ごしましょう♪