雛人形を片付ける時期はいつ頃?スッキリ収納するポイントはこれ!
2019/03/04
きれいなお雛様を飾って桃の節句も終わり、「あ~、楽しかった♪」で終わりたいけれど、ちょっと憂鬱なのが雛人形のお片付け。
大切なものだからこそ、片付ける時にはいろいろと気を遣うんですよね。
そんな雛人形のお片付けですが、ちょっとしたポイントを押さえるだけでブルーな気分がすっかり吹き飛んでしまうものです^^
そこで今回は、雛人形を片付ける時期と、きれいにスッキリ収納するためのポイントについて徹底調査してみました。
スポンサーリンク
見出し
雛人形を片付ける時期はいつ頃?
雛人形は、その昔から啓蟄の日に片付けるのが良いと言われています。謂れ(いわれ)に習い、特に関東では立春(2月4日ごろ)から啓蟄の頃まで飾られるご家庭が多いようです。
今年2019年の啓蟄は、3月6日(水)です。
雛人形を片付ける時期は、3月6日(水)前後あたりが目安となります。
でも、もしもその当日お天気が悪かったならば、雛人形の片付けは控えるようにしましょう。
その理由は、湿気が多いことによりカビの原因になってしまうからなんです!
でも、もしもその当日お天気が悪かったならば、雛人形の片付けは控えるようにしましょう。
その理由は、湿気が多いことによりカビの原因になってしまうからなんです!
謂れは謂れとしてしっかり知識として身に着けておくとして、お天気が良く空気が乾燥した日を選んで雛人形を片付けるよう心がけましょう。
雛人形をスッキリ収納するポイント!
【雛人形の片付けで準備するものリスト】
何事も、事前の準備が大切です。しっかり準備しておけば、それだけ作業もスムーズかつスピーディに進むものです。
- 【小 筆】 筆の中でも、やわらかい毛先の小筆を選びます。
- 【はたき】 着物のホコリをやさしくはらうのに使います。
- 【手 袋】 タクシーの運転手さんがしているような、白い手袋がおススメですね。
- 【仕切り付きプラスチックケース】 雛人形の持ち物(小物)が入れられる程度の大きさのプラスチックケースを用意しましょう。
- 【お茶パック】 これは、雛人形の大切なお顔にかぶせるのにちょうどいい大きさなのです。
- 【防虫剤】 大切な雛人形が虫に喰われたりしたら大変です!
- 【除湿シート】 雛人形にとっては、カビも大敵です!
- 【雛人形収納ケース】 おススメは、何といっても桐(きり)の収納ケースです!
小筆は、お人形のお顔や持ち物など細かいところに付いたホコリをはらうのにとっても便利なのです。
100円均一店、いわゆる100均へ行けば、筆がズラリと並んでいるので心配ご無用です(笑)。
最小のコストで、最大限の働きをしてくれますよ^^
選ぶときには、やわらかい羽根はたきが超おススメですよ。
羽が柔らかいものならば、これも100均の毛ばたきでも充分に大丈夫です。
綿素材で柔らかい手袋ははめて作業することで、雛人形を傷つけません。
こちらも100均で購入できます^^
雛人形の片付けツールは、100均が欠かせない存在なのです。
仕切りが付いているので、段ごとに持ち物を分けて入れられるのが便利です。
雛人形の持ち物は小さくてとっても繊細なので、壊れないようにやさしく取り扱いましょう^^
こちらも100均ならば、いろんな大きさのプラスチックケースが豊富にありますよ~。
袋になっているので、しっかりとお顔をカバーして、大切な雛人形の命とも言えるお顔を守ってくれるわけですね。
こちらももちろん、百均で売っています。
「買うのがもったいないなぁ。」と言う方は、ティッシュでも大丈夫ですよ。
でも大切なお雛様ですから、どうぞ100円の投資はケチらずに!
保管する前には、防虫剤を雛人形の周りに入れることを絶対に忘れないでくださいね。
この場合、【雛人形専用の防虫剤】を使うようにしましょう。
防虫剤の中には、親王にすっぽりかぶせるタイプもあります。
大切な雛人形を長い間きれいに飾ることが出来るよう、防虫剤は必須中の必須アイテムです。
除湿シートも、できれば用意した方がより安心ですね。
翌年に雛人形を出すと、大切な雛人形のお着物やお顔に、カビが付着していたら・・・
なんだか粗末に扱っていたようで可愛そうですし、これはバチ当たりと言うものですよね。
その理由は、桐には防虫効果・防湿効果・防腐効果が備わっているからです。
そのうえ虫もカビも防げるので、桐の箱は防虫剤・除湿シートの節約にも繋がります。
ただ桐製の収納箱となると高めな出費になりますが、これも大切な雛人形のためです!
きっと、買ってよかったとなると思います^^
雛人形の収納ポイントと手順はこうする!
片づける順番は、飾った時の逆ですよね。下の段から順番に片付けていくと、思ったより早く収納できますよ。
- 写真を撮る
- 手袋をする
- 雛人形・持ち物のホコリをはらいます
- 持ち物(小物)をはずします
- 雛人形を包みます
- 箱へ収納する
- 防虫剤を入れる
雛人形は毎年飾るものなので、収納作業の前に写真を撮っておくと、翌年飾る時にスムーズな作業が可能です。収納前には、必ず写真を撮りましょう。
お雛さまはとにもかくにも【お顔が命】雛人形に素手で触れると、気づかない間に手の脂がベタッと付いてしまいます。
面倒でも手袋をはめるようにしましょう!
いつもわが子の成長を見守ってくれる雛人形に、愛情を注ぎながらお片づけしましょう。
小筆や毛ばたきで、優しく丁寧にはらいましょう^^「いつも家族を見守ってくれてありがとう」と言う感謝の気持ちを持ちながら作業すると、これは素晴らしい習慣になりますね。
それぞれの段ごとに、持ち物をプラスチックケースに片付けておくと、翌年飾る時がとてもスムーズで楽チンです。ちょっとした手間が、結局は自分自身が楽に作業できることに繋がります。
お顔はお茶パックまたはティッシュで、やさしく包みます。全身は、やわらかい紙か布で丁寧に包むようにしましょう。
雛人形の全身がすっぽり入るくらいの、便利な袋タイプがおススメですね。
湿気を吸い込んでしまう段ボールにしまう場合は、除湿シートをきちんと敷く方が安心です。箱に入れる時には、お人形とお人形の間に柔らかい紙を詰めて、動かないようにします。
柔らかい紙が無い時は、新聞紙でも大丈夫です。
この時のために、割れ物を買ったときに包んである柔らかい紙をとっておくとたいへん重宝しますよ。
変色や変質を避けるため、お人形に触れないように気を付けて入れるようにします。雛人形を収納した箱はどこにしまうのがベストなのか?
【収納4つのポイント】
1.極端に乾燥・湿気の多い場所は避ける
2.寒暖差の少ない場所
3.直射日光があたらない場所
4.風通しの良い場所
1.極端に乾燥・湿気の多い場所は避ける
2.寒暖差の少ない場所
3.直射日光があたらない場所
4.風通しの良い場所
上記の中でも、特に湿気は雛人形にとって大敵です。
湿気の影響を受けにくい、なるべく高い場所に収納するのがおススメですよ^^
【まとめ】お雛様とは長~いお付き合いに!
お雛さまを片付ける時期は、啓蟄の日あたりの3月6日(水)前後が良いと分かりました。雛人形がカビたり虫にくわれたりしないよう、お天気の良い日に片付けるのも大事なポイントでしたね。
お家族にとって大事なお雛さまです。やさしく丁寧に、お片付けしてあげて収納したいものです^^
お雛さまに限らず、収納はポイントさえ押さえれば、それほど気を遣わなくても大丈夫な作業です。
来年もまたきれいなお雛様に会えるよう、やさしい気持ちでお片付けしたいものです^^