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大学受験生の勉強時間の平均は?効率的で健康的に時間を作る方法!

      2019/09/06

来年の大学受験に挑む皆さんは、いよいよ本格的に受験勉強に取り組む季節になってきましたね。

私が大学受験を経験したのはずいぶん昔ですが、受験当日まで重苦しい気分の日々が続いたことは今でも鮮明に覚えています。

でも、それさえ耐え忍んで頑張れば、晴れて念願の大学生!どうぞ頑張ってくださいね^^


ところで「自分は勉強を頑張っているつもりだけど、まだ少ないのかなぁ」なんて思っていませんか? 周りの受験生は、もっともっと勉強しているみたいで不安になる等々。。

でも、そんな風に思うのは決してあなただけではありません、大丈夫ですよ^^



と言うことで、この記事ではまず、大学受験生の勉強時間は平均でどれくらいなのかをお伝えします。

自分の勉強時間が、平均と比べてどうなのかを知ってください。

その上で、限られた時間の中で効率的に受験勉強をしていく方法、苦手科目を克服する画期的方法!


そして、基礎体力を維持しながら健康的に受験勉強を続けるために『やっていきたい事・やってはいけない事』なども書いてみました。

大学受験の時期は何かとハードですが、うまく勉強時間を配分しながら継続していき、来春には合格通知を手に入れましょう!

それではまず、平均勉強時間の話からです。

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大学受験の勉強時間!その平均時間は

難関大学に現役合格した高校3生の学校以外での平均学習時間は、【6時間2分】という某大手進学塾の調査結果があります。

難関大学受験者・高校3年時
【1日の平均学習時間】
(夏期・直前期を除く)
  • 現役合格者:6時間2分

  • 現役不合格者:5時間35分

合格者と不合格者の開きは27分!
(某大手進学塾の調査結果 2013年5月)


「授業もあるのに、そのうえ毎日6時間も!?」という悲鳴が聞こえてきそうですが、これはあくまで平均時間。

週末の土日や祭日の勉強時間も含めた上での集計値ですので、一週間を通しての1日6時間の勉強時間は、そう難しいものではありません。

合格者と不合格者の時間差は「わずか27分」であり、そこには『勉強内容の濃さ・集中度の差』が含まれています。
そしてさらに、興味深い調査結果が出ています。

合格した現役受験生のうち、なんと約77%が部活動も行っていたうえでの平均学習時間6時間2分なのです。

大学受験に合格するには、効率的な時間の使い方が大事。
日々の部活動と併行しつつ、勉強時間を工夫しながら捻出していた事が明らかになります。

上記の27分の差は、ごくわずかであって、合格者と不合格者の学習時間に大差はありません。

勉強時間の多い少ないを気にするよりも、効率的な時間の使い方や工夫の仕方にこそ、合格する秘訣が含まれているようです。

その秘訣が何なのか、ご一緒に見て行きましょう!

『短時間』『すきま時間』を見つけて、効率的に勉強するための4つの工夫をご紹介します!



勉強時間は最大限に有効利用すべし!短時間・すきま時間に勉強する4つの工夫とは

1.【チャンキング法】で苦手科目を克服する

誰でも得意科目があれば、苦手科目もありますよね。

苦手科目をやるのは気分も乗らず、つい時間がかかってしまい後回しになりがち。

そんな苦手科目を、うまく得意科目と絡めることで時間短縮しながら学習の効率化につなげる方法があります。

実際、私自身がやってみて効果バツグンだった方法です!

それは【チャンキング】という手法。

チャンキングとは、ある動作を継続して行うときに「1分だけとりあえずやってみる」のです。

とにかく、たったの1分だけやる!

すると本当にあっと言う間に、1分が3分に、すぐに10分、20分とそのまま続けられるんですね。人間の不思議なところです。

ちなみにチャンキングとは、心理学の用語です。

とにかく1分だけやるつもりで勉強し始めるのがコツです
例えば、まったく見るつもりが無かったテレビ番組をチラッと立ち見して、結局そのまま1時間見てしまった、という経験があると思います。

あれこそまさに、チャンキングなのです!
それを受験勉強に取り入れるのです。

とりあえず1分だけやるつもりで、苦手科目を始めてみて下さい。

イヤだったらやめようくらいの意識で始めても、全然構いません!

とにかく1分だけでいいから、やってみましょう!

苦手科目は、憂うつでため息ばかり、ついやらない言い訳を作ってしまいがち。

大学受験は、短い時間の中でどれだけ集中できるかが勝負どころですから、たとえ苦手でも始めるきっかけを自分で作り出す必要があります。

そこで、誰でも簡単に出来る方法が、「チャンキング」なのです。


だまされたと思って構わないので、試してみて下さい。もちろん、だますつもりなど毛頭ありませんよ^^

やらない事には、何ひとつ始まりません。

ちなみにチャンクとは、一つのかたまりを小さく分割するとの意味です。

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2.得意科目と苦手科目は交互に!

そんなの当たり前、なんて言わないで下さい(笑)。実際これがすごく難しいんですよ。

苦手科目をガンガン勉強する受験生は、成績が伸びます。苦手が無くなるのですから、当然ですね。

でも、一朝一石に苦手意識が無くなるものではありません。
あなたもそうではないですか?

そこで、前述のチャンキングを取り入れながらも、得意科目と苦手科目はそれぞれを交互に勉強するようにスケジュールしましょう。

大事なポイントは、得意科目に集中するあまり、そのまま予定時間をオーバーしてしまい、苦手科目を勉強する時間が無くなってしまうケース。

これが実際には、とても有り得ることなのです。

1時間勉強して15分休憩する。50分勉強のあと10分リラックスする等々、時間はきちんと自己管理しながら、得意科目の次には苦手科目を組み入れる

そして、チャンキングの手法でとりあえずも勉強開始して集中学習するようにしましょう!

大学受験生は、積み重ねがすべて。短い時間を有効利用して、効率的に勝負です!地道に進んでいきましょう^^

得意科目と苦手科目は交互に勉強するのがポイントです。

3.週末の土日はなるべく自宅以外で

自宅にいると、集中力を持続するのが難しく、だらけてしまいがちです。

ちょっとスマホをいじり出すと、あっと言う間に時間が過ぎてしまいます。
ツイッターやインスタなど論外

相手からの返信が気になって、もはや受験勉強どころではなくなります。
電源は必ず切っておく事です。

自宅なら、ちょっと5分だけと横になってうたた寝も出来ます。

要するに、自宅では甘い誘惑が多すぎるのです。



週末は、できる限り図書館なりなりで勉強した方が勉強の進捗スピードが断然早くなります

きっと間違いなく、図書館にはライバルも同じくして勉強しているでしょう。塾も、しかりです。

あなたは、志望校合格を心から望んでいるはず。

何としても目的達成するためには、図書館や塾はうってつけの環境です。

限られた時間の中で集中力・緊張感を持って勉強していくなら、ライバルに勝てる可能性が高くなっていきます。

とにかく大学受験は、自己管理がすべてですから、面倒でも図書館・塾まで移動することをおすすめします。

そして、自分で決めたスケジュールの流れに沿って、時間を有効活用すべく休憩とのメリハリをつけながら進めていきましょう!

ひと息ついてリラックスするのも、受験勉強のうちですよ^^

限られた時間の中で集中力を持続することが肝要です。

4.移動時間は英語のリスニングを聞きながら!

通学の往復や、週末の図書館への移動などすき間時間には、必ず英語のリスニングを聞くことを習慣にしましょう。

たとえ5分のすき間時間でも、とにかく時間が出来たら、英語のリスニングをひたすら聞く習慣を付けることが大切です。

その5分間の積み重ねを合計すれば、1日に1時間くらいのリスニングをした事になりますね。それを毎日続けていくならば、ライバルより一歩抜きん出ることは明白!とにかく毎日続けることが肝要です。

英語などの暗記系科目は、とにもかくにも繰り返しが必須になります。英語のシャワーを浴びるかの如く、必ず移動時間は有効に使ってリスニングに当てていくことが大事です。


その際に、聞きながら同時に声に出して発音すると、なお記憶に残りやすくなります。電車やバス内では無理ですが、それ以外ならば出来ますよね。

毎日の短い勉強時間の中で、何としてでも志望校合格を目指すわけですから、たとえ5分のすきま時間でも『リスニングを習慣化』してしまうのが合格するための得策です。

すきま時間をいかに有効利用するかが合否を分けるのです。

ライバル達はやっています、必ず。

毎日のリスニングを習慣化してしまうのが合格の早道です。
さてここまで、一週間のスケジューリング・効率的な時間の活用・苦手科目の克服方法などについてお話ししてきました。

そこで、予定通りに勉強が進んでいっても、その学習内容が記憶されなければ一体何をやってきたのか分かりません

暗記系の科目も理解する系の科目も、結局のところはそれ自体を脳に記憶しなければいけません

そのためには、睡眠が大きく関係していることを知っていますか?

いくら勉強が大事とは言っても、睡眠時間は削ってはいけませんよ。ついつい勉強が深夜にまでかかってしまい、寝る時間が遅くなってしまう受験生も多いと思います。

そんな人のために次の章では、「より良い睡眠の取り方」についても触れておきます。

睡眠は、勉強したことをしっかり覚えるためにも本当にすごく大事なのです!

まずは、睡眠の質が勉強の記憶とどのように関わっているのかを見ていきましょう。

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勉強内容をしっかり記憶するには睡眠が不可欠!

人間の睡眠には2パターンの睡眠があって、どちらとも1セットにつき1時間半の睡眠時間となります。それがこれ。

  • 「ノンレム睡眠」
  • 「レム睡眠」
人はこの2つの睡眠パターンを、寝ている間ずっと繰り返していると言われています。

眠りに入ってから目が覚めるまで、ずっと同じ質の睡眠ではないのですね。

実は、毎日どんどん記憶していかなければならない大学入試の受験勉強と「レム睡眠」「ノンレム睡眠」とは、切っても切り離せない重要なつながりがあるのです!

では、このノンレム睡眠とレム睡眠とは何か? 詳しく見て行きましょう。

人は、ノンレム睡眠とレム睡眠をずっと繰り返している。

【ノンレム睡眠とレム睡眠】これを味方に受験を乗り切ろう!

  1. 【ノンレム睡眠】

  2. 脳を休めるための睡眠となります。

    就寝後2回目のセットまでは、深いタイプのノンレム睡眠となる⇒「いやな記憶」を消去する働き有り

    4回目・5回目のセットは、浅いタイプのノンレム睡眠となる⇒「手続き記憶※」を定着する働き有り

    手続き記憶とは、自転車の乗り方などの技能やノウハウのことを指し、勉強の場合は昼間に繰り返し勉強した単語の暗記等そのものが手続き作業となります。



  3. 【レム睡眠】

  4. 身体を休める睡眠となります。

    睡眠の前半(睡眠に入ってから数時間)は数十秒程度と短く、睡眠の後半(=朝方)は30分ほど続く長いものになるようです。

    ちなみに、レム睡眠時には「エピソード記憶」が定着します

    エピソード記憶とは、時間や場所、そのときの感情などのイベントの記憶を指します。すでに記憶している事柄と関連づけて、次に記憶を思い出す時のための「索引」を付ける作業が同時に行われるのです
つまり、「ノンレム睡眠」によって一日の学習内容が記憶され、「レム睡眠」によって、その記憶を引っ張り出す為のタグを付ける、と言う事になるのです。

ノンレム睡眠で、一日の学習内容が記憶されるのです。

少ない睡眠時間では大学受験に勝てない!?

1.5時間のセットが2回しか繰り返せない3時間~4時間程度の睡眠では、セット4回目以降にある「浅いノンレム睡眠」のタイミングが無いため、昼間の学習内容が記憶として残されにくい結果となる可能性があります。

また、睡眠後半に出現するはずの「長いレム睡眠」が無いと、記憶の定着やタグ付けが出来にくいと言う結果になるようです。

どんなに毎日寝る時間を削って、長時間受験勉強を頑張ったとしても、きちんと質の良い睡眠をとらなければ、一生懸命勉強した内容が長期間記憶されにくく、大学入試本番まで持たない可能性が出てくるのです。

「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」の1.5時間セットを数回繰り返した、睡眠の後半が記憶にとっては大事な時間になるのです。

上術の脳の働きをきちんと理解して、予定通り「この時間は勉強する」と決めた時間内に集中して勉強し、睡眠時間はきちんと確保するよう意識しながら毎日を過ごすことが、大学受験必勝の戦略となるのです。

短時間の睡眠では、学習内容がきちんと記憶されません。

一週間の勉強時間の『タイムスケジュール』を計算してみると

平均6時間2分を1週間の合計時間に直すと、週に約42時間の勉強時間

平日の勉強時間を、帰宅してから晩御飯までの1時間+21時から24時までの3時間=合計4時間みっちり勉強するとして月曜から金曜の合計勉強時間が、20時間です。

残りの不足勉強時間は、22時間。これを土日で11時間ずつ勉強するならば、「平均の勉強時間である1日6時間」になります。


土日の11時間は、数字で見るとかなりの長時間に見えなくもない。「そんなに続けて勉強出来ないよ~」と思われそうですが、いざやってみれば意外と確保できるものです。そう言うものなんです。



たとえば、朝9時から図書館に行って、途中で1時間の昼休憩を挟み、閉館の17時まで勉強すると、7時間。

それから家に帰って、息抜きリラックス+風呂+夕食で約2時間くらい過ごしたとして、20時から4時間勉強すれば、24時までに「1日分の勉強時間ノルマ11時間」が達成出来る事になります。

お昼休憩を1時間とらずに、30分程度で終わらせれば、その分夜の終了時間も短くなります。

勉強時間のスケジュールは1週間単位で組むのが大事です
大事なポイントは、土日のスケジューリングも学校に通っている平日と同様に、朝起きる時間から寝る時間までのスケジュールをきちんと組むこと。

そして、その延長である一週間のタイムスケジュールを事前にきちんと計画する事は、ライバルがひしめく大学受験を乗り切る上で、たいへん重要な要因となります。

このように、勉強時間のスケジュールを組む場合、1週間単位で考える(スケジューリングする)ことによって、多少でも『気持ちに余裕が生まれます。』この【気持ちの余裕】は、とっても大切ですよ^^

漠然と勉強時間の数字だけ見て、「そんなの無理!」と先入観で決め付けるのはやめましょう。

たとえ気分が乗らずに全然進まなかった日があっても、気にしない。

落ち込む必要など、全くありません!

一週間単位の中で、その分挽回していけば良いのです。

その気になれば、誰でも出来ます。

【やるか、やらないか・・】たったそれだけの差なのです。

根性論ではありませんので、悪しからず。

勉強時間のスケジュールは、1週間単位で計画していこう。

センター試験本番までの残り日数を把握してる?

もっとも重要な関門であるセンター試験、次回2020年(令和2年度)はいつ行われるか、念のため確認しておきましょう!

2020年(令和2年度)のセンター試験日程は、1月18日(土)・19日(日)です。

今からセンター試験本番まで、まだ長いと思っているのも今のうち、残り日数はどんどん少なくなっていきます。

いよいよ受験モード全開です!

センター試験当日から逆算して、残りの受験勉強に当てられる時間はどれくらいあるのかを、しっかりと計算しておくことも重要ですね。


センター試験は、以前は「共通一次試験」という名称で国公立大学の一次試験となっていました。

それが、1990年から「大学入試センター試験」と名称を改め、それに伴い私立大学でも「センター利用入試」と言う名称で、センター試験を受けるだけで複数の大学に出願できる制度が始まりました。

国立大学を受験しない私立大学のみの受験生も、センター試験の日程はとっても重要なのです。

2020年のセンター試験は、1月18日と19日です。

【まとめ】効率的な受験勉強スケジュールで合格を勝ち取れ!

毎日の勉強時間がどれくらいなのかは、大学受験生にとっては大きな問題であり、いつも気になるところです。

たとえ受験生の平均勉強時間より少ないとしても、チャンキングやすきま時間の活用法など、短い時間の中で集中して学習を積み重ねていく方法をご紹介しました。

そして、毎日の睡眠の質が良質か否かによって、学習の記憶に関わる部分が大きく左右される事が分かりましたね。


受験勉強のスケジュールを一週間単位で予定を立てすきま時間を大いに利用しながら苦手科目をチャンキングで克服し、良質な睡眠時間をガッチリ味方に付けて、厳しい大学受験を乗り越えて合格を手に入れてほしいと切に願います。

あなたなら出来ます。

だって、最後まで読みました(飛ばしながらでも)^^

それこそが集中力なのです!

頑張れ!大学受験生!!!

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