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お彼岸の【お供え花】選ぶポイントと贈る場合のマナーを徹底解説

      2019/09/18

春分の日や秋分の日と言えば、それはお彼岸の中日でもあります。

お彼岸にはお墓参りをして手を合わせ、そしてお仏壇にも手を合わせて、ご先祖様に心をはせる大事なひと時ですね^^


そんなお彼岸のお供え物として欠かせないのが、お仏壇とお墓にお供えするお花【お供え花】です。

年に2回しかないお彼岸ですから、きれいなお花でお供えしたものですよね。

そこで今回は、お彼岸のお供え花について大事なポイントを押さえながら、分かりやすく解説させていただきます!


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お彼岸にお供えするお花は2パターンある!

お彼岸は、自宅のお仏壇とお墓の両方をきちんと綺麗にして、お花や水・食べ物などお供え物を施し、お線香を焚いてご先祖様を供養する日本古来の大切な行事です。

お彼岸にお供えするお花には、

  • お墓用のお供え花
  • お仏壇用のお供え花
この2パターンがあります。

お墓参りに行く場合には、言うまでもなくお墓用のお花の用意が必要になりますが、お供えするお花をお贈りする場合には、お仏壇用のお花を贈ると言う事になります。

お供えするお花を贈る場合には、お仏壇用のお供え花を贈るように気を付けましょう^^


さて次からは、お墓用とお仏壇用、それぞれのパターンごとに気を付けるポイントを見て行きましょう。

お供えするお花を贈る場合はお仏壇用のお花を贈ります

お彼岸【お墓用のお供え花】どんな花が良いのか?

お墓にお供えする用のお花は、いわゆる【仏花】としてお花屋さんなどでも見かけます。

その多くは、菊がメインで白や黄色の入った花束になっています。

特別なルールや決まり事が無い地域や親族の場合には、お彼岸に故人の好きだったお花をお供えしても全く問題ありません。

ただ、毒(どく)や棘(とげ)のある花や、においの強いお花はダメです!

お彼岸のお供えには暗黙の決まり事があるので、それだけはしっかりと守るように気を付けながら選びましょう。

地域によっては、お供えする花の種類や色味に独自のルールがある場合もあります。

また、お墓までの移動距離がある場合は、お墓の近くの花屋さんでお供え花を購入する方が最適ですね^^

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また、お墓の花入れは大抵の場合2つペアになって設置されているので、購入するときは2つ分の花束を用意するのが無難です。

花入れ自体が細くてあまり大量に入らない場合も有り得ると思われます。

花束は、あまりたくさん持っていきすぎないようにボリュームに気を付けるのも重要なポイントですね^^


お供え花を長持ちさせるにはこうする!

お墓参りはそう頻繁に行けるものでもないので、できるだけお花が長持ちする工夫もしておきたいところですよね^^

その具体的なテクニックを、下記の動画でご紹介しています!


  • 【花入れの中は清潔に!】

  • お花入れの中は、相当汚れているものです。

    ブラシなどを使ってしっかりと洗い、花入れの中の汚れ(雑菌)を極力取り除いてあげましょう。

    お墓のすみずみまでキレイにしてあげる事、それが供養となるのです。

    春秋のお彼岸とお盆・故人の命日など、お墓を尋ねる機会は多くないですからね。


  • 【葉が水に浸からないように】

  • お花の下部の葉やツボミが水入れの中に浸かってしまうと、葉やツボミが腐りやすくなってしまいます。

    それに加えて、葉が腐ってしまい水が汚れる事で雑菌が繁殖するので要注意です!

    お花の茎だけが水入れに入るように、余計な部分は適宜カットして調整するようにしましょう。

    そんなちょっとした心遣いで、お供え花もお墓も喜んでくれるんです^^

    茎だけが水入れに入るよう余計な部分はカットしよう。
  • 【茎のカット部分を焼く】

  • 茎のカット部分をライター等で焦げる程度にあぶってあげることで、熱消毒効果で雑菌が減ります。

    その結果、お花が長持ちする効果が出てくるのです^^

    ライターなど火を取り扱う時は、風向きなどに気をつけて茎をあぶりましょう。


  • 【花入れに10円玉を投入】

  • 「えっ?なんで?」と思いましたか(笑)。

    これは、10円玉の銅によって水中の雑菌繁殖を抑える効果があるのです。

    思い切って(笑)、10円1枚をお花入れに入れてみて下さい。

    10円が、ご先祖様のために大活躍してくれます^^

    次回にお墓参りに来た時には、お花入れの中から10円玉を取り出す事もお忘れなく!
茎をあぶることで熱消毒効果が出て水中の雑菌が減ります
お墓は、今は亡き故人と代々のご先祖様の魂が眠っている厳かな場です。

出来る限りのことはやってあげて、お墓を出来るだけ長い間華やかに飾ってあげることで、私たちも清々しい気持ちになります。

さぞかし、ご先祖様も喜んでくださるに違い有りません。


お彼岸【仏壇用のお花】どんなお花がいいのか

お仏壇用のお供え花は、通常は白と淡い色で作る花束となります。

故人がお亡くなりになってから何年も経過している場合は、明るい色のお花でも大丈夫ですよ^^


いずれにせよ一番ベストなのは、故人の好きだったお花や、故人のイメージに合わせたお供え花にするのが良いですね。

また、お供え花を購入する場合の値段は5千円を目安に選びましょう。

故人の好きだったお花をお供え花にするのが良いのです
最近は通常の花束の他にも、色々な種類のものがあります。

中でも、プリザーブドフラワーやアレンジメントフラワーはおすすめです!

プリザーブドフラワーやアレンジメントフラワーは、あらかじめセッティングされた状態で売っているので、仏壇に飾るときにもそのまま置くだけで大丈夫なんですね。

これならば、花瓶の用意や水替えなどのお花の世話もいらないので、忙しい現代人にはピッタリかも知れません。


お年寄りの一人暮らしで、お花にあまり興味がないような方には、一般的なお供え花よりもこちらのほうが喜ばれると思います。

たとえば、ドーム(透明な容器)のついたアレンジメントフラワーならば、一切のお世話がいらないうえに永久に飾っておけるという魅力が大きいですね。


お花の種類はお墓の場合と同じように、毒や棘(どくやとげ)のある花・においの強いものはダメと一般的に言われてはいます。

ですが、例えば故人がバラ好きだったならば、ここでバラを無理に避けなくても大丈夫です。

避けるどころか、好きなお花をお供えしてもらったほうが、きっと故人もうれしいと思いますし喜んで下さいますよね^^

お供え花で、毒や棘のある花は避けるのが一般的です。

お彼岸にお花を贈る場合いつ送るのが正しい?

お墓参りには行けないけれどもお仏前にお供えしてください、とお花を贈る場合もあります。

お彼岸の期間は、春分の日(3月21日)または秋分の日(9月23日)を真ん中にしてその前後を数え、前後合わせて7日間(1週間)の期間があります。

2019年「春のお彼岸」は、3月18日(月)~3月24日(日)、【秋のお彼岸】は9月20日(金)~9月26日(木)です。

お彼岸に法要を行う場合には、その法要の前日に届くようにお花の配達を手配しましょう。

詳しくはコチラから!
 ↓  ↓
≪秋の彼岸2019年いつからいつまで?春と秋の彼岸の違いもスッキリ!≫

お供えを贈る場合は法要の前日に届くよう手配しましょう
法要の予定がない場合や、予定がよく分からない場合は、彼岸の入りの前日あたりに届くように手配するとカンペキです。

ただし、お花は生ものですから、お届け先が確実にお留守と分かっている場合には避けるのも大事です。

そのあたりもよく分からない時には、電話で確認してみる方が安心確実です^^


≪まとめ≫お彼岸の【お供え花】選ぶポイントとマナー

お彼岸にお供えするお花ひとつにしても、ちょっとした気遣い心遣いが大切な事が分かりました。

お花入れに10円玉を入れる裏技は以外でしたが、なるほどなあと言った生活の知恵ですね^^

お彼岸と言えば、『菊』『レンゲソウ』あたりが思い浮かぶところですが、故人が生前に好んでいたお花を飾っても大丈夫なんですね^^

今回の秋のお彼岸は、元号が令和になって初めてのお彼岸です。

日頃の感謝の気持ちを込めて、こころ穏やかに手を合わせる時間を大切にしたいと思いました。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました^^

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