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お彼岸のお供えの基本マナー!【のし】の選び方と書き方はこうする

      2019/09/17

また今年も、年に2回のお彼岸が近づいてきましたね。

特に、今年の秋のお彼岸は、元号が令和になって初めてのお彼岸です^^

いつにも増して、ご先祖様への感謝の気持ちをあらわす日本の伝統として、心穏やかにお参りしたいものですね。


そんなお彼岸を迎えるために、必ずお仏壇にお供えする『お供え物』ですが、この場合のし紙はどんなものを選ぶのがベストなのか?

のし紙には、どのように書くのか?


さらには、お供えはどんな品物をお供えするのが基本なのでしょうか?


そこで今回は、そんな『お供え』と『のし(熨斗)』の疑問を徹底的に調査しましたので、読者の皆様とシェアしたいと思います!


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お彼岸で【のし(熨斗)】が必要なのは、どの範囲からなのか?

お彼岸のお供え物に、熨斗(のし)が付いている(包装されている)のを見かけたことがあるかと思います。

この【のし(熨斗)】を付けるのは、お相手様が自分とどのような関係となるお参りから必要になるのか?

この疑問がまず思い浮かんだので、さっそく調べてみました^^

その答えはこうです。

お彼岸のお供え物にのし(熨斗)を付けるのは『自分とは別世帯へお供えを渡す場合』に付けるのです。

具体的には、結婚して離れて暮らしている自分の実家や夫の実家または親戚などの場合ですね。

お供えにのしを付けるのは、自分とは別世帯へ渡す時です
ですので、例えば夫婦どちらかの実家で一緒に同居していて、そこでお彼岸のお参りを行う場合には、「お供えののしは必要無い」という事になります(我が家ですから当然ですね)。

しかし、住まいの形態は本当に人それぞれ違います。

同じ敷地内で別居していたり、実質的な家長が夫だったり。。お参りの慣習も、地域によって違いがあるものです。

どうすればいいのか判断に困る場合には、思い切って地域の役員さん(地区の会長さんや班長さんなど)にどうすればいいのか聞いてしまいましょう!

地区の会長に、どうすればいいのか聞いてしまいましょう

お彼岸の【のし紙(熨斗)】種類と書き方

熨斗紙の水引には、様々な種類があります。

今回のようにお彼岸で使うのしは、次のようになります。

≪のし(熨斗)紙の水引の種類≫
お彼岸のお供え物に使うのし紙は『結び切り』ののし紙です。

水引が中央で結んである両端が上方に向けてスカッと切ってある種類のものですね。

≪のし(熨斗)紙の水引の色≫
  • 黒白または双銀(東日本)
  • 黄白(西日本)
お彼岸のお供え物に使うのしは結び切りを使いましょう
ちなみに結び切りの意味する事は、『このような事は一度限りでいい、二度と起こらないように』との思いが込められています。


お彼岸ののしは結び切りを使いますが、のしの色は地域によって違いがあります。

基本的には訪問するお相手の住んでいる地域に合わせますが、それがちょっと曖昧でよく分からない場合には、思い切って直接聞いてみましょう。

目上の方にこのような慣習事を聞いてみるのは、何も恥ずかしいことではありませんよ^^

以外に皆さん、知っていそうで実は知らない方が多いものです。

わたしの経験上、それは間違いなく言える事です。

遠慮などご無用!思い切って目上の親戚や知人(物知りそうな方)に聞いてみましょう。

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のし紙の表書きの書き方

のし紙の表書きも、いろんな書き方を目にするので迷うところですよね。

実家や親戚などを訪れる場合の表書きは、【御供】または【御供物】と書きます。

また、喪中での四十九日の忌明け前ならば【御霊前】、忌明け後は【御仏前】または【御佛前】と書きます。

お寺のご住職へお渡しする場合は、【上】または【志】と書けばいいでしょう。

のし紙の水引の下には、渡す側の名前(自分または配偶者の名前)を書きましょう。

和菓子店やデパートなどでお供え物を購入する時に、「のし(熨斗)を付けてください」と頼めばサービスできれいに付けてもらえますよ^^

その時に、「のし紙は黒白(または黄白)の結び切りで、御供と書いてください」とハッキリ伝えることが大事です!

ほとんどのお店では、無料サービスとして対応してくれますから心配ご無用ですよ^^

私の経験上、この手のサービスで有料だったお店はありません。

実家や親戚を訪問する場合の表書きは、御供と書きます。

お彼岸のお供え物は何がいいのか?

基本的に、お供え物はまず『今は亡き故人』に召し上がっていただくものです。

なので、一番良いのは故人が好きだった物をお供えするのがベストなのです。

たとえば、大好物だった食べ物やお酒などですね^^

そして一方では、一度お供えしたものはその後に私たちが頂いてこそ供養となります。

これは実際にお寺のご住職にお聞きしたお話しですが、お供え物はただ仏前にお供えするだけでは片手落ちだそうです。

一番良いのは、故人が好きだった物をお供えする事です
一度お供えした品物をお下げして、今ここで(神様仏様に)生かされている家族がお供えを頂くことによって、ようやく故人も彼岸の地でお供えを食べられるのだそうです。

その根底には、あくまでもお彼岸の主役はお亡くなりになった故人でありご先祖様という深い感謝と慈悲の心があるのですね。

とても心にしみる素晴らしいお話しだと思います。

お彼岸のお供え【基本はぼたもち】

たしかに、お彼岸には何をお供え物にしたら良いのかとなれば、基本的には、お彼岸のお供え物は『おはぎ』か『ぼたもち』となります。

お彼岸が近づいてくると、スーパーなどにはおはぎが並んでいますよね。

でも、自分だけで、または自分の世帯だけでお墓参りをするのであれば何も問題ないですが、親戚などへ訪問する場合のお供え物として持参する場合には、お供えは何でもいいと言う訳にもいきませんね。

お彼岸の主役は、あくまでも故人でありご先祖様です。
仮にも、訪問される方々が皆さんぼたもちを持って来られるなら・・大変な量になってしまいます(汗)。

ぼたもちは食べごたえはあるし美味しいですが、その一方では日持ちはしませんし好き嫌いだってあります。

せっかくだからと無理してぼたもちを食べるなんて、せっかくのお供えに失礼と言うものです。

持参するお供え物は、ぼたもち以外で選ぶほうが相手様にも優しいかも知れませんね。

お供え物は個別包装で小分けでき日持ちする品物が良い
ちなみに、おはぎとぼたもちの違いってな~に?か知っていますか(笑)?

あらためて聞かれると・・よく分かりませんね。
↓  ↓  
≪お彼岸には「おはぎ」か「ぼたもち」か?その違いと由来を知ろう!≫

某国営放送のチ○ちゃんに怒られそうです(笑)。

お供えをお菓子にする場合の決まり事とは?

前述の考え方からいくならば、『故人が好きだったけれども、家族があまり食べられないもの』は、なるべく避けたほうがいいと言う事にもなります。

また、親戚が大勢が集まってお彼岸を過ごす場合には、お供えがたくさん集まる事になるので、少しずつ小分けして袋詰めなどしてから皆が持ち帰るような場合も多いです。

お供えのお菓子を選ぶ時のポイントは、
  1. 小分けしやすいように個別包装になっている品物

  2. 日持ちする品物
この二つに注意しながら、お供えを選んでみましょう。

お供えは小分けしやすいよう、個別包装が便利です。
また、遠方から訪ねる場合は、その地方の名産品や季節のフルーツなども喜んでもらえますよ^^

誰が食べても美味しい品物のほうが喜んで頂けますよね^^

小分けしないとしても、家族が少しずつ食べることを考慮するなら『日持ちする』というのが大前提になります。

気をつけた方がいいのは、「食べ物はいらない」というご家庭もあると言うこと!

たとえば、ご夫婦のうち相方がお亡くなりになり独居されている高齢の方だったりすると、「もうおやつはそんなに食べないよ」と言うことにもなりますよね。

こんな場合には、お彼岸のお供え物として持参する品物は、食べ物以外でも大丈夫です。

お線香や絵柄の入ったろうそく・花束などでも全く問題ありません。

受け取る故人のご家族のことを思い浮かべて、何がいちばん喜んで頂けるお供え物なのかを基準に品物を決めるのがよさそうですね♪

お線香や絵柄入りろうそく・花束などのお供えも良いです

令和初めてのお彼岸を確認してみよう

さてここで、お彼岸の基礎知識をササッとおさらいしておきましょう。

2019年、秋の彼岸の中日は9月23日(月・祝)になります。

お彼岸の期間は、春分の日か秋分の日(彼岸の中日)を真ん中にした合計7日間です。
 ↓  ↓ 
≪秋の彼岸2019年いつからいつまで?春と秋の彼岸の違いもスッキリ!≫


親戚や知人宅を訪問する予定のある方は、何時に行くか、お供え物やお花をどこで買うか、どのルートで行くか等々を計画しておくと万全ですね。

2019年秋の彼岸の中日は、9月23日になります。

お彼岸でお供えするお花の選び方は、下記の記事で詳しく説明しています!
 ↓  ↓ 
≪お彼岸のお供え花にはこんな決まりがあった!贈る場合も!≫

お彼岸のお参りは喪服ではなくても大丈夫なのは何となく知っていても、「本当は黒い服がいいの?」など、本当はどうなのかがよく分からない部分がありますよね。
 ↓  ↓
≪お彼岸のお供え花にはこんな決まりがあった!贈る場合も!≫


基本的には、お彼岸のお墓参りは普段着でOKです。

でも、きちんとしたほうが良さそうなお相手の場合には、できるだけ黒っぽい服で、足元もある程度きちんとしておいた方が無難です。

服装ごときで、義理実家と揉めたり嫌味を言われたりなどとの面倒なことは、なるべく避けたいものです。

念のために、黒のワンピースを準備しておきましょう。

お彼岸のお墓参りは、基本的に普段着で大丈夫です。

≪まとめ≫お彼岸のお供え【のし】の選び方と書き方

さて、お彼岸のお供えと『熨斗(のし)』についてお話ししてきましたが、きちんと調べてみると、そんなに堅苦しい決まり事ではないものですね^^

お相手や故人が好きだった食べ物や品物など、なるべく美味しいものとの配慮はもちろん大切なことです。

それ以上に、あれこれ選ぶやさしい気持ち自体が亡き故人へ向けての何よりもの感謝になるのだと思いました^^


今年のお彼岸は、こころのゆとりを持ちながら、両手を合わせて故人を偲ぶひとときにしたいものですね。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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